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ストライクウィッチーズ 私達の恩人

作者:末武克之
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第1話 君を守るために。

 
前書き
ストライクウィッチーズで一番初めに書いてました。
内容は一期の1話と2話です。 

 
ー龍牙ー


俺は花火を見ながら友達からメールで大学に来るように言われた。
龍牙「銀竜を持って行っておくか。」
俺はそう言いながら大学まで歩いていた。


~早宮大学~


俺は銀竜を片手に持ちながら大学に到着した。
友達A「おっ!黒鋼が来たぜ。」
そう友達の一人が俺を見て言った。
龍牙「よう!来たぜ。」
俺はそう言って周りを見た。
友達B「あれ?一枚足りない。」
そう友達がくじを見ながら言った。
龍牙「なら。足りないなら俺は一人でやるぜ。」
そう俺は友達に言った。
友達A「いいのか?」
友達は聞いてきた。
龍牙「ああ。」
俺はそう言った。
友達A「悪いな。」
そう友達は言った。


~20分後~


俺の順番が来た。
友達A「黒鋼しっかり怖がってこいよ。」
そう友達は言った。
龍牙「ああ!」
俺はそう言って銀竜を片手に持ちながら大学に入った。


~大学の中~


俺はまず最初にポイントエリアの図書室に入った。
龍牙「え~と。確かこの辺りだな。」
俺は本を探していた。
すると何か光ったのを見つけた。
俺はその本を手に取った。
すると本を開いた瞬間本から金色の光が光り出した。
俺はその光りに目を閉じた。


~?~


俺は目を開けると火の海の街に俺は立っていた。
俺は何が起きたのか解らなかった。
?「しくしく。」
どこからか小さな女の子の泣く声がした。
俺はそれを探した。
するとここから200m離れた場所に小さな女の子がいた。
俺は走って女の子に近づいた。
龍牙「おい、大丈夫か?」
俺は少女に聞いた。
?「え?」
女の子は泣きながら俺を見た。
龍牙「何が起きたんだ?」
俺は少女に聞いた。
?「ネウロイが街を攻撃を仕掛けてきたの。」
そう少女は言った。
龍牙「ネウロイ?」
俺はこの子が何を言ってるのか解らなかった。
すると真上に何か黒い飛行機の様な物体が飛んでいた。
龍牙「何だあれ?」
俺は銀竜を鞘から抜いた。
?「何ってネウロイですよ。」
そう少女は言った。
ネウロイと呼ばれる物体はいきなり赤紫色のビームを俺達に向けて放った。
俺は銀竜でビームをネウロイに向けて弾き返した。
ネウロイはビームを喰らって爆発した。
俺は銀竜を鞘に戻した。
?「すごい。」
そう少女は言った。
龍牙「ここは危険だから離れろ。」
俺はそう言った。
少女は頷いて走り出した。
俺は銀竜を片手に持ちながら辺りを見た。
?「きゃああああ!」
さっきの少女の悲鳴が聞こえた。
俺は走り出した。

悲鳴がした場所に到着すると蜘蛛の形をしたネウロイがいた。

俺は銀竜を鞘から抜いてネウロイの右足を切り捨てた。
龍牙「大丈夫か?」
俺は少女は震えながら俺を見た。
龍牙「安全な場所に隠れてろ。」
俺はそう言って左手に雷属性の魔法を注ぎ込んだ。
?「うん。」
少女は近くの建物に隠れた。
龍牙「喰らいやがれ!ギンガサンダーボルト!」
真上に金色の電撃がネウロイに直撃した。

ドゴォーン。
俺はその技を使い終えて辺りを見て危険がないか探った。
龍牙「大丈夫みたいだな。」
俺はそう言って少女に近づいた。
龍牙「おい!早くここから離れろ。」
そう俺は言った。
?「うん!」
女の子はそう言って銀竜を片手に持ちながら別の場所に行こうとした瞬間俺は意識を失って倒れた。

俺は薄れ行く意識の中3人の女性が俺に近づいてきていた。



~?~


俺は目が覚めると知らない場所に眠っていた。
俺は銀竜を片手に持ちながら辺りを見た。
見た感じ何もなかった。
俺はそのまま近くまで歩いてみた。
近くに建物を見つけた。

その建物の敷地に入ると建物の形からして中学校みたいだった。


ー芳佳ー


私は宮藤芳佳横須賀第四中学校に通う中学三年生です。
今私は木に登って降りれなくなった子猫を助けています。
?「芳佳ちゃんあぶないよ。」
そう言ったのは幼馴染みの山川美千子のみっちゃんだった。
芳佳「必ず助けるから!」
そう私は言った。
私は猫の居る木の枝の先に到着した。
芳佳「もう大丈夫だよ。」
そう私は言った。
ミシミシ。
すると木がいきなり折れた。
美千子「芳佳ちゃん!」
私は地面に落ちると思った。
でも誰かが私の体を抱えていた。
?「あぶないことをよくできたな。」
そう言ったのは黒髪の男の人だった。
?「やれやれ。」
男の人は地面に着地して刀を片手に持ちながら私をじっと見た。
芳佳「あの、貴方は?」
私は聞いた。
龍牙「俺は黒鋼龍牙だ。」
黒鋼さんはそう名前を名乗った。
芳佳「あの助けてくれてありがとうございました。」
私はそう言って頭を下げた。
龍牙「気にすんな。」
黒鋼さんはそう言って刀を持ってどこかへ行こうとした。
芳佳「あの、黒鋼さんは旅人ですか?」
そう私は黒鋼さんに聞いた。
龍牙「ああ、旅人みたいなもんだ。」
黒鋼さんはそう言って空を見ていた。
芳佳「あの、行くところがないなら家に来ませんか?」
そう私は黒鋼さんに聞いた。
龍牙「いいのか?」
黒鋼さんはそう聞いてきた。
芳佳「はい!」
私は頷いた。


ー龍牙ー


俺は宮藤芳佳と呼ばれる少女と山川美千子と呼ばれる少女と一緒に宮藤の家まで歩いていった。

美千子「あ!おじいちゃんだ!おじいちゃーん!」
俺は山川がじいさんに手を振るのを見てこの国は平和だと確信した。
じいさん「お~美千子。」
じいさんはそう言って蓄音機に乗りながら。


俺は山川のじいさんの蓄音機の荷台に乗って空を見ていた。
するといきなりじいさんの蓄音機が倒れた。
荷台から放り出された俺達3人は宮藤は地面に落ちたが山川美千子は朽ち木に当たりそうになったのを俺は銀竜で山川を安全な草の上に目掛けて弾いた。
俺は逆に朽ち木に直撃して脇腹に大量の血が流れた。
美千子「黒鋼さん!」
山川と宮藤は近づいてきた。
俺は脇腹の血を意地で止めようとした。
龍牙「っくそ!」
俺は意識を失ってしまった。


~?~


俺は目が覚めると知らない場所に眠っていた。
?「目が覚めましたか?」
そう言ったのはどこか宮藤に似ている女性だった。
龍牙「あんたは?宮藤の母親ですか?」
俺は女性に聞いた。
清佳「はい。私は宮藤芳佳の母親の宮藤清佳と言います。」
そう清佳は言った。
そしてその横には芳佳のお婆ちゃんが居た。
龍牙「貴女は宮藤のお婆ちゃんですか?」
俺は聞いた。
芳子「私は秋本芳子。この子の祖母です。」
そう秋本さんは言った。
龍牙「あの、俺は確か尖った朽ち木に腹部を傷ついて大ケガをしたはずじゃあ?」
俺は二人に聞いた。
清佳「始めは芳佳が貴方を治癒魔法で治療しましたが魔法力をコントロールできずに気を失ったんですよ。」
そう清佳さんは言った。
龍牙「そうだったんですか。」
俺は布団の側で寝ている宮藤の頭を撫でて小さな声でありがとうと言った。
?「イヤーしかし貴様はいい反射神経と魔法力を持っているな。」
そう言ったのは眼帯に黒髪の女性だった。
龍牙「誰だ?」
俺は聞いた。
美緒「ああ、自己紹介がまだだったな。私は扶桑皇国海軍の坂本美緒少佐だ。」
そう坂本は言った。
龍牙「それで軍人さんが何のようだ?」
俺は銀竜を片手に持ちながら聞いた。
美緒「お前とそこの少女に頼みがあるんだが。」
そう坂本は言って俺を見た。
龍牙「何だ?」
俺は聞いた。
美緒「我々の仲間になってネウロイと戦わないか?」
そう坂本は言った。
龍牙「悪いが、軍人になる気はねえよ。」
俺はそう言った。
芳佳「ん?あ!黒鋼さん!大丈夫ですか?」
そう宮藤は聞いてきた。
龍牙「ああ!大丈夫だ。」
俺はそう言って宮藤の頭を撫でた。
芳佳「よかった。」
そう宮藤は言った。
美緒「お前にも話したいんだが。」
坂本は宮藤に話し掛けた。
芳佳「えっと誰ですか?」
宮藤は坂本に聞いた。
美緒「私は扶桑皇国海軍の坂本美緒少佐だ。」
坂本はさっき俺に話した内容を宮藤に言った。
芳佳「私は戦争には出ません!私はこの診療所を継ぐんです!」
そう宮藤は言った。
龍牙「だとよ。早く自分の居るべき場所に帰ったらどうだ?」
俺はそう坂本に言った。
美緒「まぁ、無理には呼ばないさ。だがお前達は必ず我々の仲間になる。」
そう坂本は言って宮藤の家を後にした。


~その日の夜~


俺は宮藤と同じ部屋で眠っていた。
芳佳「あの、黒鋼さん。」
宮藤は俺に話し掛けて来た。
龍牙「ん?何だ?」
俺は聞いた。
芳佳「あの、黒鋼さんはさっきの坂本さんの話を聞いてどう思いますか?」
そう宮藤は俺に聞いてきた。
龍牙「誰かを助けたいのは誰もが一緒だが今の俺じゃあ無理かもな。仲間がいれば何でもできるとは思えないがな。今の自分にできることをやればいい。」

そう俺は言った。
芳佳「今の自分にできること…。」
そう宮藤は言った。
龍牙「おやすみ。」
俺はそう言って眠りに入った。


~次の日~


俺は宮藤の家に泊めてもらったので朝食を作っていた。
龍牙「うん!上出来だ。」
俺はそう言って味噌汁の味見を終えた。
芳佳「あれ?黒鋼さんおはようございます。」
そう宮藤は言った。
龍牙「よう!早いな。」
俺はそう言ってエプロンを外した。
芳佳「え!黒鋼さんが作ったんですか?」
そう宮藤は聞いてきた。
龍牙「ああ、なれてるからな。」
そう俺は言って米をご飯茶碗に入れた。


~59分後~


俺はほうきを両手に持ちながら外の掃除をしていた。
すると一緒に掃除していた宮藤は郵便配達の男から手紙を受け取った。
芳佳「え!お母さん!お祖母ちゃん!」
俺は芳佳の捨てたほうきを片手に持ちながら宮藤の家に入った。



~宮藤家~


俺は家に入ると宮藤の祖母は一枚の写真を見ていた。
芳佳「黒鋼さん!今から扶桑海軍に行ってきます!」
宮藤はそう言ってどこかへ行こうとした。
俺は宮藤の右腕を掴んだ。
龍牙「俺もいくぞ!」
俺はそう言って宮藤の後ろに付いて行った。


~扶桑海軍~


俺と宮藤は海軍基地に来て坂本を探した。
芳佳「あ!黒鋼さん居ました!」
そう宮藤は言った。
俺は宮藤の指差す方を見た。
そこには刀を地面に突き立てた坂本美緒が立っていた。
美緒「やっと来たか。」
そう坂本は言った。
芳佳「あの、」
宮藤は坂本に話し掛けた。
美緒「停学届けの事なら気にするなよ!」
そう坂本は言った。
芳佳「あの、入隊するんじゃないんです。」
そう宮藤は坂本に言った。
美緒「はっはははは!」
坂本は笑いながら誤魔化した。


~4分後~


坂本に宮藤の父親からの手紙の事を話すと坂本は真面目な顔で宮藤に宮藤の父親の事を話した。

美緒「会いに行ってみるか?宮藤博士に。」
そう坂本は宮藤に聞いた。
芳佳「はい!」
宮藤は頷いた。
美緒「あ~それで入隊は?」
坂本は俺と宮藤に聞いた。
芳佳「嫌です!戦争なんて絶対にやりませんから!」
そう宮藤は言った。
俺は銀竜を片手に持ちながら何も言わなかった。
美緒「ああ。わかったわかった。」
そう坂本は言った。


~宮藤家~


俺は宮藤が荷物を積めていた。
清佳「あの、黒鋼さん。」
宮藤の母親は俺に話し掛けてきた。
龍牙「何すか?」
俺は聞いた。
清佳「芳佳をよろしくお願いします。」
そう宮藤の母親は言った。
龍牙「はい。あいつは俺が守ります。」
そう俺は言った。


~空母赤城~


俺は見送りに来た人達を見て知っている奴は居ないと確信していた。
美千子「芳佳ちゃん気を付けてね!」
そう宮藤の友達の山川美千子は手を振りながらそう言った。



~19分後~


俺は遠くなる横須賀の港を見ていた。
美緒「どうだ?赤城の乗り心地は?」
そう坂本は俺と宮藤に聞いた。
龍牙「悪くないな。」
俺はそう言って夕焼けの空と海を見た。
芳佳「あっ、はい。すごい快適です。」
そう宮藤は言った。
美緒「だが快適なのは船の上だけだぞ。」
そう坂本は俺と宮藤に言った。
龍牙「どんな事が起きても俺が守る。」
そう俺は言って目を光らせた。

芳佳「坂本さん!私に何か手伝いをさせてください!」
そう宮藤は言った。
美緒「よーし!その意気だ!」


~赤城の船内~


俺と宮藤は船員の洗濯物を大量に持って洗濯に向かった。
龍牙「お~い宮藤大丈夫か?」
俺は片手で洗濯物を持ちながら聞いた。
芳佳「はい!大丈夫です。」
そう宮藤は言った。


~1ヶ月後~


俺は掃除をしながら空を見ていた。
芳佳「まだ見えないな。」
そう宮藤は言った。
美緒「ブリタニアまであと半日掛かるぞ。」
そう坂本は宮藤に言った。
龍牙「そんなに掛かるのか?」
俺はそう言って海の向こうを見た。
芳佳「だってもう一月なんですよ。」
そう宮藤は頬を膨らませて言った。
美緒「まぁ、とりあえずその手紙の住所を調べて行こう。」
そう坂本が言った瞬間2000m離れた場所から何かが近づいてきていた。
俺は銀竜を鞘から抜いた。
美緒「敵襲!」
そう坂本は言った。
すると横にいた戦艦にビームが放たれた。
ドカーン。
雲からネウロイが出現した。
俺はそのネウロイをじっと見た。
美緒「宮藤、黒鋼!お前達は非戦闘員だ!早く避難しろ!」
そう坂本は俺と宮藤に言った。


~医務室~


俺と宮藤は医務室で待機させられた。
美緒「宮藤、黒鋼。」
坂本は俺と宮藤を呼んだ。
俺は銀竜を片手に持ちながら坂本を見た。
美緒「どうした?それでも扶桑のなでしこか?」
そう坂本は宮藤に言った。
芳佳「でも震えが止まらないんです。」
そう宮藤は言った。
美緒「仕方がないな。」
そう坂本は宮藤の耳に何かを入れた。
芳佳「ひゃ。」
宮藤は少し色っぽい声を出した。
美緒「インカムだ。これならお前と離れていても会話ができる。だが使うのは困った時だけだぞ。」

そう坂本は言った。
龍牙「宮藤!」
俺は宮藤に近づいた。
芳佳「え?」
宮藤は俺をじっと見た。
龍牙「お前に預けておく。」
俺は宮藤に指輪を預けた。
芳佳「え?」
宮藤は俺の差し出した指輪をじっと見て驚いてた。
龍牙「俺の母親の片身だからお前になら預けても大丈夫だろ。」
俺はそう言って銀竜を片手に持ちながら坂本にこう言った。
龍牙「坂本。俺を戦闘に出してくれないか。」
そう俺は言った。
美緒「別に構わないが。お前機関銃とか戦闘機に使えるのか?」
そう坂本は聞いてきた。
龍牙「いや、俺はこいつで充分だ!」
俺は銀竜を見せて言った。
美緒「そうか。」
そう坂本は言った。
芳佳「坂本さんと黒鋼さんは戦うんですか?」
そう宮藤は俺に聞いてきた。
龍牙「ああ。俺はお前を無事にブリタニアまで送るために戦うんだ。」
そう俺は宮藤に言った。
芳佳「え?」
宮藤は少し驚きながら俺を見た。
龍牙「俺は両親が居ないからお前の父親が生きているかもしれないからだからこの命お前にやるよ。」
俺はそう言って坂本と一緒に甲板に向かった。


~赤城の甲板~


俺は銀竜を片手に持ちながら空を見た。
美緒「黒鋼。お前はどうやって空を飛ぶんだ?」
そう坂本は聞いてきた。
龍牙「俺には隠された力がある。それを使えば簡単だ。」
俺は背中にドラゴンの翼を生やした。
美緒「なるほどな。」
そう坂本は感心していた。
俺と坂本と多くの戦闘機乗りはネウロイを倒すために出動した。
龍牙「いくぜ!」
俺は翼を羽ばたかせて空を飛んだ。


~空中~


俺と坂本は空中で互いにネウロイに攻撃を仕掛けた。
美緒「黒鋼!奴に注意を向けてくれ!」
そう坂本は言った。
龍牙「任せろ!」
俺は武装魔法でガンダムのビームライフルを人間が持つサイズに造り出した。
龍牙「喰らいやがれ!」
俺はビームライフルのトリガーを引いた。
バシューン。
ビームはネウロイのボディを貫通した。
ネウロイはビームを俺に放った。
俺は右腕に仮面ライダー斬月のメロンディフェンダーでビームを防いだ。
龍牙「いくぜ!プラズマスマッシャー!」
左手から魔法少女リリカルなのはのフェイト・テスタロッサの技を使用した。
美緒「何て奴だ!あれだけの魔法を使って体力が減らないとは。」
坂本は驚いてそう言った。
俺は銀竜に炎の魔法を注ぎ込んだ。
龍牙「必殺剣・火炎乱舞!」
炎の塊がネウロイに直撃した。
ネウロイはビームを放ちながら俺に攻撃を続けた。
ドカーン。
ネウロイのビームは赤城に直撃した。
俺はそれを見て怒りが込み上げてきた。
龍牙「ネウロイ!貴様は俺が倒す!」
俺は武装魔法でメダガブリューを造った。
そしてメダガブリューにセルメダルを入れた。
[ゴックン!ドッドッティラノヒッサツ!]
メダガブリューシュートをネウロイに向けて放った。
ドゴオーン。
俺はかなりの疲れが出た。
メダガブリューは最強に近い力だから使うと疲れが出る。
俺は銀竜を片手に持ちながらネウロイを見た。
爆炎からネウロイはボディを再生させながら赤城に近づいていた。
俺は最後まで諦めずにネウロイに技を使用した。
龍牙「ギンガファイヤーボール!」
右拳に7発近くの炎の塊を放った。
ネウロイのボディは粉々にふき飛んだ。
しかしボディは粉々になったが体はまた再生を始めた。
俺はふと下を見た。
するとそこにはストライカーユニットを履いた宮藤が居た。
俺はそれを見て驚いた。
だが俺は少しだけ希望を感じた。
宮藤はストライカーユニットを起動させて発進した。
ネウロイはビームで宮藤に攻撃を仕掛けた。
ドゴオーン。
ネウロイのビームは赤城の甲板に直撃した。
宮藤はバランスを崩して海に真っ逆さまに落ちた。
しかしなんとかバランスを整えて空を翔んだ。
芳佳「黒鋼さん!坂本さん!私お手伝いしまーす!」
そう宮藤は言った。
するとネウロイは宮藤にビームを放った。
美緒「あぶない!」
そう坂本は言った。
芳佳「きゃあ!」
芳佳は手を前に出した瞬間巨大なシールドを発動した。
美緒「何て巨大なシールドだ!」
そう坂本は言った。
龍牙「あいつの力を借りれば勝てるな。」
そう俺は言った。
美緒「宮藤。」
坂本は宮藤に近づいた。
芳佳「坂本さん!鉄砲を!」
そう宮藤は坂本に機関銃を渡そうとした。
美緒「いや、それはお前が使え!」
そう坂本は言った。
芳佳「え?」
宮藤は頭に?マークを浮かべた。
美緒「守りたいんだろ?」
そう坂本は言った。
芳佳「はい!」
宮藤は赤城の乗組員を見て頷いた。
龍牙「宮藤!いくぞ!」
俺はそう言って銀竜に雷の斬撃を放った。
龍牙「雷龍双撃!」
二つの龍の頭がネウロイのボディに直撃した。
芳佳「凄い!」
宮藤はそう言って俺をじっと見た。
龍牙「おい!何やってんだ!早く攻撃しろ!」
そう俺は宮藤に言った。
芳佳「はい!」
宮藤は頷いた。
するとネウロイはビームを放った。
俺は右拳に炎の魔法を発動した。
龍牙「ギンガファイヤーボール!」
ウルトラマンギンガの技を発動した。
炎のボールがネウロイのビームを打ち消した。
芳佳「黒鋼さん!」
宮藤は俺を呼んだ。
龍牙「気にせずに行け!」
俺はそう言った。
芳佳「はい!」
宮藤は機関銃のトリガーを引いた。
ダダダダダダダ。
弾は全て直撃した。
するとネウロイのボディから赤く光る宝石が見えた。
宮藤はネウロイに照準を合わせて射とうした。
するとどこからか弾丸が10発も当たった。
俺は辺りを見るとここから少し離れた場所を飛んでいる少女達が近づいてきていた。

龍牙「これでブリタニアに行けるな。」
俺はそう言って銀竜を鞘に戻した。


ーバルクホルンー


ルッキーニ「コア破壊かっくにーん!十発十中だよ!すっごーいでしょー!」
そうフランチェスカ・ルッキーニ少尉は言った。
バルクホルン「こちらも確認した。」
私はそう言った。
ペリーヌ「坂本少佐ーッ!!ご無事ですかーッ!!」
そうペリーヌ・クロステルマン少尉は言って坂本少佐に近づいた。

すると坂本少佐の肩にはクリスに似たウィッチがいた。
そしてその横には黒い翼を生やした男が飛んでいた。
ペリーヌ「何なんですの!?あの小娘は!!誰なんですの!!」
そうペリーヌ少尉は怒鳴った。


ー龍牙ー


俺と宮藤はブリタニアの宮藤の父親の居る筈の住所に向かった。


~ブリタニア~


俺は辺りを見ると建物が建っていた跡はあるがそれ以外は何もなかった。
芳佳「ここがこの手紙にあった場所…?」
そう宮藤は言った。
美緒「ああ五年前まで宮藤博士がはここでストライカーの開発をしていたんだ。あの事故の日も。」

そう坂本は言った。
芳佳「坂本さん。坂本さんは知っていたんですか?」
そう宮藤は坂本に聞いた。
美緒「…すまん。」
そう坂本は宮藤に謝った。
芳佳「そんな謝らないでください私の方こそーわがまま言ったのにここまで連れてきてもらえて感謝しています。」
そう宮藤は言った。



~墓地~


俺達は宮藤博士が眠っている墓に手を合わせた。
龍牙「ん?」
俺は何かに気がついた。
墓に何か書かれていた。
それは[その力を多くの人を守るために]と書かれていた。
俺はそれを見てこいつの父親はとても偉いやつだとわかった。
芳佳「お父さん…う…うあああああ!」
宮藤は泣いた。
自分の父親が死んだ事に。


~10分後~



美緒「そろそろ行くか。」
そう坂本は言った。
芳佳「はい、あの…あの坂本さん私をー私をストライクウィッチーズに入れて下さい!」

そう宮藤は坂本に言った。
美緒「………何……」
宮藤の一言に驚いた坂本は宮藤をじっと見た。
芳佳「私の力で誰かを守ることができるなら私は皆のために戦います!」
そう宮藤は言った。
美緒「そうか。よし!明日からビシバシしごいてやるからな。覚悟しろよ!」
そう坂本は言った。
龍牙「俺も入っていいか?」
俺は坂本に聞いた。
美緒「何?お前も入るのか?」
そう坂本は聞いた。
龍牙「ああ。俺は帰る場所が無いからな。」
俺はそう言って銀竜を片手に持って言った。


~第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズ~


俺と宮藤はストライクウィッチーズの基地の前で立っていた。
美緒「本日付で第501統合戦闘航空に配属となった宮藤芳佳と黒鋼龍牙だ!」
そう坂本は言った。
芳佳「宮藤芳佳です!よろしくお願いします!」
そう宮藤は大声で言った。
龍牙「黒鋼だ。」
俺はそう言って銀竜を片手に持ちながらそう言った。
この日から俺の話が始まった。


続く

 
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