| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

『自分:第1章』

作者:零那
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

『養子縁組』

再婚する時に、父さんと正式に離婚してたのも衝撃やったけど...
養子...
父さんとの唯一の繋がりがある名字が無くなるのが辛かった。

でも、父さん本人が『子供達を守る為に』って、名字を再婚相手と同じにしろって言うたらしい。

今となっては、それすら、事実かどうかも解らんけど...
憶測では、組関係で何か下手うったかなんかで捜されてるからとか?


でも、あのオッサンと同じ名字なるってだけで拒絶反応。
虐待されよる時ですら、触れられる瞬間が耐えれんかった。

そんな奴の名字になるとか本気で嫌がった。
そりゃもう子供らしく泣きながら拒否った。
その態度で更にオッサンからの虐待が度を超した。
零那は自分で自分の首を絞めた。
けど、しゃあない。
凄く嫌やったんやもん。
コイツと同じ名字が。

 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧