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リリカルビィト~才牙と魔法が交わる物語~“改稿版”

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八十一話、ある日の会話“リメイク”

合宿中……トレーニングの中には雪合戦という名の実戦トレーニングや、休息と言う名のスキーという体力作りもあり、其々充実していたなのは達だが、現在なのは達は忙しく部屋と台所を行き来していた……

理由は……

「龍也、第六段焼き上がったから、コダマ達にクリスマスツリーのところまで運ばせて!」

「了解!」

「フェイトちゃん、生地伸ばしたから早く型取って!」

「わかった!」

「生地寝かせたやつ一時間たったよ~?」

「優衣ちゃん、部屋まで持ってって!」

「はーい」

……皆でジンジャークッキーを作っていた……

実はこの日、聖王教会のクリスマスツリーの飾り付けとしてジンジャークッキーを用意するのだが、すっかり其を忘れていたため急いで作っているのである……

ついでにその飾り付けのクッキーは子供たちがちゃっかり食べたりするとの事……

「……あ、そう言えばさ……」

「? 何? 龍也君?」

生地を作りながら龍也の言葉を聞くなのは達……

キッチンと部屋は繋がっているので聞こえるのだ

「ここの合宿終わったらスターライト学園に行くことになってんだけど、行くか?」

『…え?』

アリシア、絵流、優衣、そして木乃香以外の全員が龍也のこの言葉を聞いた途端、手を止めて龍也を凝視するのだった

●○●○

スターライト学園……

知る人ぞ知る名門アイドル養成校である
伝説のアイドルユニット・マスカレードのヒメであった光石織姫が学園長を務めている

中等部と高等部があり全寮制の女子学校女子校でもある。

授業は普通科目に加え、ダンスレッスンや体力強化だけでなく、茶道なども行われている
 
但し、入試一回で1000人受験しても、入学できるのは10人前後という狭き門である…
しかし、アニメを見ると結構生徒が多くいるように思うのは作者だけだろうか…?

又、年中行事も盛んに行われており、特にスターライトクイーンカップはイベントで最大の行事であり、中等部のトップを決める大会でもある…

そんな学校に龍也が行くのはある理由がある…

「その学校が建っている土地の気の流れを検査する必要があるんだ……」

「ほら、スターライト学園って上から見ると星形でしょ?あれって五行思想をヒントにしていて年に数回陰陽師が出向いて淀みが起きてたりしていないか確認に行ってるの」

龍也とアリシアの説明を聞き、納得するなのは達…

型を抜きながらなのが気になるが……

因みに勿論行くとのことなのでなのは達もスターライト学園を訪れることになった 
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