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魔法少女リリカルなのは 〜TS少女の最強物語〜

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第51話『テスタロッサ家にて』

~ツバサ~

守護騎士達を助けた後
家に帰ったボクは今日は土曜日と言う事で学校も無く
家でのんびりしようと思っていたら
携帯が鳴ったので確認して見ると
なのはからのメールで内容は昨日の事についてだった
それに対して
『もし負けてたら地獄の特訓10時間だったのにね』

ボクがそう返信すると

『勝ったよ!!私達勝ったよ!!だからそれは無しだよね!?』

っとボクは冗談で言ったつもりだったけど結構本気にしてるっぽかった

まぁそれは置いといて
今後の守護騎士達がどうするかが気になる所だ

あの感じからすればまたなのは達を狙うのはリスクが高すぎるからしないと思うので
多分別世界の魔力を持つ猛獣とかから奪うんだと思うけど
それだとページが埋まるよりも先に闇の書の浸食がはやてを死に追いやる方が早そうだ

原作だとなのはから20ページぐらい蒐集していたので
フェイトも同様と考えると40ページ原作よりも集めなければならないのだ

まぁはやての体調が悪化すれば守護騎士達もなりふり構っていられずに
再びなのは達に挑んでくる可能性はあるのだけれど……

そしてそうなった場合高確率で昨日と同じような感じになるだけなので
それを回避するには……

ん~まぁいっか今後の守護騎士達の動き次第で考える事にしよう
ボクはそう結論付けた後は
今日は特に予定も無かったのでどうしようかとまた悩む事になったのだけれど
アリシアから『集合!!』と言うメールが来たため『いや』っと返した後に
まぁする事も無い事だしと家を出てテスタロッサ家に向かった……

……のだけど外が寒かったので引き返して
家からアリシアの気を辿って瞬間移動でテスタロッサ家に移動した……

そして移動した事によって視界が切り替わって
ボクの目の前には当然瞬間移動の対象となったアリシアがいたのだけれど
ちょっとタイミングが悪かったようだ……

今目の前にいるアリシアは多分ボクのメールに返信しようと
携帯をいじりながらトイレにて用を足している所だった……

「「…………」」
『チョロチョロチョロ……』

個室の中では水が流れ落ちるような音だけが木霊し……

アリシアがまだ驚いた状態が解除されないのか沈黙したままで
ボクもどう対処したらいいか悩んだので

「うーんと……どうしたらいい?」

そう聞いてみると

「あと…で…また…きて……」

少し震えながらそう答えたのでボクは自宅へと転移した

少しすると『もう来ていいよ』っとアリシアからメールが来たので
アリシアの所へ瞬間移動するとそこには少し頬を膨らませたアリシアと
オロオロしているフェイトが居た

アリシアは『私怒ってます』と言った感じにそっぽを向いているので
ボクはその横顔に近づき

「ぷっ」

アリシアの膨らんだ頬を人差し指で突いた
これを見ていたフェイトは必至で笑いを堪えており

アリシアは
「もー!!ツバサーー!!」
威嚇するように両腕を挙げて叫んだ……

まぁそれは置いといてっと
「何か用……?」
ボクはアリシアに自分の携帯の画面を見せて聞いてみた
ちなみボクの携帯の画面にはアリシアからの『集合!!』と言うメールが表示されていた

するとアリシアはまだ色々言いたい事があるようだったけど
このメールの件について話し出した……

「何か昨日なのはとフェイトが夜中に知らない人と夜遊びしてた」

アリシアの口から出たのはそんな言葉で

「違うよ!?」

すぐさまフェイトが否定の言葉を出した

「簡単に言ったらそんな感じじゃなかったっけ?」
「全然違うよ!?昨日なのはが……」

その後フェイトから聞かされたのはまぁ昨日の守護騎士達との戦闘(笑)の事で
アリシアはその時は眠かったからとフェイトに任せたのだけれど
朝起きてから『私も参加したかった!!』と言った後に
詳しい話を聞こうとボクに送ったのと同様のメールを
なのはに送った後に『ツバサも呼んじゃえ♪』的な感じでボクにも連絡が来たらしい……

その後、少しするとなのはとユーノがやって来て
昨日の件についての話しとなった……


話が終わると

「私とアテネもユーノが使ったバインド使えるのに~~!!」

アリシアがそう叫び

「「「えっ!?」」」

なのはとフェイトとユーノは『マジで!?』といった感じの顔をして驚いていた

「アリシアそれ秘密にしてなかったっけ?」

ボクがそう言うと

「あっ……」

アリシアも気付いたようで『失敗した…』といった顔をしている


その後
何故アリシアもあのバインドを使えるのかと言う話になったが
まぁそんなのはわかりきった話で……

「まぁボクがアテネの機能に追加しただけだけどね」

そうボクが答えるとなのはとフェイトが自身のデバイスである
『レイジングハート』と『バルディッシュ』を取り出して
『私達のデバイスにもお願い!!』と言って来たのだけど

「それは無理だよ」

ボクは無理だと答えた

「何でかな?」
「ユーノのリーフは補助魔法特化型で結界とかバインドとかに優れていて
アリシアのアテネは射撃魔法とバインド魔法を特化させてるからあのバインドが使えるんだよ」

ボクはリーフとアテネの説明をした後に

「対してレイジングハートとバルディッシュはバインドに特化したデバイスじゃ無いから
無理なんだちなみにリーフとアテネは特化部分以外は全然ダメなんだけどねー
あぁアテネのハリセン(笑)形態は特殊能力みたいな物だから気にしないでね」

ボクが説明し終わると

「そっか……」
「残念……」

なのはとフェイトはそう言っていたその後はみんなでゲームをしたりして遊んでいると
プレシアさんとアルフが買い物から帰ってきた

「あら?いらっしゃい」
「ただいまー」
「お邪魔してまーす」
「すー」

その後
アルフも交えて遊んでいると管理局からプレシアさんへ
昨日捕らえた魔導師に逃げられたと通信があった

『何してんだ管理局……』って感じの雰囲気になったけど
まぁその魔導師達を逃がしたのがボクだと言う事は黙っていよう

最後に管理局の次元船アースラ艦長のリンディさんが
『また襲われるかもしれないので注意して下さいね』と
注意を投げかけて通信は終了した

「はぁ……管理局の人達何やってんのさ」
「せっかくユーノ君が捕まえたのにね」
「まぁ僕は別に良いけどまたあの人達が襲って来るかもしれないね……」
「次は私が捕まえてやるー!!」
「私も頑張ります!!」
「んー聞く感じボクは見てるだけでいいかな?」
「晩御飯出来たから貴方達も食べて行きなさい」
「ありがとうございます」
「ママ今日の晩御飯何ー?」
「『フォアグラのソテーと季節野菜のサラダ仕立て』
『特選牛フィレ肉のポワレ モルネソースの黄金焼き 温野菜添え』
『手長海老のポワレとサフランリゾット 濃厚な甲殻類のクリームソース』
『木の実とキャラメルのタルトフィーヌ 濃厚なミルクのソルベ シナモン風味』よ」
「プレシアさん手伝おうか?」
「人数多いしお願いするわ」
「りょーかい! じゃーまずは調理場が狭いから空間を捻じ曲げて……」

そんな感じで管理局や守護騎士達の事は置いておいて
ボク達はテスタロッサ家でボクとプレシアさんの料理を楽しむのだった…… 
 

 
後書き
どもども
やっと更新できました。

次回『不明』

 
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