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冥王来訪の感想一覧
「冥王来訪」の感想
2025年 05月 23日 10時 09分
コメント
自動車化歩兵は突撃大隊と遂行して縦深作戦の基礎になるますが?
作者からの返信
2025年 05月 23日 12時 07分
>突撃大隊
もしかして、囚人懲罰大隊ですか?シュトラフバト。Штрафбат。
ロシアでは帝政時代以前から囚人兵の活用が一般的で、その事は既に外国まで伝わっていました。
フランスで出されたジュール・ベルヌの冒険小説、『皇帝の密使』(原題:”Michel Strogoff ”)では、タタール人の反乱軍に対して、政治犯からなる特別囚人部隊を結成して、イルクーツクの防衛戦に部隊を投入する場面が描かれています。
ソ連軍は1919年の時点ですでに懲罰大隊を組織していました。
ソ連の場合、特異なのは囚人部隊が平時の軍事編成でも存在し続けたことです。
1942年7月28日の命令第227号で、囚人部隊が正式に組織されたことにはなっていますが、それ以前から囚人部隊は戦争に投入されていました。
ロシアの研究者によると少なくとも427,910人の囚人が従軍し、このうち170,298人が戦死傷による損失を受けたそうです。
(別な資料だと97万5千人の囚人がグラーグより軍に移送されたとの記述があります。
実数はもっと多いでしょう)
通常の部隊の3倍から6倍の損失を受けたとの研究結果もあります。
懲罰大隊に女性はおらず、女性兵士は懲罰を受けるために後方に移送されたそうです。
また医師や衛生兵はおらず、負傷者が出ると医療大隊や近隣部隊から衛生兵や看護婦が派遣されたそうです。
また刑事犯が中心で、政治犯はごくまれに囚人部隊に入ったそうです。
政治犯を経て、囚人部隊勤務をし、ソ連邦英雄になった人物も少なからずいます。
>自動車化歩兵は突撃大隊と遂行して縦深作戦の基礎になるますが?
ウクライナ戦争に関して言えば、ロシア軍は人命の犠牲をいとわない突撃大隊を組織して、小規模な波状攻撃を繰り返す戦術に変更したようですね。
ソ連型の砲兵火力で敵の陣地を徹底的に破壊した上で、装甲車両が主体の「自動車化部隊」が突っ込んでいく戦術は、将校や正規兵の損失の多さから頻度が減ったそうです。
2025年 05月 23日 10時 09分