ヘタリア学園
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第五千二百十八話 スタンドすらも
第五千二百十八話 スタンドすらも
ロシアは自分のスタンドである冬将軍を魔物とカーネル=サンダースさん、それに怨念達に向けました。
ですがどれだけ寒くしても彼等は全く平気です、ロシアはその状況を見て大阪にいつものあどけない笑顔で言いました。
「甲子園の熱気の中にいつもいるからだね」
「寒さにも強いんですか」
「うん、だって甲子園の応援って凄いんだよね」
「いつもワールドカップ並ですわ」
それも本戦です。
「優勝がかかってるとそれこそ」
「その熱気の中にいつもいるからね」
だからだというのです。
「寒さにも強いんだ」
「うわ、そうなんですか」
「やっぱり僕も無理だったよ」
もうわかっているという言葉でした、ロシアの方も。
「僕の冬将軍はスタンドだけれど彼等もだね」
「阪神のスタンドですか」
「これは取り憑いているって言うべきだね」
スタンドはそう言っていいものですが魔物達は特にというのです。結局五国それぞれでは呪いを解けませんでした。
第五千二百十八話 完
2015・10・29
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