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ヘタリア学園

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第五千二百十九話  そのロシアも

第五千二百十九話  そのロシアも
 ロシアは三国のところに来て言いました。
「僕の方は鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鳥、犬、猪だよ」
「私達と同じですね」
「そうあるな」
 日本と中国はロシアの言葉を聞いて頷きました。
「ロシアさんにしましても」
「そうあるな」
「君の好きな熊は入っていないんだな」
 アメリカはロシアに問い返しました。
「そうなんだな」
「それを言ったら君も鷲がないじゃない、と言ったけれど」
 言ってすぐに気付いたロシアでした。
「鳥だね」
「鶏だけれど鳥だぞ」
「それじゃあ虎は猫って言ってもいいかな」
 こうも思ったロシアでした。
「干支に猫はいないけれどね」
「そのお話は童話にもなっていますね」
 日本が言いました。 
 どうして干支に猫が入っていないのか、虎はいますが。このことは昔から日本等では言われていることです。


第五千二百十九話    完


                          2015・10・30
 
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