貯蔵能力を持つ赤龍帝
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パーティとパーリー
魔王を倒したあと、冥界の別荘に行くとみんなが魔王討伐おめでとうという、くす玉を開けて盛り上がっていた。
「いやー、ご主人様は凄いね、なんせ魔王をたおしちゃうんだもん」
「さすがです」
北岡と由良がお酒を飲みながらそういう。
「ったく、前代未聞だな」
「師匠、次は誰ですか?神ですか?」
「ふん、すぐに貴様なぞ越えてやるWRYYYYYY!!」
「俺のこの義手も。興奮してきた!」
アザゼル、木場、ギャスパー、匙、なんでここにいる?
「本当にこえてるにゃ」
「だから言ったじゃないですか。あ、サイン下さい」
「一誠、グレードレッド倒す」
居候もついてきた。
「どうでもいい」
「拙者も鍛えてほしいで御座る」
「一誠、おめでとう」
有里、お前は魔王と同格だから言えるんだ。二代、有里に頼め。リインフォース、ありがとう。心の支えはお前だけだ。
「相棒なら仕方ない」
「ご主人様のご主人ですから」
「ガルル」
ドラゴン二匹に恐竜一匹、当たり前だという反応をするな。
「それじゃあ。乾杯の音頭を、一誠」
アザゼルが音頭を頼んできた。
「じゃあ、乾杯!」
ガチャンと乾杯をした瞬間、結界に包み込まれた。
「空気の読めないやつらめ」
ファイズフォンをファイズブラスターにセットし555と変身コードを入力する。
「変身!」
enterを押す。
『awakening』
ファイズブラスターフォームに変身する。
続いて5246enterを押す。
『Faiz blaster take off』
その音声と共に飛行する。
「すっげぇ!研究してぇ!!」
「ぶっ飛んでるにゃ、頭も」
余計なことを言う猫耳。
「はっ!追え!」
アザゼルが持ち直して、みんなに命令する。
といっても、一誠眷属はすでに一誠を追っていた。
「かなりぶっ飛んでるな。発想が」
曹操がファイズを見るなり馬鹿にしてきたので、5214enterを押す。
『Faiz Blaster Discharge』
曹操に向けてブラッディ・キャノンを撃つ。
「うおおお!?いきなり攻撃とはなんだ!!」
「っち、生きてたか」
当たれば即死は決定だったのに
「その声、兵藤一誠か!?」
「正解。正解者には」
103enter
『blaster mode』
ファイズブラスターを百八十度開き、その先を曹操に向ける。
「砲撃をプレゼント」
enter
『exceed charge』
フォトンバスターを曹操へ向けて放つ。
「っく、禁手化!!『天地乖離す開闢の星』」
曹操の放った光とフォトンバスターがぶつかり、相殺された。
「天地乖離す開闢の星だと!?馬鹿な!?」
追い付い木場が興奮している。
「お前の相手はこの俺だ!」
ジークフリードが空から降ってきた。
「すでに禁手かなら僕も本気でいかないとね」
「I am the bone of my sword」
『体は剣で出来ている』
「Steel is my body, and fire is my blood」
『血潮は鉄で 心は硝子』
「I have created over a thousand blades」
『幾たびの戦場を越えて不敗』
「Unknown to Death」
『ただの一度も敗走はなく』
「Nor known to Life」
『ただの一度も理解されない』
「Have withstood pain to create many weapons」
『彼の者は常に独り 剣の丘で勝利に酔う』
「Yet, those hands will never hold anything」
『故に、生涯に意味はなく』
「So as I pray, unlimited blade works」
『その体は、きっと剣で出来ていた』
木場とジークフリードは消えた。
固有結界の中で戦っているのだろう。
「よそ見するなよ。アイアンストレート!」
匙が義手でパンチをくり出した。
「あまいな、殺人女王!第一の爆弾」
「甘いのはお前だ。パージ!」
匙は義手の上の装甲だけをパージし、爆発から逃れたら。
「っち、おニューの腕はどうだよ?」
「感謝するぐらい凄いぜ」
匙とヘラクレスは走って離れていった。
「『世界』!!」
「銀の戦車!!」
ギャスパーとジャンヌはスタンド対決をしていた。
「見事にバラバラだな。お前のチーム」
「これでいいんだ。レオナルド、ロード怪人を」
少年はコクリと頷きロード怪人の軍隊を作った。それは今も増え続けている。
「ゲオルグ、『龍喰者』を」
「わかった」
魔方陣が現れそこから凄まじい殺気を感じる。
「くくく、最高だ!!」
そこから浅倉と龍みたいな化物がいた。
「こいつ、まだ生きていたのか!?」
浅倉はあの、殺気を受けて生き生きとして化物と戦っていた。
「オオオオオォォォォォオオオオオ・・・・・」
弱っているように見える。
「なぜこいつは生き生きとしているんだ?龍と蛇に絶対的な毒を持っているというのに?」
浅倉だからだ。
「ま、まあいい、喰らえ」
サマエルであろう龍がオーフィスを黒い塊で包み込んだ。
「おい、よそ見するな!」
浅倉はサマエルへの攻撃を止めない。
「まあ、あいつがいるから大丈夫だろう」
この場の全員が浅倉に引いていた。
「さて、龍の力と悪魔の力全て預けるぞ」
小さく呟き一誠の体から龍と悪魔の両方の力が消える。
「さて、曹操、これでアドバンテージは消えた」
聖槍のアドバンテージはない。
「何をした?悪魔と龍の力が消えた?どういうことだ?」
「今、俺は人間に戻ったってことだよ!」
143enter
『blade mode』
「はぁっ!」
ファイズブラスターをフォトンブレイカーモードにして曹操に突撃する。
「っ!なかなかの威力だな」
威力があったからなのか曹操は受け流しきれなかったようだ。
「みんなはロード怪人の相手を、っち!」
横から仮面ライダータイガとオルタナティブが邪魔をしてきた。
「リインと北岡、そいつらを任せた」
「人使いが荒いな」
「「変身!」」
リインフォースと北岡が変身した。
ドライグは半分しか出せないしティアマットはドライグのフォローで一杯だ。
「由良、ティラノスライガーに乗れ」
「わかりました」
由良がティラノスライガーに又借りロード怪人たちを蹂躙している。
「君の回りには優秀な人材が集まるようだ」
曹操が喋っているが、一誠はなにかを感じ曹操を無視して辺りを見回す。
「その槍、もらうぞ!」
仮面ライダーオーディンが曹操の天地乖離す開闢の星を腕こと奪い取る。
「っ!?ぐぁああぁ!!」
曹操の悲鳴に視線が曹操に集中した。
「これでもう一段階先へ進める」
オーディンが天地乖離す開闢の星を握ると形が変わり、槍になり、色も黄金に染まる。
ゴルトバイザーツバイに進化した。
「リュウガよ、行け」
虚空から黒い龍騎が現れ、浅倉の倒したサマエルは向かって走る。
倒した?
「次の相手はお前か?」
王蛇が、いや、進化した王蛇がそこにいた。
「我の力、喰われた」
ベノスネーカーにオーフィスの力を喰わせて進化した王蛇サバイブがリュウガを切りつける。
「おいおい、この程度か?」
倒れたリュウガを蹴る。
『アドベント』
リュウガはドラグブラッカーを召喚する。
「そうこなくちゃな」
『アドベント』
浅倉はベノスネーカーの進化体、キングスネーカーを召喚した。
首が三つになって、まん中以外はコブラの耳のような部分がない。
『グルルア!』
『シュー!!』
蛇と龍が威嚇しあい、動かない。
『キュオオ!!』
突然ゴルトフェニックスが二体のモンスターの間に割り込む。
「早くしろ!」
リュウガは頷きサマエルの死体へ向かう。
「変身!」
一誠はファイズの変身をとき、龍騎に変身してリュウガを止める。
「こいよ、偽者」
いつでも戦闘できるように構える。
『ソードベント』
『ソードベント』
ほぼ同時に剣を召喚し切りつけた。
「っち」
同じ動きだ。自分と戦っているような感覚になる。
「でもな」
『アクセルベント』
いったん距離を取りアクセルベントで加速してデッキケースをねらう。
『ガードベント』
劇中で一度も使わなかったガードベントでデッキケースを守る。
「っち!」
距離を取りカードをドラグバイザーに装填する。
『ファイナルベント』
『ファイナルベント』
相手も考えることは同じだったようだ。
「はぁぁぁ!」
龍騎とリュウガは契約したモンスターの炎で加速したキックを同時にくり出す。
そして、両方の脚が唾競り合い状態になり、爆発を起こした。
「っぐ!」
龍騎は膝をつく。そしてリュウガはバタリと倒れた。
「っち!今日はここまでだ」
オーディンがリュウガを運び虚空へ消えた。
「逃がしたか」
「師匠!大量の死神がここに!!」
「死神?あのクソハーデスと親父も来るのか?」
有里を押さえつつ死神の到着を待つのであった。
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