| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

伝説となった狩人達

作者:さいぞう
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

十一人目
MR. BROWN STONE
  四話

坊主。

これ食え。






そう言ってな、すぐ帰って行った。

これが師匠との初めての出会いじゃ。


すげえ食い物どっさり置いてのう。
簡単には手に入らねえようなもんばかり…



なぜか、魚竜の肝が多かったよ。

親父にこの事をな、夜に話したんじゃ…

怪しいおじさんが来たって感じでのう…







あの野郎…

助けた恩義を律儀に…


はは。
あん時なあ、肝を食わしてやったんだよ。

それで自分も治ったから、あんたも治るって事か……


馬鹿だなあ。


もう…

何をしても無理なのによお…







親父は、いつになく嬉しそうに…

動かない体を見回しながらのう。

わしにそう話したよ…
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧