ヘタリア学園
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第五千五十一話 どっちがどっちかで
第五千五十一話 どっちがどっちかで
追加戦士だった金と銀ですが。
チェコとスロバキアはどっちがどっちをやるかで言い合いはじめました。
「わたくしが金ですわ」
「いや、金は俺だよ」
「わたくしがメインではないのでして?」
「それを言ったら俺じゃない」
「予想していた展開ずらな」
ルーマニアは言い合う二人を見て呟きました。
「というかこの二人がいると絶対にこうなるずら」
「まあいいんじゃない?」
リーダーのブルガリアはそんな二人を見ても落ち着いています。落ち着いたうえでヨーグルトを食べています。
「すぐに収まるから」
「この二人の言い合いはいつもそうずらな」
「仲は悪くないから」
何しろずっと一緒にいた仲です、言い合いはしても。
「すぐに収まって後は穏やかに決まるよ」
「その時まで待てばいいずらな」
「そういうことでね」
実際に二人が言い合ったのはほんの少しの間ですぐに言い合いを止めてです。その後でちゃんとしたお話をして決めました。
第五千五十一話 完
2015・8・4
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