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リリカルビィト~才牙と魔法が交わる物語~“改稿版”

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六十九話、任務(バベル&界護編)2

 
前書き
作者「…………。」
龍也「? どした? 作者?」
作者「いや、昨日から宮城で嵐のコンサートあったろ? 仕事場の駐車場に車停めてたら出られなくなってさ……」
なのは「た、大変だったね……」
フェイト「其ではどうぞ!」
 

 
「そう言えば、皆本?」

『? 何だ、薫』

決めポーズをしたまま薫は皆本に通信で質問する

「界護からの援護って誰が来るんだ?」

『あぁ、其は……』

皆本が答えようとした瞬間……

ーヴォン

チルドレン達の目の前にサイガ式の魔法陣が現れた

「!? この魔法陣って……」

紫穂が驚くと同時に、魔法陣から龍也と勝人が現れた

「すいません!遅くなりました……って何してんの?」

「……スーパー戦隊?」

決めポーズをしたままの皆を見て龍也と勝人はそう呟いた……

●○●○

「まずはどうなっているのかの確認だな…紫穂!」

「言われなくてもやってるわよ…」

気まずくなるような遭遇をした龍也達とチルドレンはさりげなく、ほんとにさりげなくお互い誤魔化しあって自己紹介を行ってから現状の確認の為、甲板に手を触れて情報を読み取ろうとする紫穂

「…故障は人為的に引き起こされるみたい…。 もしかして『普通の人々』の策略?」

「それってつまり…」

「私達を犯人扱いにしようということ?」

紫穂の言葉に葵とナオミは問う

「うん、恐らく……後……」

「? 後?」

龍也の発言

「……式神使いと天撃使いが其々一人にISを装着した女性を含めた武装者が数人いる」

『…………』

紫穂の言葉に全員が沈黙……

そして、

『はぁ!!?』

叫んだ

●○●○

「まずは、そいつらを先にやっつけた方がいいな……」

叫んだ後、先に落ち着いた龍也はそう言う

「確かに……そいつらがいたら此方の邪魔になってしまうからな……」

龍也の言葉に勝人も賛同する

「よし!じゃあさっさとそいつらをとっちめちまおうぜ!」

薫はやる気を出すが、龍也の冷静な判断がそれを止める

「待て、全員で行くと、取り逃がしたりするかもしれない。…俺と勝人の二人で行く。他の4人は待機だ」

「大丈夫なん?」

「問題ない、式神使いと天撃使いが相手なら戦い易いしね、何より……」

『何より?』

勝人の言葉に口を揃えるエスパー組

「実力が解らない俺は兎も角、龍也が負けると思うか?」

『あ、そっか』

納得するチルドレンとナオミ……

「お前ら、人をなんだと思っとる……?」(-_-#)

其に少し怒る龍也だった……

●○●○

紫穂が言うには天撃使いと式神使いは同じ場所に、ISを装着した女性を含めた武装者達は別の場所にいるとのことなので龍也と勝人の二人は別れて行動することにした

~勝人視点~

お、まさかの俺視点か

今俺は式神使いと天撃使いのペアのところに向かっているところだ……っといたな

機械の制御盤らしき物の前に、 サングラスを掛けた二人の男……

その近くには犬の縫いぐるみの様な式神もいる

あいつらだな

「なんだあのガキ?」

「もしかして、あれはバベルの特務エスパーじゃないか!?」

「何!? 好都合だな!俺達に攻撃してくるところさえ録れば、あとは編集してエスパーの仕業に出来る!!」

そう言って喜ぶ普通の人々……

しかも一人は右手を光らせている

いや、俺式神使いなんですけど……

「へっ!攻撃でもしてみろ、このクソガキが!」

「じゃあ、遠慮なく……やれ、コダマ」

ーザバァッ!!!! パキィン!!!!

「……は?」

すぐに片方の男を水コダマで包み、更に凍らせた

此が水術式、又は氷術式の利点……

水と氷の二つの術を操ることができるからこういう場面で役に立つ……

「し、式神使いだったのか!? やれ!!」

残った男が叫ぶと同時に犬の縫いぐるみの様な式神が襲いかかる……

あれ? てか一般人が何で式神を使えるんだ?

「(まぁいいか)ブリザード、やれ」

直ぐにビショップ・ザ・ブリザードで凍らせた

「…………」

其を見た男は「まだ死にたくない!」という顔で降参した

………………。








……弱っ!!

~勝人視点終わり~ 
 

 
後書き
勝人「其では感想、待ってます!」 
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