| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

地球が終わる日の話

作者:arityoko
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
< 前ページ 次ページ > 目次
 

人生最悪の目覚め

ガヤガヤ

やけに外が騒がしい。

ザワザワ

近くで火事でもあったのか?

ワイワイ

そんなことはどうでもいい、もっと寝かせてくれ。
こっちは昨日徹夜で夏休みの課題を片付けたんだ。
そんなに騒いでいたら眠れないし、
なにより暑苦しい。

しかし、この騒ぎようはおかしい、異常だ。

そうと意識した瞬間、顔に冷水を浴びたように意識が覚醒した。

半ば吸い寄せられるように視線が窓に向く。
街には恐慌、恐怖、悲嘆、
様々な負の感情が溢れていた。

俺は寝室を飛び出し居間へと駆けた。 
< 前ページ 次ページ > 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧