ハイスクールD×D大和の不死鳥
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28エンドレイヴ
俺はトリトンとの決着を付け今はいのり、真名とリアス達の支援に向かっている
「ヤマト、あれ……」
いのりが指さす方を見るとリアスを始め西側戦のメンバーが城の城壁前まで追いつめられていた
「ジュモウ、ゴーチャ、シュタイナー……あのでかいの知らない」
エンドレイヴにも名前が決まってるのか~
「あのでかいのはゲシュペンストって言うらしいわ」
それにしても数が多いなぁ~ざっと二百はいるぞ?
「向こうに行く前に数は減らしたいな、魔法でどのくらいやれる?」
「私だけなら一割、でも、三人なら三割は削れるよ?」
「私は一割も削れ無いかも」
三割削れればいいか、後はリアス達に合流してからでいいしな
「三人でやろう」
二人とも小さく頷き俺を真ん中に並ぶ
『『リク・ラク ラ・ラック ライラック………』』
『ラス・テル マ・スキル マギステル』
『『『契約に従い 我に従え 氷の女王
疾く来れ 静謐なる 千年氷原王国
咲き誇れ 終焉の白薔薇
千年氷華(アントス・パゲトゥ・キリオン・エトーン)!!』』』
周りのエンドレイヴが一瞬で凍り付くそれに追い討ちをかけるいのり
「エンドレイヴはこれくらでは終わらない」
そう言いいのりは『魔法の射手』でエンドレイヴを砕いた
「早くリアス達の支援に行かないとな」
一瞬だけどいのりが怖いと感じてしまった
俺達はリアス達の方に飛んでいく
◇
俺が合流できた時はリアス達はボロボロで服も隠しきれない状態だった
「遅くなった」
「ほんとですヤマト先輩」
「『ヒーローは遅れてくる』ってこういうこと言うのかな?」
「そうだと思ます、シャルロットさん」
「もう、遅いわよ」
姉さんと簪はなにやってるのかな?いまは、いいや
「皆は休んでてあとは俺がやるから」
そう言い皆を下がらせるが一人だけ俺のそばに来た
「私も戦います」
「無理はしないでね、白音」
「………はい」
俺と白音は左右に別れ次々とエンドレイヴを片付けて行く、だがそれも長くは続かないのは必然だった、俺はトリトンと白音はエンドレイヴを相手にして疲れきっているからだ
「白音大丈夫か?」
「ハァ…ハァ…ハァ…大丈夫です」
白音は限界だな、俺もそろそろヤバいな
『安心しろ我が主、もうじき二代目リインフォースと仲間がくる』
今の状況で増援は嬉しい限りだな
「ヤマト先輩、後ろ!」
注意をそらしてしまい、後ろにいるエンドレイヴに気づかなかった。
「しまっ………」
防御、回避は間に合わないしみんなからの支援は無理だな、疲れきってる状態ではフェニックスの能力は低下する、これ積んだしねえ?
「「「「ヤマト!」」」」
「ヤマトさん!」
俺は最悪の事態死を覚悟した
「ディバイン・バスター!」
目の前のエンドレイヴが吹き飛ばされ俺の瞳には空から降りてくる少女の背中がうつる
続く
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