ヘタリア学園
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第五千百三十五話 ドイツでも出来ないこと
第五千百三十五話 ドイツでも出来ないこと
ドイツは皆のまとめ役です、それこそ枢軸メンバーだけでなくそこにあの連合メンバーを含めてもまとめられます。
ですがそのドイツでもです。
「あの話はまとめられなかった」
「日本と生徒会長の文化遺産の話だよな」
「そもそも文化遺産に文句をつけるなぞだ」
プロイセン妹に答えます。
「前代未聞だしな」
「会長の上司お互い支持し合うって言って土壇場で手の平返したりしてね」
「外交の常識が通用しない」
韓国には、というのです。
「それも一切だ」
「そんな相手だと兄貴でもだね」
「まとめられない」
難しい顔で言うドイツでした。
「流石にな」
「話が通じる相手はまとめられてもね」
「通じない相手は無理だ。それはそうと今俺を兄貴と呼んだが」
「だって兄貴もあたしの兄貴だからさ」
プロイセンとは相棒であり兄弟であるからです、それでプロイセン妹もドイツのことを兄貴と呼んだのです。
第五千百三十五話 完
2015・9・17
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