| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

伝説となった狩人達

作者:さいぞう
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

十人目
DEAD END
  九話

彼は…
他の狩人と全く違ってた。



初めはね。

蒼剣を少し斜めに構え、音を探るの。


そして…
突進をその構えでガードしてね。

近付いた時に斬る。


龍が潜ってる時も、音や場の雰囲気を探るのよ。


他の道具なんか、見えないから使う事も出来ないの。

そんな状況で…

あの最強の体力とスタミナと、剛力を誇る黒の双魔に…
あなた勝てる気する?

確か120年程は、角竜種を倒した狩人いなかったのよ?
無理よねえ。


あの時さ、お昼前だったのね。

今、次の日の朝よ。


その時には…
彼は耳もダメになってたわ。

咆喉を近くで聞き過ぎたのね。



その後の咆喉にはもう…
何も反応しなくなってた…
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧