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インフィニット・ストラトス~黒衣の創造神~

作者:黒鐡
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第4巻後編
  東京案内

昨夜は兄妹の枠を超えた行為をしてしまったが、まあいいやと思い朝になった。俺は早めに起きたらまだ眠っていた我が妹、まあ歳は2歳下だけど、いきなり弟から兄となってしまった。がまあこうなる事は分かっていた事だけど、俺は朝シャンを浴びてから朝食の準備を始めたのだった。そしてやっと起きた千冬は裸のままお風呂場へ向かった。行為をしてしまったのは覚えているし、身体での感覚は覚えているだろうからか匂いを消そうとシャワーを浴びたのだろうな。まあその考えは当たりだったけど、寝る前に浄化という神の力のお陰で匂いは消えているけど。そして出来上がった頃に、朝食も出来たときに普段着姿の千冬がいたが何やら赤くなっていた。

「どうした千冬?朝食出来たぞ」

「いや、何でもない。昨日の事を思い出してな、まああれが行為というのは良く分かった気がする」

「まあ初体験は俺っていうのも、複雑な気持ちになるかもしれんがもう過ぎた事だ。今後またそういう相談が生徒から来たら教えろよ?俺の部下たちが相談に乗ると言っていたから。早く食べた方がいい」

「うむ。今度はそうする、ではいただきます」

そして朝食を食べ終わったあとに、神姫たちを家で留守番となった。まあ久々に家にいるのも、良いと思ったからだ。それにハウスキーパーも神姫たちの事は知っている、元部下で記憶共有者だ。それで朝食を食べたあとに、千冬はIS学園に行ったので俺は片付けをしてから国連軍日本支部のところに行ったのだった。今日はナターシャを案内する約束があったので、着替えは量子変換機で普段着へと着替えたあとに車に乗ったのだった。そして基地に着いたところで、駐車場に車を置いたあとにカフェテリアに向かったけど。そこには響子と真夜に深夜がいたのだった。

「またせたか?」

『隊長、おはようございます!』

「おはよう一夏さん、今日はいい朝ね」

「ああ、ところで今日の護衛はこの3人なのか?」

「ええ。本当は私だけなんだけど、深夜と真夜もオフだから一緒に行きたいと言ってね。私たちはいいけど、隊長の許可出たらねと話していたらちょうど隊長が来たのよ」

「なるほどなー。同行するなら、構わんさ。それに男の護衛より同性の方が話しやすいだろうよ、というか準備はできてんだな、なら行くぞ」

とのことなので、俺らが駐車場に行く途中にゼロに言っといた。車種はそのままだけど、後部座席を3人座れるようにと。ここに来るときは後部座席がなかったからな、そして駐車場に着いたらさっそく乗る事となった。助手席にはナターシャが、後部座席には3人が乗ったけど。そして発進したのだった、最初はどこへ行きたいと言ったら最近新しく建ったタワーに行きたいと言ったので、そこに行く事になった。そこはホントはチケットはプレミアムなもんだけど、俺のコネを使ってタワーに上がる事ができた。3人もここに来るのは初めてだと言っていた。まあこのタワーの建設した企業は蒼い翼なのだから、俺が社長兼CEOをしているという事は部下でも数人という感じだ。

「ここは凄く高いのねー。ISからはこれより上だけど」

「まあ建設物といえば日本一かもしれんしな、それにISだとゆっくりと見れんだろうし」

「確かにIS装着中はこんな絶景をゆっくりなんて見れませんよねー。それに隊長・・・・じゃなくて一夏さんと出掛けるのはラッキーだと思います」

一瞬隊長と言いかけたが、今は名前で呼んでくれと頼んだ。今は任務中じゃないから、名前で呼ぶこと事態も珍しい事でもあるけど。まあこれからはこういうのもあるかもしれないからな。それにしても深夜も真夜も響子も私服センスはいいねー、それに俺がいなかったら絶対ナンパされると思うな。だけど今のご時世は女性優遇だから気の強く勘違いな女が多発している。まあ彼女ら3人はそんな性格ではないから、俺としてはいいんだけど。

「一夏さん、どうかされたんですか?」

「んー。いや何、この3人を連れてきて正解だったなと思って、それにナターシャもだけど私服センスいいなとね」

「まあ確かに、一夏さんが来る前に話してたんですけど、どこを回るか考えていました」

「出来ればナターシャが回りたいところがあれば、行きたいと思う。まあさすがに遠出は無理だけど、大阪とか沖縄とかな」

「一夏さん、行きますよ」

そろそろ展望デッキに行きたいのか、俺を呼んだ真夜たち。お前らの任務を忘れているんじゃないのかと考える感じではあったけど、まあこんな感じなら怪しまれないか。それに無謀な女とかも、近寄っても何か考えても無駄に終わるしな。展望デッキに行ったあとに1階に水族館があるらしいから、そこへ向かったけど。水族館から出たらちょうど昼だったから、近くのレストランを探した。ナターシャに聞いたら折角だから日本料理をとのリクエストだった。なので日本料理専門の高級料亭へと行った、そしたらナターシャに心配されたが、俺は平気だと言ってから入ったけど。

「へい、らっしゃい!おっ、これはこれはオーナー様ですかい。デートですかな?」

「何アホな事言ってないで、さっさと席を案内しろ。それとも何か問題でも?」

「い、いえ、問題はありませんよ。では4名様をご案内」

まあここは大企業蒼い翼の傘下の店だったから、店員も俺を見て一瞬社長名を言おうとしたが格好から察してくれた。そして席に着くと、お冷を飲んでからナターシャの食べたい日本料理を頼んだ。俺は別に普通通りだが、他の3人は何か居心地が悪いと言う感じだったが、今日はおごりだと言ったら頼んだのだった。

「ここって一夏さんの店なの?」

「店というよりオーナーという感じです、企業の社長をしていますから。まあそこではビジネスネームを使ってますからね、それにここの店員も一瞬ビジネスネームを言おうとしてたし」

「へえー。一夏さんって、何でもやっているのね。軍人に学生に会社員、もう何でも屋って感じね」

「まあ一夏は、何でも出来る超人みたいな感じですし」

「そうそう、おまけに料理や家事もできるから。夫にしたいくらいですよ」

「まあそうよねー。ところでここで食べたら次はどこへ回る?」

とまあ行きたいところをナターシャは考えていたが、その前に昼食だ。俺は親子丼にうどんというのだったけど、ナターシャは寿司とかだった。深夜たちのも来てから食べ始めた俺ら。そして食べ終わったあとに行きたいところを聞くとどうやら買い物をしたいと言い出した、日本の服屋でショッピングしたいと言ったのは深夜たちだったけど。まあナターシャも興味津々だから行くとする前にここの代金をブラックカードで払ってから、行ったけど。そこも俺の傘下会社のところだったけど、そこからは主に深夜たちが案内をしていたけど。どうやらよくここで買い物をするらしいとの事だ、まあ俺は見ていたけどその新作を着ては俺が評価する事となった。

「ふむ。これとこれで合せてみたらどうだ?」

「これかー。うん分かったよ、一夏」

「ナターシャのそれはこの色の方がいいんじゃねえの?」

「そうかな?じゃあ試着してみるよ、一夏さん」

「一夏ー、私のも見てよ」

「へいへい、とスマンな。この店を一時的に貸し切ってしまって」

「いえいえ。これくらいはどうもしませんよ、それに零社長がここに来ているとは知らされたくはありませんから」

「まあそうだな、あとそのビジネスネームで呼ぶな。今は織斑一夏だ」

「失礼しました」

と試着中にここの店長と話していたけど、ここも高級店の1つではある。それと新作の秋物とかもあったからか、しばらく時間はかかりそうだったけど。まあ女の買い物というのは、時間がかかるというのは知っている事だから。あとは勘違い女がいたら、俺に何かをやらされる気もあったからなのか。ここは化粧品や下着も取り扱っているから、化粧道具とかも気になっていたナターシャたちから向けた視線があったので無言の頷きで、待つこととなった。そして買い物に満足したナターシャたちは円満となっていた。

「織斑様、全品の額はこのようになります」

「ああ、これで払う。あと品物を国連軍日本支部に送っといてくれ、宛先は1つは宿舎のナターシャ・ファイルスにして残りはブラック・シャーク隊深夜・真夜・響子の名で送ってくれ」

「はい。では今からお送りしますので到着は今日の夕方となります、ありがとうございました。またお越しください」

そうして商品は車には入らないと知った俺は、いつもの宅配を頼んだ。しかも今日の夕方に届けてくれるとなると助かる、ナターシャは明日帰ってしまうからな。そしてショッピングを楽しんだナターシャたちは、次はカラオケに行きたいと言ったのでカラオケといえばあそこだなと思いとある聖地へと向かった。そしてカラオケ店に行き、また傘下のところかーと思いながらも、最新機種で歌ったのだった。俺も歌ったし、ナターシャの頼みでデュエットで歌ったけど。 
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