ヘタリア学園
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第五千二百五十九話 長い間一人で
第五千二百五十九話 長い間一人で
アイスランドは長い間ずっと自分だけが国家だと思っていました。ですがキリスト教の人が来て次第にでした。
「よお、いたっぺ」
「誰?」
「俺か?御前の親分だっぺよ」
こう言う国が来たのです。
「デンマークだっぺ」
「そう、デンマーク」
「御前の兄さんの親友だっぺ」
「兄さんって」
「ああ、ノルウェーだっぺよ」
自分から言うデンマークです。
「そいつが御前の兄さんだっぺ」
「僕に兄弟いたの」
「そうだっぺ、今度連れて来るっぺ」
「別にいいけど」
この場合は呼ばなくてもいいという意味でしたが。デンマークはこうした言葉は肯定と捉えるタイプでした。
「よし、連れて来るっぺ」
「そうなるの」
こうして兄弟の対面となるのでした、デンマークが来てから。
第五千二百五十九話 完
2015・11・20
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