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インフィニット・ストラトス《もう一つの第零世代型IS》

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第4話ついに発表!クラス代表!

一夏とセシリアの決闘から翌日の朝、SHRであり得ないこのが起きていた。

真耶「では、1年1組代表は織斑一夏君に決定です。あ、一繋がりでいい感じですね!」

山田先生は嬉々として喋っている。クラスの女子も大いに盛り上がっている。暗い顔をしているのは一夏だけであった。

一夏「先生、質問です」

真耶「はい、織斑くん」

一夏「俺は昨日の試合に負けたんですが、何でクラス代表になってるんでしょうか?」

真耶「それは…」

聖成&セシリア「俺【わたくし】が辞退したからだ…【ですわ!】」

セシリアはガタンと立ち上がり、早速腰に手を当てるポーズで言い、聖成は席についている状態で言った

一夏(なんで辞退したんだこの2人?セシリアに関しては、妙にテンションが高いというか上機嫌に見えるんだが、何故だ?)

一夏そう思っている中セシリアはこう言った

セシリア「まぁ、勝負はあなたの負けでしたが、しかしそれは考えてみれば当然のこと。なにせわたくしセシリア・オルコットが相手だったのですから。それは仕方ないことですわ」

一夏(くっ、反論できない)

聖成(あいつ、何言ってんだ…俺には勝てなかったくせに)

セシリア「それで、まぁ、わたくしも大人気なく怒ったことを反省しまして、一夏さんにクラス代表を譲ることにしましたわ。やはりIS操縦には実践が何よりの糧。クラス代表ともなれば戦いには事欠きませんもの」

一夏(ありがた迷惑だな…)

そう思っている一夏であった

女子1「いやぁ、セシリアわかってるね!」

女子2「そうだよねー。せっかく世界で唯一の男子がいるんだから、同じクラスになった以上持ち上げないとね!」

女子3「私たちは貴重な経験を積める。他のクラスの子に情報が売れる。一粒で二度おいしいね、織斑くんと外川君は」

一夏(人で勝手に商売するな〜!)

女子4「でも何で外川くんまで辞退したの?」

聖成「理由は単純だけど、俺は代表とか柄に合わないから辞退した」

それを言った聖成の後に、セシリアはこほんと咳払いをして、あごに手を当てるセシリア。

セシリア「私のように優秀かつエレガント、華麗にしてパーフェクトな人間がIS操縦教えて差し上げれば、それはみるみるうちに成長を遂げー」

セシリアが言いかけところに机をバン!と叩く音が響く。立ち上がったのは箒であった。

箒「あいにくだが、一夏の教官は足りている。私が、直接な頼まれたからな」

と言う。しかも【私が】を強調し、二人両者を睨み合っている
そのあと1組の生徒全員がISを装着する為のISスーツを来て整列していた。一夏も聖成もだ

千冬「これより、ISの基本実技訓練を開始する。オルコット、織斑、外川、ISを起動しろ」

千冬は生徒達を見回しながらそう言う。

セシリア「はい!」

一夏「は、はい!」

聖成「はい!」

セシリアと一夏と聖成は千冬の言われた通りにISを機動、装着した。

千冬「それでは3人共、飛行を開始しろ」

3人「「「はい!!」」」

そう言い3人は空へと舞い上がる。

3人は同時に飛び上がり、20メートルまで飛ぶとそこで停止した。

千冬「よし、下りて来い」

千冬の指示でセシリアは素早く下り立ったが一夏が制御に失敗、急降下して地面に突き刺さる。
聖成は気絶したかのように急降下し地面ギリギリで体制を直した
一夏は大きなクレーターをグラウンドにつくりその中心で顔を地面に埋めながらジタバタしていた。

千冬「外川、今後そのような急降下はよせ。それと織斑、誰が地面に穴を開けろと言った」

千冬は軽くため息を吐きながらヤレヤレと言わんばかりに一夏を見やる。

何とか一夏は地面とのキスシーンを終了させる。

一夏「す、すいません」

一夏は申し訳なさそうに千冬に謝罪した。

セシリア「一夏さん!! 大丈夫ですか!?」

セシリアはそう叫びながらISを解除し、一夏の所まで滑り下りる。

一夏「ああ、大丈夫……ん?一夏さん?」

セシリアは一夏の怪我を確認する。

セシリア「お怪我はございませんか? もしあるなら保健室に……」

箒「無用だ。IS装着時には滅多な事では怪我はしない」

そう言いながらセシリアと一夏の間に割ってはいる箒。

セシリア「あら、篠ノ之さん? クラスメイトを心配するのは当たり前ではなくて?」

セシリアは箒に割って入られた事にムッスとしながら箒に噛み付く。

箒「フン、相変わらずの猫被りだな?」

セシリア「あら? 鬼の顔を被っているよりは遥かにマシですわ」

そう言いながらお互い目線は派手な火花を散らしていた。

一夏(この2人ってこんなに仲が悪かったっけ?)

一夏はソレを見ながらある意味見当違いの事を考えていた。

千冬「いい加減、戯れるのは止めろ。馬鹿者共!」

聖成(ほ〜れ、言わんこっちゃない)

怒鳴られた2人に対して聖成は心ではそんなことを言っていた 
 

 
後書き
次回第5話一夏のセカンド幼馴染、登場!
 
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