ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。ページ下へ移動

< 前ページ次ページ > 目次

第五千三百五十一話　　声はかかったか

第五千三百五十一話　　声はかかったか
　イギリスは連合国の他の面々にそれぞれのクリスマスの前のことを聞きました。
「御前等誰かに誘われなかったのかよ」
「カナダやメキシコはスルーでキューバは来るなだったぞ」
「台湾も香港もマカオもクリスマスは僕は立ち入り禁止扱いある」
「バルト三国も姉さんもお断りだったよ。ベラルーシは誘ってくれたけれどね」
「そうか、俺もな」　
　イギリスはイギリスで。
「兄さん達からも総スルーだったな」
「俺なんかこうした時は変態になるから来るなだぞ」　
　フランスも同じでした。
「つまり連合国全員除け者かよ」
「これが俺達の人望か？」
　イギリスは完全に白目になっています。
「誰からもお断りかよ」
「道理で俺達五人揃ってる筈だな」
「ミクロネーションの連中でも集まって楽しくやってるってのにな」　
　この五人は、です。
「こんな有様かよ」
「何か集まっても余計に寒いな」　
　除け者の五人が集まってもです。あと一人いればおそ松さんになってしまいそうな状況に陥っています。

第五千三百五十一話　　　完

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１６・１・６

< 前ページ次ページ > 目次

ページ上へ戻る

全て感想を見る：感想一覧

ヘタリア学園

第五千三百五十一話 声はかかったか

第五千三百五十一話　　声はかかったか