償い(逆行物)
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酒、飲み始めた後
前書き
テストやっと終わったー(°∀°)
結果は見なくてもわかります。テス勉してなかったから。
保健体育でこんな問題がありました。
Q.平成26年大相撲5月場所で優勝した力士はだれですか。
知るかボケェー!
今時の中高生は相撲なんか見ないよ!?
答えは知りません。
誰も自信を持った答えを書いていなかったから(記号で答える問題です)
…次回からはちゃんとテス勉しよ。
どうも、伊吹です。
今日のお話は予告どおり葛城さん(とサークル仲間)が酒に溺れます。
大学に酒なんか持ち込んでいいのかって?私に聞かないでくださいよ。
…普通に考えてダメですよ。
酒、飲み始めた後
葛城さんが加持さんを連れてきた数日後。
第2新東京市(長野県)には激しい雷雨が訪れていました。
[ゴロゴロ]
「嫌な天気ですね…」
「ええまったく、こっちの気分まで沈むわ」
シオフロントなら雨は降らないので調べないと今日が晴れか雨かわからない日もよくあったんですよ。
使徒戦の後、天井に大穴が開いてからは別でしたけど。雨が降ったらすぐ洪水になるから大変でした。
[ゴロゴロ……ドゥゴォォン!]
「ひっ(>_<)」
「どうしたの?…貴女もしかして雷が怖いの?」
うぅっ、あまり知られたくなかったのに…実は私雷が大の苦手なんです。恥ずかしいことながら。
こんな歳(精神年齢29歳)にもなって雷が怖いとか…ちよっとアレじゃないですか。
「恥ずかしがることないわ。人には誰でも怖いものがあるもの。私もそうだから」
先輩の怖いもの?髭グラサン(修正する気ゼロ)はまだ母親の職場の上司くらいの関係でしかないだろうし…一体なんなんだろう?
「…その話置いておいてミサトを捜しましょう」
そうだった今は葛城さんを捜していたんだ。
いや、何処にいるかの目安はついているんですけどね。
「今日は『特殊』に栽培したキノコを試す予定だったのに」
先輩…なんですか?手に持っているマ○オに出てくる食べるとビックなるやつの様に毒々しいキノコは。
なるほど、葛城さんを捜している理由は実験体にするためですか。
「先輩それ大きくなったりするキノコかなにかですか?」
「残念。巨大化できるキノコなんて今の技術じゃ不可能なの。これは『笑いダケ』よ」
ギャグマンガで定番のやつですね。いやー実物を見れるとは感動です。
「興味深々ね。マヤ、貴女食べてみる?」
「結構です」
先輩の目標が変わる前に葛城さんを捜さないと。
赤木印は効果は期待できるけど安全性に保証がない。食べたら最後どうなることやら…
でも葛城さんが生きてたってことは命に関わるほど危険ではないのかな。
「どうせここに居るわね」
「きっと、居ますね」
葛城さんがいるのは先輩の研究室かサークルの教室だ。
でも研究室には危険物が山の様に置いてあるのでここにいることの方が多い。
[コンコン]
「あれ?」
「…変ね。鍵が掛かってない」
普段なら誰か返事をくれるのに何も返ってこない。
いないなら鍵が掛かっているはずなのに。
「まぁいいわ。入りましょう」
嫌な予感がする。
[ガチャリ…]
「な、なんですかっ。この匂い」
扉を開けたアルコールの様な匂いが…まさかお酒!?
扉の先にあった光景は、ヒドいものだった。
机の上に乗った何本もの酒瓶にそれが落ちたのか床には粉々に砕けた酒瓶から中身が漏れ出している。
他にも大量のビールの缶。酒で濡れた資料の数々。横たわる屍(生きてます)
(これが濡れ場?)*違います
「なんなのよ…これは」
「リツクォー、マヤァーどふかしたノォーん♪」
視線の先には明らかに酔っぱらったオネエサンが、
この部屋をこんなことにした葛城ミサト容疑者。
「ミサト!?これはどういうことなの!」
「まーまーおちつひて」
舌が回ってない…完璧に出来上がってる。
何時間飲んでいたんですか?
「ふざけないで!ここは大学なn…ふがっ」
「赤木先輩!?」
口に思いっきり酒瓶を突っ込まれていますね。下手したら前歯が折れるところですよ。
…あのぉ、息できていないんじゃ。
[ドサッ]
あ、倒れた。
「マーヤァァァ♪」
げっ、こっちに来た!
「ちょっと葛城さん!私まだ未成年ですぅ!」
「ビールはお腹の洗濯ヨン♪」
駄目だ日本語が通じない…
まず部屋を出ないと、死者がでる!
[グィッ]
…あるぇー?体が動かないよー?
「あんた達、ヤーっておしまい!」
「「「「「アーラホーラサッサァァァ!」」」」」
うわぁー!死体(死んでません)が動いたぁ!
ちょっマジで動けないんですけどぉ!
逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ!
[ドサッ]
この後散々飲まされました。
今度生まれ変わったら、私は貝になりt…(ry)
…数分後、呼吸困難から脱した先輩が介護してくれてなんとか意識を取り戻しました。
葛城さん達は未成年に酒を飲ましたことと、校内に酒を持ち込んだことで大説教。まぁ、犯罪行為だから仕方ありませんね。教授や警察に訴えたら作戦部長が変わりそうだったから言ってません。
それから自重してくれたので良いんですけどね。お酒は初めてじゃないんで。
部屋が暫く酒臭くなったのが問題でしたけど。
あと、その次の日から『葛城先輩』と呼ぶことはなくなりました。
ーENDー
でもこの後(飲まされた後)誰にもばれなかったんですよ。奇跡的に。
この世界って少し方向がずれたぐらいなら未来が変わらないよう修正されているようですね。
変な方向へいかないようになっているのはありがたいです。
それならイレギュラーな私達がいても未来変わらないんじゃ…
キノコ?ああ、あれですか。もちろん葛城さん達には実験体になってもらいました♪
しかし、アレすごかったんですよ。流石、赤木印!って感じで。
もう、皆ゲラゲラ笑ってて…後で喉を痛めたそうなんですが。
あと中和液っぽいのを飲まないとなかなかおさまらなくて。
取り扱い説明書が必要のようです。
後書き
短いけど許してください。
因みに今回はミサトが悪者でしたけど別に作者がミサトを嫌っているわけではありません(むしろ好きです)
私は何故かレイやアスカに興味を持てなくて、別に嫌いという訳ではないんですが…
ミサトやリツコ、オペレータートリオが活躍する小説ばかり探していました。
この小説は、なるべくアンチ・ヘイト要素を含まないように書くので応援宜しくお願いします。
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