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ヘタリア学園

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第五千四百四十五話  カシモドさん

第五千四百四十五話  カシモドさん
 ノートルダム寺院を観ながらです、ロシアはまたフランスに尋ねました。
「カシモドさんいないの?」
「あれは物語だからな」
 フランスはロシアに難しいお顔で答えました。
「モデルになった人はいたかもだけれどな」
「実際はどうなのかな」
「さっきそうした話をしたけれどな」
「わからないんだね」
「ああ、あの頃の俺はな」
 フランスはといいますと。
「確かに教会強かったしな」
「それで困ってたんだよね」
「それなりにな、ただ気になることは」
「何なの?」
「いや、作品の主人公背中が曲がってるだろ」
 このことについて言うフランスでした。
「このこと日本じゃ問題になってるみたいだな」
「所謂せむしだよね」
「その表現がな」
 それで映画のタイトルが何と英語版までが変更になってしまいました、フランスはこのことを疑問に思うのでした。


第五千四百四十五話   完


                        2016・2・24
 
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