| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五千百十二話  生きていて

第五千百十二話  生きていて
 フランスも何百年、というか千年は生きていますがその間殆どです。
「敗戦の一つや二つな」
「はい、お兄様は国力はある筈ですが」
 妹さんが応えます。
「いつもイギリスさん、オーストリアさんを同時に相手にしていまして」
「挟み撃ちに遭いまくってたんだよ」 
 それでだったのです。
「ドイツやスペインとも揉めて」
「一対一でもな」 
 普仏戦争等は実質的にそうでした。
「負けてたな」
「勝率はお世辞にも」
「けれど幾ら何でも暗黒時代の阪神以下とか言うなよ」
 フランスも最近野球をしてきたので日本のこのチームのことを知っています。今年も肝心な時に負けています。
「あそこまで酷いか?」
「流石にと思いますが」
「ナポレオンは勝ってたぞ」
「最後の最後は負けましたが」
 ナポレオンにしてもそうでした。尚フランスが自信満々になった時は敗北フラグと言う人すらいます。


第五千百十二話   完


                     2015・9・4
 


 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧