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リリカルビィト~才牙と魔法が交わる物語~“改稿版”

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五十四話、一夏の相棒、蠢く陰謀……

 
前書き
作者「陰謀、隠謀……どっちが正しいんだ?」
皆「さぁ?」
龍也「其ではどうぞ」 

 
「…………」ソワソワ

「一夏、楽しみなのは解るけど落ち着けって」

聖王教会のデバイスルームに行く途中でソワソワしている一夏は龍也にそうたしなめられた

実は、前日「いっくんのデバイス出来たよ~」と束から龍也に連絡があり、その翌日が休みということで一夏と取りに来たのである

と、説明している内についた様である

「いらっしゃい。早速だけどはじめて大丈夫かな?テストとかもしたいし」

デバイスルームの扉を開けると束にそう言われた一夏は快く了承

直ぐに始めることになった

○●○●

一夏は早速デバイスを受け取り、部屋の中央に立つ

因みにデバイスのデザインは懐中時計……

しかも雷がデザインされたものだ

「其じゃあ、マスター認証始めるよ。その子にはまだ名前も無いから、いっくんが決めて上げてね」

「はい(あの名前しかないな)」

一夏はそう思いながらデバイスを起動する

[マスター認証開始]

懐中時計にデザインされた雷が点滅し、一夏の手を離れ浮かぶ

[マスター認証、織斑一夏。個体名、『ライトニング・ウィル』愛称ラウル]

「……ほう」

デバイス……ラウルの言葉に龍也はそう呟く

ライトニング・ウィル……直訳すると、"雷の意思"

一夏の今の戦いかたは龍也に教えてもらったのだから、当たり前といったら、当たり前だろう

[使用魔法は古代ベルカ、及びサイガ式の混合型、設定完了]

「ラウル、セットアップ」

[セットアップ]

一夏の言葉に男性の声が答えると同時にバリアジャケットが展開される

黒い半袖のアンダーシャツに左右の腰に薄いアーマーが付いた藍色のロングズボン 、白い半袖のジャケットを羽織り、両手両足には黒い手甲と脚甲が装着され腰の辺りに懐中時計が吊るされる

「似合うじゃないか」

「へへ、サンキュー」

龍也の言葉に照れる一夏

「うん、正常に作動してるね……戦闘テストはラウルを使いなれてからだね」

そう言いながらコンソールを操作する束

その後、束からデバイスを使う点での注意を聞き、龍也と一夏は帰って行った

「此れからよろしくな、ラウル」

[イエス、マイマスター]

●○●○

……同時刻……

薄暗い空間の広い一室。その部屋の中には沢山のコードがあり、そのコードの先には三つの医療ポットがある……

『忌々しい……』

一つのポットに繋がれたスピーカーから声が聞こえる……

『……何がだ?』

『言わずともわかるであろう…特騎士、九重龍也だ……』

其々別々のスピーカーから声が発せられる

『そうだ、やつのせいで"人造人間兵器作成計画"等の我々の計画を壊された……』

『しかも、此方に気付かれないようこっそりと……か』

『魔法だけでなく、天撃等誰でも操ることが出来るものも開発している……それも魔法よりも遥かに強力だ……』

先に言うが、天撃は誰でも出きる訳ではない

『仕方がない、あいつと仲が良い此方の人間を一人落とそう』

『―っ!? 高ランクの魔導師を捨てるというのか!?』

『当然だ。一人で済むなら安い』

『其に天撃を管理局員に広めれば戦力が強化する、一人いなくなっても問題なかろう』

『……そうか。済まない、そこまで考えていなかった』

『良い』

『……話が逸れたな。以上をもって奴に対する方針は決まった』

『『『全ては次元世界の平和の為に――』』』 
 

 
後書き
ラウル[其では感想待ってます!] 
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