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デュラララ!! cross,world≠異世界の狂者達の宴

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裏切りの紅

 
前書き
前回の続きです。
感想が聞きたいのでコメント下さい! 

 
 揺れる―――揺れる――揺れる―――街は揺れる。
 弾き出された結論は、導き出される結論は―――――kuro-ria
 その意味を知ったら彼等の価値観は変わる。今までの価値観は消え、別の価値観で世界を知るのだ。
 結果を知っても彼等は止まらず、過程を知っても彼等は足掻き続ける。
 絶対的な差を知っても彼等は挑むのだ。負けると解っても、彼等は挑み続ける。
 ――――何故、諦めない。
 ――――――何故、折れない。
 ――――――――何故、欲するんだ?
 動機も訳も理由さえ解らない。
 だから素晴らしい。理由なんて皆無だ、彼等は存在する事を否定せず自分の存在を肯定する。
 なら、理由なんて必要ねぇじゃん?

 愛されるのは当然だ。
 妖刀『罪歌』は愛される事を愛し合う事を普通と考える。
 その愛は重く儚い恋の様に…………刹那で愛おしい。
 愛される為の努力はしたか? 愛される側の気持ちを考えたか? お前は《本当》に愛されてるのか?
 その愛は詭弁だ、その愛は不吉だ、その愛は罰だ、その愛は勘違いだ。
 人間を愛せるなら、世界を愛せる筈だ。世界を愛せるなら自分も愛せる筈だ。
 愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。
 愛すよ。愛すわ。好きだ。好きよ。

 ――――――うるさい。

 ――――――――うるさい。うるさい。

 愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。

 ――――うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。

 ――――――うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。

 愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。愛。

 ――――うるさい…………うるさい……………………うるさい。

 言葉の連鎖は終わらない。
 終わる事を知らない連鎖を彼女は耐えた。
 耐えれば終わると思った、思い込んだ。
 でも、終わらなかった。終わらないのだ。
 その愛は終わらない。終わりを知らない愛の連鎖を少女は耐える―――耐える―――耐える。
 限界を超え、耐え続けた。
 耐えれば耐え続ければ《×××さん》―――《×××さん》は帰ってくる。
 信じた。
 信じた。信じた。
 信じた。信じた。信じた。
 信じた。信じた。信じた。信じた。
 信じた!信じた!信じた!信じた!信じた!

 ――――――私を…………助けて。

 その声は届かない。
 心の声は届かない。
 だから少女は心を棄てた。
 心さえ無ければ…………こんな感情は必要無い。
 私は救われない。救われないなら『×××』を受け入れるのだ。

 その瞬間、終わる事を知らない連鎖は終わった。
 耳元で囁かれる様な声は消えた。
 ……・・・・・・・;∴゜゜゜゜゜゛゛゛゛゛,,,,,,∵。。。。。。

 裏切りの夕焼けは池袋の街を照らし沈黙の闇を彩った。
 黒バイクは走る。走る。走る。走る。走る。走る。走る。
 池袋の街を走る。走る。走る。走る。走る。走る。走る。走る。
 都市伝説は生きる。
 夕焼けの街を走り続ける。
 そんな黒バイクの存在を青年は―――――――――

「あれさぁーさっきも見たけどダサくね?
 全身黒タイツの変態バイクマンだよぉ~俺なら全身黄金めっきのオシャレ感プンプンのタイツで駆け回るよ~。
 バイクもさぁー外見は良いよ。でもさぁ、全体黒はねぇわ~引くわ~ドン引きだわー」
 風評被害過ぎたろ!!
 ツッコミ役は…………居る訳ねぇよな。
 あぁー今なら解るよ。アイツの存在価値って奴をよ。
 ボケる奴がでしゃばってもツッコミ役が居ねぇと滑るよなぁ~新八…………お前って凄げぇよ。
 坂田 銀時は池袋の街を淡々と歩き現在の状況を知った。
 平常心、平常心だ…………俺は平常心を保ってる。
 あぁ、そうさ!おかしいのは世界だ!俺…じゃない俺じゃないんだ!
 アッは……..アハハハハアハハハハハ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「んな訳あるか!!!!!!」
 どうなってんだこりゃァ! 俺は一体全体....なんでこんな所にいんだ?
 落ち着け、冷静....冷静に考えよう。
「ねぇーママ、あそこに変な人が」
「誰が変な人だァ!!!!クソガキ!!!!!!世間の厳しさ教えたろか!!!!!!」
 案外冷静な坂田 銀時だった。





 最強の赤ん坊の一人 リボーンは死ぬ気弾の残弾数を確認する。
 赤ん坊のペット『レオン』の体内から精製される死ぬ気弾…………数は限られダメツナの死ぬ気モードの使用回数を考えると足りねぇ…………やっちまったな。
 ダメツナが死ぬ気モードを死ぬ気弾を使わず成れれば問題ねぇが………アイツの場合は感情が高ぶった時しか自分の意思じゃあ出切ねぇからな。
 まだまだ修行が足んねぇな。
 呆れ半分と賞賛半分のリボーンは珈琲店へ向かった。
 世界は違えど俺の好きな珈琲位有るだろう。
 赤ん坊は夜の池袋を歩む。
 歪んだ街を歪んだ眺め…………淡々と。



 ――――――起きろ、臨也。

 ――――――――んだよッ寝ぼけてんのか?

 ―――――さっさと支度しろよ、今日は渋谷駅前のファーストフード店で昼飯だ!

 ―――――――はぁ? ハンガーガは飽きた?

 ―――――――――さっさとぱぱっと食えて腹を満たせるサラリーマンの味方だぜ? 飽きるのは失礼だろ。

 ―――――――はいはい。解ってますよ、俺はサラリーマンじゃないですよ~。でもな、美味いじゃん。

 ―――――オッ、その辺は理解してるのね。なら、今日は俺の奢りだ! 腹一杯食ってけよ!

 ――――――なんだなんだー。その呆れた表情はー?俺は至って正常だぜ?

 ―――――ヤベッ!! そろそろ行かねぇと限定バーガー メテオ肉肉バーガーが売り切れちまう!!!

 ―――――――急げ!時間ねぇぞ!


 折原 臨也は「はぁ~」と呆れた溜息を零し目の前で全力疾走中の青年を追った。
 スローペースにマイペースに。
 ゆらりとゆっくりと歪んだ街を堪能しながら歩くのだった。

 それは数週間前の事だ。
 アイツは好物の血の色『赤』を探し求め、歪んだ街《池袋》を訪れた。
 最初は人込みを恐れた。
 でも、数日経てば慣れた。
 まだ、息苦しさを感じるが、当分すればその《人込み》すら慣れる筈だ。
 アイツはバイトを始めた。
 小さな小さな喫茶店。
 名前を『Route B』
 バイトを始め、数日経った頃だ。
 妙な服装の警官達がバイト中やってきた。
 アイツは慌てて身を隠し人間を装った。

 ――――――僕は、人間だ。

 ――――――――人間なんだ。

 ―――――――――――僕は! 人間なんだ!!!

 心の中でアイツは叫んだ。
 笑顔を絶やさず叫んだ。叫んだ。叫んだ。叫んだ。

 ――――――腹…………減った。

 衝撃が走った。

 ――――――――喰わせろ。喰わせろ。喰わせろ。喰わせろ。

 やめろ。やめろ。やめろ。やめろ。やめろ。やめろ。やめろ。

 ――――――――――我慢の限界だ。

 ―――――――喰わせろ、その肉を。

 やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。
 やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。

 ――――我慢するなよ。

 喰え!喰え!喰え!喰え!喰え!喰え!喰え!喰え!喰え!喰え!喰え!喰え!喰え!喰え!喰え!喰え!喰え!
 食べたい!喰いたい!貪りたい!齧りたい!噛み砕きたい!折りたい!舐めたい!割りたい!啜りたい!刳りたい!






 我慢は、体に毒だぜ?








 惨劇は繰り返される。
 血塗れの店内を彼は這いずり回る。
 奇妙な奇声を発しアイツは笑った。叫んだ。泣いた。鳴いた。喚いた。苦しんだ。

 もぉ、食べたくない。

 隻眼の喰種は懐からマスクを取り出し装着し。
 まるで自分の罪を縛る様に口元のチャックを閉じ店を去った。



『田中 太郎』 こんばんはー。

『葵』 こんばんはです~

『葵』 初めまして!本日から入りました葵です!

『葵』 よろしくお願いします!

『田中 太郎』 初めまして葵さん。歓迎するよ!

 ―――――――『罪歌』さんがログインしました。

『罪歌』 こんばんは。

『田中 太郎』 こんばんは罪歌さん。

『葵』 こんばんはです!&初めまして!

『罪歌』 はい、はじめまして。

 ―――――――『甘楽』さんがログインしました。

『甘楽』 やっほーこんばんは!皆のアイドル甘楽ちゃんでーす!

『田中 太郎』 ばんわーw 相変わらずテンション高いですね甘楽さんw

『甘楽』 テンション高いのと物知りなのが取り柄なのでw

『葵』 こんばんは!

『甘楽』 あれ? 新人さん?

『葵』 はい!葵です!よろしくお願いします!

『甘楽』 よろしく~歓迎するよ。

『甘楽』 歓迎となると甘楽ちゃんのキュンキュンライブで葵さんを萌え萌えぴょんぴょんさせちゃいますよ(*´ω`*)

『罪歌』 ごめんない。

『甘楽』えぇぇぇぇぇぇぇ!?

『田中 太郎』 ごめんない。

『甘楽』えッちょっと太郎さんも!?

『甘楽』普段なら「なんで罪歌さんが謝るんですかw」とか「罪歌さんが謝る必要なんてありませんよw」とか言ってるじゃないですか!?

『罪歌』 ごめんない。

『田中 太郎』 ごめんない。

 ――――――――『セットン』さんがログインしました。

『セットン』 ばんわー。

『セットン』 ………………。

『セットン』 ごめんない。

『甘楽』 セットンさんまで!?

『セットン』 すいません…………ノリで(๑>؂•̀๑)テヘペロ

『甘楽』 (๑>؂•̀๑)テヘペロって可愛いですね!もぉ、セットンさんたらー。

『セットン』 ごめんない。

『甘楽』 もぉ、やめてッ!!!!!!

『葵』 ʬʬʬʬʬʬ

『甘楽』 ちょっとお外走ってきま~す!

 ――――――――甘楽さんがログアウトしました。

『田中 太郎』…………ちょっと悪ノリが過ぎましたねw

『罪歌』 ごめんない。

『田中 太郎』 罪歌さんが謝る必要はありませんよw でも、ナイスです。

『セットン』 ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

『セットン』あ、葵さんすいません。自己紹介が遅れました。

『セットン』 セットンです、よろしくお願いします。

『葵』 こちらこそ自己紹介遅れました!

『葵』 葵です! よろしくお願いします!

『葵』 趣味は池袋巡り!好きな食べ物は寿司です!

『葵』 皆さん見る限りここのチャットに慣れてますね。結構、前から参加してるんですか?

『田中 太郎』ええ、僕は約二年前から。

『セットン』 私もそれくらいですかね。

『罪歌』 やっといちねんたったていどです、すいません。

 ―――――――――甘楽さんがログインしました。

『甘楽』 イヤッッホォォォオオォオウ!!

『甘楽』 町内半周してきました甘楽ちゃんで~す!

『甘楽』 私もここのチャットに参加し始めて二年位ですね。

『葵』 皆さん熟練なんですね!尊敬します!

『セットン』 別に尊敬される様な事ではw

『葵』 僕も皆さん位チャットを打てる様に頑張ります!

『葵』 まだまだ解らない事が多いので教えてくれると助かります!

『田中 太郎』 葵さんw 十分チャット打つの早いですよw

『罪歌』 早いです。

『葵』 そうですかw ありがとうございます!

『甘楽』 解らないが有ったら何でも言ってください(*´ω`*)

『甘楽』 私が手取り足取り教えてあげますヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆

『罪歌』 ごめんない。

『甘楽』 またこのパターン!?

『田中 太郎』 ごめんない。

『甘楽』 モォッ!! (´。・д人)シクシク…

『セットン』 ごめんない。

『甘楽』 (>'A`)>ウワァァ!! お外走ってきま~す!!

『葵』 (´つω・。)イッテラッシャーィ






 数時間前を遡る。

 如月はスマホからダラーズのチャットを確認していた。
 周囲の鏡で光は乱反射する。錯覚は反射する交差する…………違和感は疑問を与え、疑問は違和感を与えた。

『甘楽』 もぉ~私、足がパンパンですよ!

『罪歌』 ごめんない。

『甘楽』 ストップ!! 罪歌さん!

『甘楽』 私のターンを奪わないでッ!!

『セットン』 ごめ…………。

『甘楽』 待ってッえぇ!!

『葵』 まぁまぁ、そろそろやめましょうよw

『セットン』 …………なさい。

『セットン』 あッ…………

『甘楽』 …………私。

『甘楽』……私…………。

『葵』 あぁ~皆さんは知ってますか?

『田中 太郎』 何をです?

『甘楽』 スルーッ!? 私スルーですか!?

『葵』 最近、池袋の街で起こる不可解な事件ですよ!

『葵』 例えば平和島 静雄…………あ。

『葵』 皆さん、平和島 静雄って人物をご存知ですか?

『田中 太郎』 知ってますよ。池袋の街では有名ですからね。

『罪歌』 わたしもしってます。

『セットン』 えぇ、知ってますよ。

『葵』 なら話を続けますね。

『甘楽』 …………あの~私はスルーですか?

『葵』 平和島 静雄を倒した謎のトランクス少年…………。

『田中 太郎』 静雄さんを!?

『葵』 あれ? 静雄さん?

『葵』 もしかして平和島 静雄のお知り合いですか?

『田中 太郎』いえ、知り合いてっ程の間柄では…………。

『セットン』 葵さん。あまり太郎さんのプライバシーを詮索するのは…………マナー違反ですよ。

『葵』 すいません!? 別にそんなつもりでは!?

『葵』 ごめんない!! 太郎さん!!

『罪歌』 ごめんない。

『田中 太郎』 ヾノ≧∀≦)イエイエ!

『田中 太郎』 罪歌さんが謝る必要なんてありませんよw

『罪歌』 すいません。

『田中 太郎』 またまたw

『葵』 話を続けますね。

『葵』 その少年は真っ裸でトランクス一丁の変態だったそうです。

『甘楽』 知ってますよー。確か、露西亜寿司って変わった名前の寿司屋で喧嘩したんですよね。

『葵』 その通りです!

『葵』 お詳しいですね!

『甘楽』 (つ∀`*)っ))⌒☆きゃはは

 ―――――――『セットン』さんがログアウトしました。

 ―――――――『田中 太郎』さんがログアウトしました。

 ―――――――『葵』さんがログアウトしました。

 ―――――――『罪歌』さんがログアウトしました。

 ―――――――『甘楽』さんがログアウトしました。

 ネットワークが不安定です。






 その自体を異変と感じたのは裏切りの《夕焼け》を目撃した直後だった。

 裏切りの朝焼け。

 裏切りの紅。

 裏切りの流星。

 裏切りの曇天。

 裏切りの太陽。

 裏切りの――――――――――――――。



 最初の裏切りは《紅》だ。
 共有される。共有される。共有される。共有される。共有される。
 共存する。共存する。共存する。共存する。共存する。共存する。
 融合する。融合する。融合する。融合する。融合する。融合する。
 重なる。重なる。重なる。重なる。重なる。重なる。重なる。重なる。
 交わる。交わる。交わる。交わる。交わる。交わる。交わる。交わる。

 彼等は忘れた。
 忘れられた彼等の物語は受け継がれる。
 重なった物語は合わさった。
 知らず知らずの内に彼等は別の人生を歩んでいた。

 上条 当麻は不幸な高校生。

 沢田 綱吉は貧弱な中学生。

 坂田 銀時は借金取り兼ニート。

 ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは竜ヶ峰 帝人の通う高校の生徒に。

 眼帯の《喰種》は連続殺人犯に………………。

 最初感じた違和感は疑問は消えた。
 なら、慣れるのみ。彼等は《変わらない》人生を歩む。

「不幸だぁッ!!!!!!」

「眠い…………二度寝しよう」

「チェックメイト」

「遅刻!遅刻!遅刻!」

「殺したくない」


 同時刻、彼等は連動した。
 元凶は―――――――――――――。
「…………・・・・・・・・・・゜゜゜」
 笑う。笑う。笑う。笑う。笑う。笑う。笑う。笑う。笑う。笑う。
 望まれた。
 臨まれた。
 現れた。
 表れた。
「状況は最高だァ!」
 笑みを堪えられない。
 我慢できない。
 でも、駄目だ……・・・・・・・*.*.*.・・・´´´´´´物語は完成する!
 あぁ―――――俺は、僕は、私は、アタシは、ウチは!!!!!!

 さようなら、物語。

 またね、僕達の理想郷。





























 
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