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八神 颯介

作者:金林檎
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紅魔館

真っ赤なお屋敷の前に飛ばされ、ソーヤと颯介は颯介は吸血鬼としての気配察知能力でお屋敷の中にはどれだけいるか調べる

颯介「(一つ目…門の前で門番のようだ、二つ目…廊下に百を越える小さな気配、三つ目…その廊下に一人の女性の気配、四つ目…王座に一人の小さな気配、五つ目…地下の図書館の様なところに二つの気配、六つ目…!?」

最後の気配を探ろうとしようとすると、物凄い狂気の気配が察知できる。その狂気は昔自身の持っていた狂気のようだ

颯介「…ソーヤ、お前は地下に行くのはよせ…」

その言葉に反論しようとするソーヤだったが颯介の真剣な表情にその反論する事を辞めた。

ソーヤ「……だが!断る!」

その言葉を聞き颯介は安心した長年もこいつといるのだ絶対に止まるような玉じゃない

颯介「まず、屋敷に入って。話を聞いてみよう」

そして門の近くにたどり着いた颯介達だがソーヤが見たところ門番はたったまま寝ていたのを颯介が叩き起こす

颯介「起きろ!」

颯介に叩き起こされ女性は焦り始めた、女性の上司、十六夜咲夜に怒られると感じた女性。紅美鈴(ホン、メイリン)は言い訳を考える

美鈴「違いますよ!咲夜さんこれは寝てた訳じゃなくて修行のいっかんでして……咲夜さんじゃない」

そして美鈴は咲夜じゃない事がわかるとソーヤと颯介に向けて拳を放つ

美鈴「紅魔館に侵入しようものなら…私を倒してからいってください!!」

美鈴の意思を見た颯介は倒してでもしないと先に進めないと思い

颯介「ソーヤ!お前は先に行け…」

その言葉を聞いたソーヤは神速な動きで屋敷に入り先に進んだ、それをなにもしなかった美鈴に疑問を抱いた颯介は

颯介「何故…なにもしなかった…」

美鈴「私は敵に不意討ちなどはけしてしないと私の誇りに掛けて!!」

その言葉に昔の自分に重なるがそんなのは関係ないさっさと倒してソーヤと合流しなければならない

美鈴「名乗りましょう…紅魔館門番兼庭師、紅美鈴!」

颯介「剣の王…八神颯介!」

美鈴「いざ、尋常に!」

颯介、美鈴『勝負!』

ソーヤ

ソーヤ「(中は結構広いがこんなのはあり得ない、空間の力の持ち主か時の力の持ち主がいるはず)…さっさと出てきな…」

ソーヤはその鍛えられた魔力サーチにより近くに誰がいくらなど直ぐにわかっている。

?「あら…よくわかったわね、侵入者さん…」

銀髪のボブに両方のもみあげ辺りから、先端に緑色 のリボンをつけた三つ編みを結っている。

ソーヤ「…あれだけ殺気を放っておいて…気付かないとでも思ったか…」

咲夜「それもそうね…私はここでメイド長をしております。十六夜 咲夜です」

ソーヤは自分も自己紹介をしようとするが突如七本のナイフがソーヤの目の前に来て当たる

ソーヤ「く!ヴジュラ!」

なんとかヴジュラを放ち相殺したが一本肩に刺さる

ソーヤ「(ち、致命傷は避けたがこれじゃあ…戦闘に支障が起こる。やりたくなかったのに)我、この時。刹那の時我の吸血鬼としての力を解放する!」

その詠唱が終えるとソーヤは姿を変える、漆黒のレザーコートに真紅のマント。そしてクリスタルの翼が生え牙が伸びる

咲夜「貴方は…一体…」

ソーヤ「俺は…ソーヤ・ナカジマ。吸血鬼だ!」

颯介

美鈴との戦闘を開始した颯介は紅魔館の方から物凄い邪悪な妖力が現れると

颯介「あの馬鹿野郎!美鈴、この勝負。預けた」

美鈴「ちょと!!…」

美鈴の停止の声を聞かずに颯介はソーヤの元に急ぐ、その理由は下手をすればソーヤと戦っている奴は死んでしまう可能性がある

颯介「身体に宿すは聖なる力………心に宿すは悪なる力………この手に掴むは希望の力……サーゼスク、セットアップ!」

颯介はサーゼスクを完全に詠唱で起動させ、何時もの倍ぐらいの魔力を込めソーヤの元に行く


次回予告

吸血鬼の力を解放したソーヤ、颯介は間に合うのか

次回 狂気のソーヤ 
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