償い(逆行物)
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
学園生活?
前書き
今回は、いつもより少しだけ長いです(少しだけかよ)
前回同様文章が無茶苦茶で間違いだらけですが、暖かいめで見てください…
過去に戻ってきて2週間この間に色々なことが分かった。
一つ目は、私はA.T.フィールドが使えること。最初に聞いた時は、驚いたがレイの力を...神の力を一時的にとはいえ借りて逆行してきた身。A.T.フィールドが使えてもおかしくない。強度は、銃弾を弾く位らしいが正六角形の薄い光の壁ができ、目が赤くなる。NERVに感知されたら消されるので使わないけど。
二つ目は、この世界の人達は[レイ]が物事を運びやすいようにと、性格や、人間関係を変えたらしい(詳しくは、人物紹介にて)
三つ目は、サラから聞いたのだが私達の父は、葛城調査隊の副長だったらしい。これには驚いた。
前の世界、前世と言っておこう。そこでは、父は一般のサラリーマンだった。何故このようなことになったのか、サラに聞いてみると、
「私にも分からない。きっとこの世界を創った神(作者)の悪戯だと思う。」
「神の?でもサラも神様じゃない」
「私は、途中から神になった。でも、神(作者)は、地球ができる前から存在したの」
確かに人はリリス(神)の子、ならリリスにも母と呼べる存在がいたかもしれない。アダムに関しても同じだ。そうとなれば、神様は沢山いるのだろう。レイは、その内の一人に過ぎないのかもしれない・・・
ー学校が始まる前夜
「サラー学校の用意終わった?」
「えぇ」サラは前世と同じく必要最低限の言葉で返事をする。これまでもそうだったが、これじゃあまるで他人と接している様だ。
「ねぇサラ。今私達は、姉妹なのよ?貴女は私の監視役なのかもしれない。でも私は、サラと家族の様に接したいと思ってる。だからもっと家族らしい会話しましょ?」
「...分かったわ」少し顔を赤くして呟くサラ。
「ありがと。これからもよろしく。サラ」
「うん!ヨロシク、姉さん(ニコッ」
「えっ!」見た目は私に似ていても中身はレイだ。レイってこんな笑顔見せたことあったっけ?
「おかしかったかしら?紅い海での記憶と姉さんの表情を真似したのだけれど...」無表情に戻るサラ。
「 ううん!今の感じでいいわ」私が驚いてたのをどうやら勘違いしたようだった。
「そう...よかった!」また笑顔になるサラ。
ここから、サラ(レイ)の性格が変わっていくを(良い意味で?)を私は知らなかった。
ー翌日
「サラ~早く起きて」朝食の用意をしてからサラを起こしす。サラは低血圧で朝に弱いらしい(私もそうだけど...)
2、3分するとパジャマ姿のサラが眠そうに目を擦りたがらやって来た。
「...おはよう」
「おはよう。もうあまり時間ないから早くご飯食べて準備して」そう言うとサラはあくびをしながら席に着く。
まだ完全に目が覚めてないのかボーとした顔で朝食を食べている。
「そんなに朝が辛いならサラもシャワー浴びればいいのに」私も低血圧なので前世から朝にシャワーを浴びる習慣をつけている。
「嫌よ。そんな時間があるならまだ寝ていたいもの」ご馳走さまと言い自室に戻っていった。うーむ、シャワーを浴びるのと浴びないとでは、かなり違うと思うんだけど...
おっといけない私も用意を済まさないと。
しばらくすると、私服でリュックを背負ったサラが出てきた。(まだ制服は、復旧していない)
「準備できた?」
「うん、早く行きましょ(♪」サラがうきうきしている様に感じるのは気のせいだろう。
「ちょっと待ってもう少しで干し終わるから」ちなみに、家事は私が主にやっている。サラには、洗濯物を取り込んだりお風呂の掃除を頼んでいる。
「お待たせ。それじゃあ行きましょか」
「うん♪」そんなに学校が楽しみなのだろうか。
鍵が掛かっているか確かめて、
『いってきま~す』
家を出てから学校に着くまでサラはずっとスキップだった...(汗
ー学校
門をくぐると早速声を掛けられた。
「あっ!マヤにサラー」私達に気づいたポニーテールが印象的の娘が駆け寄ってきた。
この娘は海平ナゴミ、小学校時代からの友達だ。明るい性格でクラスのリーダー的存在の彼女は男女関係なく皆から好かれている。前世では、中学校卒業後から一度も会うことがなかった親友、懐かしい。涙が出てきそう。
「どうかしたの?マヤ」
「ううん。大丈夫よ。久しぶり。ナゴミ」
「そう?まぁいいや!久しぶりマヤ。それにサラも」
「久しぶり♪」ハートマークが付きそうな笑顔で返事を返すサラ。本当に中身はレイなのだろえか...(汗)
しばらく三人で話ていると徐々に人が集まってきた。皆懐かしい。過去の記憶と全く変わってない。あっ!やばいまた涙が...
しばらく皆でワイワイ喋っていると、
「あっ!もうこんな時間。教室に行かないと!」ナゴミが校庭の時計を指差しながら言った。今はりが指しているのは、8時22分、教室には25分までに入らないといけない。私達は急いで校舎に入っていく。一年の教室は四階なので二段飛ばしで階段をかけあがる。教室に着いが、先生はまだ来ていないようだ。時計をみると24分だった。ラッキー、ギリギリセーh...と思った矢先に[ガラガラ]教室の扉が開いた。
「こらっ!廊下や階段を走るなと言っていただろう!新学期早々ルールを破るな!」...ですよね。職員室はこの校舎の一階にあるので廊下や階段を走るとすぐにバレる。
このクラスの担任は人気がない。ルールや規則に関しては、学校一厳しいからだ。。先生は何か言おうとしたが始業式の時間が、迫っていたので軽い注意でおわった。過去の記憶で一番長い説教は確か四時間ぐらいあったと思う。自分達の為を思ってくれているから、こんなにしつこく言っているとは思うが、お説教は、何時間も聞いていて良い気分にはならない。
今日が始業式だったことに感謝。
ー体育館
やっと校長先生の長ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいお話が終わった。
居眠りしている生徒も結構いる。私の前にいるサラも夢の国にいる。
「ほら、サラ起きて。始業式もう終わるよ」サラの肩を揺する。
「うう~ん(ムニャムニャ」か、かわいい。しばらく見ていたいがそんな暇はない。
「サラ。早く起きないと先生が来るよ」さっきより強めに肩を揺する。
「ふぁ~...おはよう姉さん」やっと起きたようだ。
「おはよう。でも早くしないと『居眠り隊』に数えられるよ?」
「『居眠り隊』って?」
「そっか。サラは知らないのよね」そう言う私もついさっき思い出したばかりだけど...
~居眠り隊とは~
二週間の間、集会や授業で5回以上寝ている生徒を先生が放課後、体育館に集めて、話し合いをする会がある。(全学年)その時の面子が毎回同じ人ばかりなので、居眠り隊と皆から呼ばれている。
(『居眠り隊』か...懐かしいなぁ~。私は居眠りなんてしたこと無いけど。)
ー教室
「今日は、4時限までで、完全下校なので掃除が終わったらすぐに帰るように」
先生が今日の予定を皆につたえるが、喜ぶ生徒はいない。
今はまだセカンド・インパクトから3年しかたっておらず、このクラスには、両親が居ない子も多い。そのため、親戚に預けられている子もいるのだ。しかし、このご時世。好んでお金の掛かる学生を引き取る家庭は少ない。引き取っても放任することが多い。だから自分で生活費を稼ごうと親がいる居ない関わらず殆どの生徒はバイトをしている。私自身、前世は高校卒業までバイトを掛け持ちしていた。夏休みなどバイトがずっとあったので楽しい思い出なんて殆どない。
そんな暗い過去を思い出しながら、帰路につく。サラは、同じ掃除場所の男子がふざけていて長引くので先に帰っておいてと言われた。
「あっそうだ。夕飯の材料を買わないと」一旦足を止め、スーパーのある商店街に行く。
「キャッー引ったくりよ!」近くで女性の叫び声がきこえた。
(またか...)現在、世界各国で引ったくりや盗み、誘拐などの犯罪が多発している。日本も例外ではない。まあ、2001年に比べればかなりマシになってはいるが。
前なら自分には、関係ないと思い無視していたが、私が戻ってきたのは、未来を変えるため…
犯人であろう男がナイフを振り回しこちらに走ってきた。
「じゃまだ!どけっ!」周りの人達は、慌てて道の端に避ける。
(ナイフの使い方がまるでなってない)
NERVは特務機関なので対人訓練があった。苦手だったけど素人には負けない自身がある。
「どけー!」男がすぐ近くまで迫ってきた。避ける振りをして男の足に自分の足を引っ掻る。男は見事にバランスを崩し、『どしゃっ!』地面に滑り込むように倒れた。が、すぐ立ち上がる。
「この、ガキ!」かなりキレているようだ。此方に向けてナイフを振り回すが、所詮素人。人を傷つける事になれていない。隙を見て足払いをする。今度は後ろ向けに倒れた。・・・?
「」
「あれ?」動かない。頭を強く打って気絶した様だ。
「すごい!」気がつくと周りに人が集まっていた。中にはクラスメイトも何人かいる。
(しまった!周りの事忘れてた...)
「何事だー!」何人かの警察が走ってきた。皆は警察に注目する。
(...今だ!)
人の群れから抜け出し、近くの路地にはいる。幸い誰にも見られていないようだ。
「ふぅ~良かっt「良くないと思う」!」横から声を掛けられた。立っていたのは、サラ。
「な、なんだサラか、脅かさないでよ」はぁーとため息をつく。
「ごめんなさい。でも、良くないわ。あの中には、クラスメイトもいたのよ?」
「うっ...」確かにクラスの皆に私が犯人を倒した所を見られた。明日には、全校で話題になるだろう。もっと周りを
見ておけば良かった。
「まぁ、その事は後で考えるとしてもう帰りましょ」空を見ると暗くなりかけていた。
「うん...」
最近私よりサラの方が姉のように感じるんだけど...
ー自宅
買い物ができなかったので有り合わせで作った夕食をたべる。
「はぁ~」
「ため息ばかりされてたら美味しく感じないんだけど」不満そうに言うサラ。ちなみに【肉】が好きらしい。(今日は、しょうが焼き。
「ごめん…はぁ~」
明日どんな顔で学校に行くか。それを考えるだけでため息が出てくる。やめろって言われたってムリ。
「学校に行ってから考えれば良いじゃない」
「それもそうだけど、サラは考えたことある?学校でおとなしい女子がナイフを持った男に勝っているのを見て」
「そ、それは…(私なら引くわね)」
「皆引くに決まってるわよ」
私は前世で普段静かな女子が不良女子と喧嘩してたのを見たことがある。あの子は次の日いつもと同じ様に学校来ていたけどこんな気持ちになっていたのだろうか。
「でも、家に引きこもるわけにもいかないでしょ?」
「…」
「皆が皆、姉さんを白い目で見たりしないと思う」
「それは、そうかも知れないけど…」
「うじうじ悩む前に捨て身の努力よ」
「ん?それって葛城さんの名言のパクr「それじゃお風呂先にはいるから(汗」…」逃げたな。
でも、確かにサラの言う通りかもしれない。いつまでも悩んでいたって過去が変わるわけじゃない(1回出来たけど)
明日学校に行って皆に事情を説明しよう!(事情などないけど…)
「ん~!今日は、疲れた。お風呂入って早く寝よ」
後書き
中途半端に終わってすみません。
学園生活編は、そこまで長くしないつもりです。
なんか、マヤさんの性格が変わっていってる気がしますが、逆行の影響だと思っておいてください。
投稿方法を間違えて書き直しの途中に投稿してしまったのが多数ありましたが、小説書くの初めてなんで許してください。
ページ上へ戻る