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『ひとつ』

作者:零那
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『遠き天使』


ふとアナタを想う
私の事忘れて
幸せな日を過ごし
アナタの世界は廻る

曖昧な記憶を
抹消されてる事
解ってる

私は限りなく無力に
近い微力な事しか
積み重ねれない

私の記憶の中で
夢の中で
アナタと笑ってる

あんなにも泣いて
さよならをした
それでも
アナタの居ない日も
笑えてる私は
無神経じゃないかな

同じ世界で生きて
同じ空を見て
同じ月を見て
同じ太陽の光浴びて
私も見てた景色を
アナタも見てる

アナタを想う
私を忘れ
幸せな日を過ごし
アナタの世界は廻る

曖昧な記憶を
抹消されてる事
解ってる

それでも願う
アナタの世界が
明るく楽しく
廻るようにと...

 
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