人やエルフや獣人などが暮らす世界では当たり前のように魔法が使われたり剣や弓矢で争いをする。
その世界では魔法が使えるのが当たり前なのだが、極稀に全く魔法が使えない者が生まれることがあった。彼らは忌子や呪い子として不気味がられ蔑まれ、差別されて生きていくものがほとんである。
そんな世界で暮らす化野衒は異世界人であり、彼もまた魔法が使えない。
しかし、彼はその世界で流されることなく生きていく。
持ち前のポジティブな思考と捻くれた価値観によって世界と対峙する。
「そこまですごいことはしないよ。明日の昼飯を食べるためだけに生きているだけだし。」
そんな彼の英雄譚ではなく異形譚。
「あ、言い忘れてたけど、職業は殺人鬼、副業として傭兵をやってるから。」
ナイフが閃くふぁんたじー。
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