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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第百十四話 仲間、増えました!その二

「私達自身は別ということにして」
「中の人というけれど」
 どうかとだ、リアスもこのことには苦笑いだった。
「関係はあってもね」
「別ですね」
「そのことはそうしておきましょう」
 胸に限ってはだというのだ。
「脚はいいけれど」
「何故私達の場合はそうなのか」 
 セラフィムも不思議なことだった。
「言わない方がいいことですね」
「そうなるわね。まあとにかく私としてもね」
 リアスはその話題はとりあえず置いておいて述べた。
「貴女達と出会えてとても嬉しいわ」
「そうだな、お互いにな」
 ガブリエラも今は笑顔で応える。
「やっていこう」
「これから仲良くしていきましょう」
「またこうした者が来て欲しいものだな」
「心から願うわ」
 そうしたことをだ、こう話してだった。 
 リアスは駒王学園の食堂、彼女達が今いるそこで出る紅茶を飲みつつ今度はこんなことを言ったのだった。
「あとこうして色々な世界から来た人達を見ていると」
「多いですよね」
 急にだ、美晴が出て来てリアスに応える。
「本当に」
「全くですね」
 その美晴の横に小猫が出て来て続く。
「多いだけでなく」
「どの人も面白い人ばかりで」
「楽しいです、後は」
 小猫はここで美晴も見て言った。
「美晴さんと一緒にいますと」
「私もです」
「何か温かいです」
「最大の理解者の一人を得られた様で」
「とてもです」
「私もやっとこうした人に出会えました」
 美晴は小猫と両手を重ね合わせて笑顔で話した。
「本当に嬉しいです」
「全くですね」
 小猫はいつもと変わらない無表情だが美晴と動きを完全にシンクロさせている、それはまさに同じ動きだった。
 アーシアも雪歩と一緒にいてだ、心から嬉しそうに言っていた。
「私もこうして」
「お会い出来てですね」
「はい、本当に嬉しいです」
 こう雪歩に言うのだった、満面の笑顔で。
「アイドルですよね」
「はい、そうです」
「まさかアイドルの人とこうした間柄になれるなんて」
 アーシアは夢の様に言う。
「嘘みたいです」
「私もです、こんな綺麗な人と」
 雪歩もアーシアの見事な金髪と楚々としたまさに聖少女、実際は既に悪魔になっているがその姿を見て言う。
「これから一緒にいられるなんて」
「宜しくお願いしますね」
「こちらこそ」 
 あらためて挨拶をした。
「お互いに助け合って」
「そうしていきましょう」
 こう二人で話す、朱乃も一緒にいる者がいて実に楽しそうだ。しかし元士郎は苦笑いで祐斗にこう言った。
「まあな」
「うん、仕方ないね」
 祐斗も寂しそうな笑顔で応える。
「こうしたこともあるよ」
「そうだよな。じゃあ気にしないってことでな」
「そうしようね」
「ええ、それに限るわ」
 蒼那も残念に思う気持ちを抑えてそこにいる。 
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