とある3人のデート・ア・ライブ
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第六章 颶風の巫女
〜夏休み編〜第1話 帰ってきた自分の街
前書き
どうも、ラーフィです。
美九編と思いきや短編を挟んだりw3話程度で終わりますのでどうぞ楽しんで見てくれたらなぁと思います。
そういえばデート・ア・ライブの新たなゲームが出ますね!新キャラは凜緒だったかな?曖昧ですいません……
またその話もやろうかと思っておりますが……長くなりそうで怖い……。いや、頑張りますんで!w
ではでは〜
今は夏休み。
彼らーー上条、佐天、一方通行はお盆ということで一週間の学園都市への帰省が許された。
もちろん、精霊が出てくる可能性も否定はできなかったが……まあ、その時はその時で何とかすればいい話だ。
そんなカンジで3人は車に乗せられて、学園都市へと向かっていた。
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ーーー
ーー
ー
〜上条side〜
久しぶりに戻ってきた自分の寮が目の前にあった。
凜袮『ヘェ〜、ここが学園都市かぁ……変なロボットもいるし、不思議な街だね』
上条『そういや、凜袮はここに来るの初めてだっけ?』
凜袮『うん。できれば人間の姿でここに来たかったなぁ……』
上条『………そう言うなって。今更言っても仕方ないだろ?』
凜袮『そうだね。それより、自分の部屋に入らなくてもいいの?ここまで来たのに……』
上条『………上条さんは、あの暴食シスターからのお仕置きが怖くて部屋に近づけないのですよ』
凜袮『………それ、もうシスターさんじゃないよね?』
そんな会話を繰り広げながらも、階段を着々と登っていき、ついには自分の部屋の前まで来てしまった。
上条「(つーか、今思えばどうせお仕置きを食らうんだったら早めの方がいいよな?)」
そう思い、ゆっくりと目の前のドアを開ける。
上条「ただいまー……」
そこは、久しぶりの自分の家。家具の配置とかもほとんど変わっていなかった。
だがーー
ーーそこにインデックスはいなかった。
上条「…………あれ?」
ーーーー
ーーー
ーー
ー
一方通行は公園のベンチでだらっとしていた。
正直なところ、数日間だけ戻ってまた出かけるという行為をすれば、打ち止めが何を言いだすか分からないのでこうするしかないのだ。
なのでこの数日間は上条か浜面の家に泊まろう、そう決めていた。
一方「(………コーヒー買いに行くか)」
彼は、ゆっくりとベンチから立ち上がった。
ーーーー
ーーー
ーー
ー
佐天は久しぶりに自分の寮へと戻ったが、正直なところ寮にいても何も面白くない。一人暮らしなので仕方がないのだが。
そんなわけで彼女はあるところへ向かっていた。
もちろん、行き先は風紀委員第177支部。
御坂、白井、初春と久しぶりに会うために。
佐天は支部に着くなり勢いよくドアをバン!と開けた。
佐天「おっはようございまーす!」
だがーー
そこには誰もいなかった。
佐天「……………あれ?」
ーーーー
ーーー
ーー
ー
その頃。
イン「どれもこれも美味しそうだね!やっぱり日本という食文化は最高かも!」
ステイル「全く……あの子はいつまで食べるんだ?」
近くの飲食店で食事をしていた。
その頃。
打ち止め「わあぁ!このお洋服可愛い!ってミサカはミサカはワンピースを手に取りながら言ってみたり!」
黄泉川「お、可愛いじゃん。桔梗が買ってくれるって言ってるじゃんよ」
芳川「待って。どうしてそうなったの?」
黄泉川「番外個体は何かほしいものはあるじゃんか?」
芳川「………無視しないでくれる?」
番外個体「う〜ん……今のミサカには何もいらないかな〜」
黄泉川「そうか。なら打ち止め。さっさとその服買いに行くじゃんよ」
打ち止め「やったー!ってミサカはミサカは走りながら喜びを表してみたり!」
芳川「走ると危ないわよー!」
服屋で買い物をしていた。
その頃。
初春『白井さん、その角を右です!』
白井「了解ですの!」
風紀委員の仕事をこなしていた。
その頃。
御坂「チェイサー!」
御坂は自動販売機を蹴りつけていた。
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ーーー
ーー
ー
白井「全く……お姉様はいつまでそれをやるつもりで?」
御坂「んー?食われた1万円を返すぐらいの飲み物が出るまで」
白井「ハァ……そのような行為はやめてくださいまし。私たちも忙しいですのよ?」
御坂「ゴメンゴメン。じゃ、支部に戻ろっか」
白井「その前に初春と合流しないといけませんわ」
御坂「あ、そっか。クレープ屋に行ってる時にひったくりが起こったんだっけ」
白井「そうですの。恐らく初春はその場から動いてないかと。あと言い忘れていましたが、これは風紀委員の仕事ですの。お姉様は何で私と一緒にひったくり犯を追いかけたのですの?」
御坂「だって……暇だし」
白井「あ……申し訳ございませんの」
御坂「別にいいわよ。もう慣れたしね」
そう、普通なら白井が現場に赴き、初春がそれをサポート。その間御坂は佐天と話しているのがいつもの光景。
この前までは
新学期になって突然姿を消した佐天。
誰も事情知っている人物がいない。
中には死亡説を唱える人もいる。
3人の不安は晴れることはなかった。
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ーーー
ーー
ー
『三番部隊、用意できました』
『一番部隊、突入準備はできています』
『二番部隊、突入の許可を……ジェームス大佐!』
DEMインダストリー第二執行部の大佐相当官、ジェームスが顎に手を当て、ニヤリと笑った。
ジェームス「全軍……突入!」
遠く離れた秘密基地からジェームスは部下たちに命令を下した。
そして、
彼らの知らないところで、何かが起ころうとしていた。
後書き
短編のくせに戦闘シーンが入るというね
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