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緋弾のアリア 真実の皇偵

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補佐武偵

 
前書き
前回の続きです。
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水無月 蒼太は特殊な能力の持ち主で有る。
遠山家のHSS Hの推理力 水無月の明鏡止水の使い手で皇偵で有る。
水無月家の人間だけが持つ特殊な能力 明鏡止水。
使い手の思考回路を組み換え戦闘に特化した自分に入れ替える最恐の能力だ。
明鏡止水発動中は髪と目の色が蒼に変わり絶対的な力と絶対的眼が一時的に手に入る。

武偵の最高ランクはSSランクだ。
非公開ランクでRランクも存在するが順番はF→E→D→C→B→A→S→R→SSが武偵ランク順。
皇偵は武偵ランクで表すとSSS「ZARD」
武偵の最高ランクはSS「SP」
武偵最高ランクSPの役割は皇偵の守護&護衛だ。
絶対的実力を持つ人間には最高の実力を持つ人間を相棒には最高の実力を持つ人間には絶対的実力を持つ人間に

「久しぶりだね。
皇偵 蒼太」

眼を疑う現実が俺の時を止めた。

「え、ほ、ホームズ!?」

玄関の前に俺の曽祖父 シャーロック・ホームズは立っていた。
俺が東京武偵転校と同時期に海外に消えたホームズが今、俺の目の前に!?

「相変わらず元気そうで安心したよ」

「元気だけど元気だけどもホームズ!!
今迄、何処に居たんだよ!!」

「アメリカとフランスをローテーションで」

え、ホームズさん?
急に海外に用事が有ると言って消えたと思ったらアメリカとフランスをローテーション?
意味不明、納得出来る回答を望む!

「む〜ん?」

ホームズの背後から声が聞こえた。
声からして女の子だ。

「今日は君に会わせたい女の子がいるんだ。
さ、隠れてないで出ておいで」

そう言われてホームズの背後から女の子が現れる。
モゾモゾとモゾモゾと緊張してるのかモジモジと何者だ?

「自己紹介」

ホームズは背後の女の子の背中を軽く押し前に出す。

「は、初めまして皇偵!
私、皐月 カナメと申します!」

堅い自己紹介が俺の耳に届く。
そして俺の脳裏に変な考えが浮かぶ。

「ま・さ・か!
ホームズ!!」

「な、なにかな?」

「恋人とか言うつもりじゃないよな!!」

以前も似たシチュエーションが俺の思考回路を狂わせる。
見た目イケメンで20代前半で中身100歳以上のホームズなら有り得る!
彼女は私の恋人だ(笑)とか言っても不思議じゃない!

「こ、恋人!?」

その単語に自己紹介しかばかりの皐月 カナメは顔が真っ赤にアタフタオドオドし始めた。
カナメの反応から見て恋人、ではないようだ。

「彼女は君の補佐を務める武偵 SPだ」

「俺の補佐?」

「皇偵の仕事を手伝う優秀な補佐武装探偵だよ」

急に現れて急に俺の補佐を紹介?
え、待って補佐とか自分で決めるもんじゃないの?

「皇偵の補佐に必要な資格は武偵ランクがSSが絶対条件だからね。
探すのに苦労したよ」

「み、未熟者で、ですが。
よ、宜しくお願いしまつる!!」

緊張し過ぎて言葉が変になってる。
見た感じ一般人に見えるけどSSランク?

「時間がないから率直に皇偵として聞いてもらいたい」

「皇偵として?」

「聖剣 ZEROの調査を依頼したい」
 
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