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その手で引き金を引け!!

作者:櫻木可憐
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第八話 A級ランク戦2

追う三輪、逃げる如月

如月はライトニングを撃つ訳には行かなかった。
トリオン消費量が計り知れない。
そして彼女の目的は

「これから先、このトリガーを使うスナイパーのために一回だけ実戦データが欲しかったから。」

である。
後に雨取と判明する。

如月は建物の中に入った。
狙撃を恐れてなら当然である。
三輪は迷った。

罠か?それともただ狙撃を恐れての行動か?
結果として三輪は中に入るしかなかった。
時間をかけて考えれば罠を作らせるだけ。
如月はライトニングを抱えたまま、三輪を見つめた。

「迷いがないわけではない・・・か」

「ふん、貴様の右腕をもらう!!」

三輪は鉛弾を喰らわせる。
それを左腕で受けるが、明らかにこれで彼女は動けない。
如月はもぐら爪で三輪の足をスコーピオンで刺す。

「・・・三輪くんは怒ると周り見ないでしょ?」

「・・・!?」

三輪の上に弧月が落ちてきた。
気づくのが遅すぎて頭から刺さる。
当然緊急脱出するはめになる。

「弧月に自分で鉛弾を当てたの。 建物に入ってすぐ、天井に刺したの。
外し方なんて簡単。
スコーピオンを建物の壁に通して、タイミングを見て弧月を外す為に天井を一部壊すだけ。
鉛弾つき弧月が刺さるかが問題だったけど」

「貴様!!」

「はい、緊急脱出」

~~~~

私は立ち上がれないまま、三輪の緊急脱出を見た。
弧月に鉛弾をつけたのは、落下速度をあげるため。
それにもし弧月が刺さる状態で落ちなかったとしても、鉛弾100kgがついていれば錘になる。
部屋に入ったのは狙撃対策と三輪が弧月を避けれないようにしたかったから。
上を見せないようにもぐら爪を使った理由もそれにあたる。
ただし・・・

「もう二度とあのライトニング撃たないから!!トリオンないし!!はぁ」

トリオン切れ。
掠り傷程度の一撃で緊急脱出するぐらいトリオンがない。
スコーピオンを伸ばしすぎたことも理由に入る。

「参った。米屋が風間さん放棄してこっち来たら死ぬし、奈良坂くんが壁越しスナイプしたら避けれないし。」

鉛弾を当てられた体を動かせない。
トリオンさえあれば迷わず切り落とした左腕。

「鉛弾、もし弧月で防いでいたら・・・」

この際の策もある。
うまくいけばあのときのように、三輪の弧月を折れた。

「まあ、今について考えるか・・・」

『きくっちー呼ぼうか?危ないよね?』

「いいよ、別に。それより風間さんは?」

『まだ交戦中・・・きくっちーとうってぃーが援護してる』

なるほど。狙撃手を残すと面倒だから、私が対処しなきゃ。
敵に点を取られず、点を取る方法。
その時・・・

「壁越しスナイプ!?」

変態か!?
まぁ、奈良坂は狙撃変態なのは知れたこと。
当真さんと相性バッチリ。当然奈良坂くんがう・・・
あれ、シールド?

「間に合いましたか!?」

「歌川くん!?」

驚きのご登場ですな・・・
 
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