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怨時空

作者:ミジンコ


 主人公、桜庭は広告代理店に勤めるサラリーマンだが、妻がブティックを経営しているおかげで、ゆとりある生活を満喫している。とはえ、会社の経営がおもわしくなく、一人一社の新規開拓が求められ、これまで封印してきた交友を復活させることにした。悪友、中条翔は大手自動車会社の総務部長である。
 その日、秘書に促され総務部長室のドアを開けて中条に微笑みかけると、中条の顔が一瞬にして歪んだ。そしてうわずるような声を漏らした。「お前は、死んだはずだ。な、な、何故……」と。 後じさりする中条に、桜庭は声をかけるが、恐れるばかりで、あろうことか、窓によじ登り身を投げて自殺してしまう。
 桜庭は中条の葬儀に参列したのだが、若後家、香子の姿に心を奪われてしまう。その後、偶然の機会に恵まれ香子と懇ろになるのだが、妻の存在が重くのし掛かってくる。
 じゃまな存在になった妻を離婚しようと画策するのだが、妻もまけてはいない。次第に追いつめられてゆく桜庭。そして、その確執が妻殺しを決意するに至る契機となる。
 マルチ投稿です。すみません。



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タイトル更新日時
第一章 悪友 2013年 06月 29日 06時 35分 
第二章 疑惑 2013年 06月 29日 06時 54分 
第三章 暗い過去 2013年 06月 29日 06時 55分 
第四章 決意 2013年 06月 29日 06時 56分 
第五章 妻の自殺 2013年 06月 29日 06時 57分 
第六章 復讐 2013年 06月 29日 06時 58分 

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