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ポケモン 一人の少年と一人の少女の物語

作者:ルチル
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第一部 出会い
  3話 強い人て?

俺はソラの弟子となってから数日
ロンはジャノビーに進化したのだがソラはとても厳しい

「ロン!つるのムチ!」

「マメパ!かわしてつばめがえし!」

今日はバトルの特訓
相変わらずソラには勝てない
ジャノビー対マメパトだ
こっちは進化してるのに・・・・・
相性の問題かな?

「はい、そこ!関係の無い事を考えない!」

げっ!あいつは人の心を読めるのか?

「顔に出てたら意味ないでしょ・・・・・」

そうなの!?

「ダメね・・・・・そんなんじゃ強くなれない。
強い人っていうのはね、相手に自分の考えや気持ちを教えないようにするの。
いわば心理戦とでも言っておくわ」

なるほど・・・・・心理戦ね・・・・・

「さて、今日からは本格的にジム巡りだけど」

「おっしゃー!ジム!!」

「少しテンション抑えろ、バカ!」

なんかソラがため息を尽きながら言った

「はい」

「それでよし。じゃあ、サンヨウのジムね。でも先に夢の跡地いくよ」

「へ?なんで?」

「何にも知らないのね・・・・・あそこには水タイプが出るのよ。
サンヨウのジムリーダーは三人。水使いのコーン、炎使いのポット、草使いのデント。
あんたの相手はポットになるわ。だから、水タイプが必要なの。分かった?」

「おう。理解した」

「じゃ、行くわよ」

てな訳で、夢の跡地へレッツゴーになりました



「何かがおかしいわ」

「どした?」

夢の跡地に来た途端ソラは立ち止まった

「雰囲気が違いすぎる・・・・・」

「一度来たことあるのか?」

「ええ。かなり前に・・・・・ムンナ?なんで?」

そう言うなりソラは走り出す
俺も慌てて追いかけると、ムンナを囲うようにして何人か変な集団がいた

「プラズマ団!?何故!ムンナから離れなさい!」

「げっ!お前は!しかし断る!」

「そう・・・・・なら私がバトルに勝ったら離れてくれるかしら?」

「いいだろう。行け!チョロネコ!」

相手はチョロネコを出して来た

「一人だけじゃなくて、全員でかかって来たら?あんた達弱いし」

その言葉に挑発されたように他の奴らも、ミネズミやらヨーテリーやらヤナップを出してくる

「本当にバカね。行きなさい!グレ!」

ソラが出したのはグレイシア
このグレイシアからは何かを感じる

「チョロネコ!ひっかく!」

「ヨーテリー!体当たり!」

「ミネズミ!ひっかく!」

「ヤナップ!つるのムチ!」

一斉攻撃が開始された
だが、ソラはため息をついた
今日はため息をつく回数多くね?

「これだから・・・・・かわして、ふぶき」

うわあ・・・・・容赦ねえ・・・・・
よりにもよって、氷タイプ最強の技使うかね?
ん?てことは俺の場合手加減されてた訳?
嘘だろ!あの強さで手加減されてたの?!
俺、どんだけだよ・・・・・・・・
まあ、結果はご想像通りです
一撃瀕死技じゃ無いのにな・・・・・・・
経験の差ってでかいな・・・・・
改めて実感したよ・・・・・

「ちっ!覚えてろ!」

とか言って逃げて行きましたよ?
悪役のセリフ生で聞けたよ!
てか、実際に言う人いるんだな

「全く・・・・・懲りないバカね。ムンナ、大丈夫?」

「ムナー!」

「その様子じゃ大丈夫そうね。ムシャーナ!もう大丈夫だから出て来なさい!」

その声に反応してムシャーナが出てくる
ムシャーナとムンナはお礼を言って何処かに行ってしまった
というより、ソラのあの優しい顔初めて見たかも
いや、俺には見せてくれないだけで、実際はポケモンには見せてるのかも・・・・・

その後、水タイプのヒヤップをゲットして鍛え始めた
 
 

 
後書き
ユ「更新遅えよ!」
ソ「忙しかったんでしょ?」ナデナデ
グ「・・・・・」ウットリ
ユ「このグレイシアがうっとりしてる・・・・・」
ソ「次回もお楽しみにね」
グ「♪」
 
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