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『自分:第1章』

作者:零那
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『考え、思い、想い』

今日が終われば明日が在るなど当然の事では無い。
いつ何が起きるのか、いつ誰が逝くのか、それは本人ですら解らん。
予期せぬ事故や、己の不注意による事故。
自然の悪戯か自分の衝動か。
何者からかの魔の手か...
当然の如く、明日が在ると考えてたら人間は成長などしない。
そんな話をしてた。

それでも、明日に繋がる一歩を...
一歩が無理なら半歩でも進むしかないと。
己自身と向き合うことの難しさ。
弱さを受け止めた上での向上心。
悔しさという強さを武器にする技術...
成長したいと想う心の大切さ...

けれど、人間そんな上手くは生きられないという現実。
その現実を踏まえつつ、強く逞しく自分らしく、生き抜けていけたらなと...

優しさは強さから、
強さは弱さから、
弱さは優しさから、
そうして学んでいく。
決して、弱さが悪なんて事は無い。

どんな経験、人生にしろ、それは受け止めるしか道はない。
『人生自分次第』って良く聞く。
でもそれは違うよね。
過去も未来も、自分の選択。
でも、選択を与えられずに生きてきた、生きていくとしたら?
それはもう自分次第なんか言ったらおしまい。
自分次第でどうにでも変えれるってのは、贅沢な証拠。


理不尽な事が多い世の中で、素直に生きていくのは難しい。
純粋な子が、真っ直ぐな子が居なくなるのも、こんなに汚れた醜い世の中のせいだと...
世間全体、汚い政治や大人を恨み続けてきた。
どうにもならん。
労力、精神力の無駄遣いだと気付いたとき何とも言えん虚無感に襲われた。
仕方ない。
『諦めも肝心』だとかも良く聞く。
まさにそういうことなんだろうか...
とりとめもない、答えもない、そんな話を暫くしていた。
こんな風に、心の中頭の中を語ることは久し振り。
だからなのか、頭が痛くなり酔いも廻りはじめた。

 
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