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魔法少女リリカルなのは~八神 颯介 第一次次元戦争編~

作者:金林檎
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第②話 戦闘

エリオは自分の部隊の人達に挨拶を終えて起動六課に向かっている

エリオ「ねぇ、ストラーダ隊長さん達に渡すのはこれでいいと思う?」

エリオが言っているのは最近ミットチルダで有名な洋菓子屋のケーキなのたが余り自信がない

ストラーダ『大丈夫ですよデバイスの私でさえ食べたいと思わせるのですからきっと大丈夫です!!」

エリオ「そうか…それは良かったよ」

エリオは安心し歩みを進める…そして自動販売機から飲み物を取りだし飲んでいると近くのビルから爆発音が聞こえる

エリオ「ストラーダ!!地上本部に繋いでくれ!!」

エリオは走りながらストラーダに指示をしストラーダは真っ先に地上本部に繋ぐ

エリオ「此方八神 エリオ!!状況を聞きたい!!」

モブ『先程近くのショッピングモールでガチェットと思わしき大群が暴れているとのことです』

エリオは速度を上げながら市街地飛行許可を取る

モブ『許可申請完了しました何時でもどうぞ」

エリオはありがとうと言い通信を切り時計になっているストラーダに話しかける

エリオ「ストラーダ、いきなりだけど頼むよ!!」

ストラーダ『大丈夫です、それが私の仕事ですから』

エリオ「そうか…ストラーダ!!セットアップ!!」

エリオの言葉でストラーダはバリアジャケットとデバイスを生成する

エリオのバリアジャケットは黒のシャツに白い着物を羽織っていて後ろには四と書かれている

背中には一方は白銀の槍でもう一方は漆黒の槍を持っていた

エリオ「ストラーダ、ガチェットの数は!!」

ショッピングモール付近に到着しストラーダに地上本部から送られたデータを聞く

ストラーダ『軽く100は越えます』

エリオ「避難勧告は!!取り残された人は居るか!!」

エリオの言葉にストラーダは広域サーチを行い取り残された人を探す

ストラーダ『避難勧告は発令しています、取り残された人を居ません』

ストラーダの言葉に安心しガチェットの元に急ぐ

エリオ「増援は何れくらいで何れくらいで着きそう」

ストラーダ『今、起動六課が増援に来るそうです良くて十分は掛かると』

エリオ「そうか…」

エリオはガチェットの大群の前に現れストラーダを強く握り締める

エリオ「それじゃあそれまで時間稼ぎといこうか」

その頃起動六課は

フォワード陣と隊長陣はヘリに乗ってガチェットの大群の場所へ向かっている

スバル「ショッピングモールにガチェットの大群が現れたんですか!!」

フォワード陣のスターズ隊の前衛 スバル ナカジマはなのは達に伝えられた状況に声を荒げる

なのは「うん、だから空の掃除は私達がやるからフォワード陣は地上をお願いね」

この状況にスターズ隊の後衛 ティアナ ランスターがなのはに質問する

ティアナ「地上本部からの増援はどうなってるんですか?」

ティアナの質問に答えるためになのははあらかじめ設置しておいたサーチャーの映像をヘリの中心に出す

ヴィータ「はぁ!!」

ヴィータはエリオがガチェットの大群と戦っている映像に間抜けた声がでる

戻りエリオ

エリオはガチェットと大群を槍で応戦するも流石に限界を越えていた

エリオ「ストラーダ、プラズマボルテックスの術式の準備をしてこれじゃあ応援が来る前にやられちゃうからさ!!」

エリオはガチェットと応戦しつつストラーダに広域魔法の術式の準備を始めさせる

ストラーダ『了解しました、三分の時間を下さい』

ストラーダはそう言って術式の準備を始める

エリオ「さぁてと、やりますか!!」

エリオは今まで1つの槍だけを使っていたがもう一方の槍を抜きガチェットに突っ込む

エリオ「八神槍武流 二式 貫通!!」

エリオは漆黒の槍 ワーストをガチェットの大群に投げる

エリオ「魔糸!!」

エリオはワーストに魔力で作った糸を巻き付け自分で操作する

エリオ「Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ!!」

エリオは魔糸で槍を操作し十体のガチェットを破壊すると槍を自分の手に戻す

エリオ「ストラーダ、術式の準備は?」

ストラーダ『完了しています』

エリオは術式を起動する…それはミット式の様な円型でもベルカ式の様な三角型でもない――剣十字型だった

エリオ「ストラーダ…バレル展開!!」

ストラーダ『yes』

エリオは右手をガチェットの大群に向けてストラーダは右手に五重の広域魔法のバレルを展開した

エリオ「大気に漂う数多の雷精たち…我が知と力の元に…汝の大いなる稲妻の裁きを…」

エリオの右手にバチバチと鳴り続けている雷光の砲弾が発射されようとしている

エリオ「電乱撃魔法プラズマボルテックス!!」

エリオの右手から発射される砲弾は大量のシューターとなって正確にガチェットの大群を破壊する

エリオ「はぁー…はぁー…はぁー…疲れた頭が割れそうだ」

エリオは大量のシューターの全てマルチタスクを使い操作した為頭の疲労が酷いのだ

ストラーダ『全くですいくらあの数でも他の魔法を使えばよかったじゃないですか!!プラズマボルテックスなんて頭の疲労を考えないで使わない!!』

ストラーダからの有難い説教を受けていると空から人が降ってくる

エリオ「ストラーダ、あれは起動六課の人達?」

ストラーダ『そうですね全くもって遅すぎますね!!』

起動六課のフォワード陣と隊長陣はエリオに近づく

エリオ「あっスミマセン…もう終わりましたよ」

スバル「これだけの量をスゴイ…」

スバルはエリオが倒したガチェットの数に開いた口が塞がらない

エリオ「まだ自己紹介がまだでしたね…本日付けで起動六課に出向しました…八神 エリオ執務官です!!」

 
 

 
後書き
次回予告

起動六課メンバーとフォーストコンタクトを終えたエリオ、起動六課の戦闘狂(バトルジャンキー)がエリオに刃を向ける

次回 模擬戦 
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