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日本帝国ハ

作者:純華
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女将校誕生

 
前書き
外交官、天野成幸に璃空は将校へなるように命じた

璃空は嬉しそうに返事をした 

 
『今から、天凱璃空の将校任命式を行う。』

大日本帝国の外交官、天野成幸の声が初夏の東京に響き渡る。
庶民達は、ラジオから離れずに璃空の将校任命式を聞いていた。

『天凱璃空将校、舞台に上がられよ。』

舞台の上に上がると同時に成幸の顔を見た。
成幸の顔は璃空に声援を送っているような顔だった

軍学校で見た、表彰台とは似てもにつかない机に総理大臣の波之屋秋波がいた。
秋波とは、家族ぐるみでの交流があった。

『天凱璃空殿。今日から貴殿は大日本帝国軍の将校と命ずる。そして、貴殿は大日本帝国軍人として、しかとその命を大日本帝国に授けよ。』

秋波の威厳のある声で璃空を将校に命じた。
璃空は秋波の言った言葉に返答をした。

『ありがたきお言葉を。我、天凱璃空はこの命を大日本帝国に授ける。我等の日の本を明るく照らそうぞ。』

その言葉を聞いた庶民達の歓声が国会の外から聞こえた。

《天凱璃空将校、万歳!!》

《万歳!!》

『璃空、頑張りなさい。』

秋波の優しい一言に璃空は少女らしいにこやかな笑顔になった。

『だだいまより、天凱璃空の将校任命式を終わる。』

天野成幸の声が璃空の心に響いた 
 

 
後書き
将校任命式を終えた璃空の物語はこれから

第三話をお楽しみ 
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