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魔法少女リリカルなのは~召喚銃持つ転生者~

作者:雪狼
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パートナーと魔銃

 
前書き
次の日に更新できました。

今回からパートナー参戦です。 

 
知らない天井だ。

「そういえば転生したんだっけ?」

大きな窓があるから見てみると朝みたいだった。

「取り敢えずほかの部屋に行ってみよう」

そう思って部屋のドアまで近づいて開けるとそこはリビングだった。

「大体の家具は揃ってるんだね」

部屋の一式を見てみると大体の生活用品は揃っていた。

「ん?あれは?」

テーブルの上に手紙があるのを見つけて読んでみた。

『この手紙を読んでいるということはちゃんと転生できたみたいですね。たまに失敗すると気があるので心配だったんです

。あなたは今小学三年生くらいの身長にしています。家具は必要な物は粗方準備しておきましたよ。それとお金は月の初め

に銀行に振り込んでおくので気にしないでください。魔銃の説明は召喚できる召喚獣が載った召喚獣全書と魔銃の待機形態

の黄金拳銃とソイルが収まったガンベルトは一緒にあなたの机においています。そして一ヶ月後に聖祥学院という学校に入

学してもらいます。原作はもう始まっています。そして他の転生者は既に来ているから気をつけてください。それでは可愛

い同居人と一緒の第二の人生を楽しんでくださいね白波(しらなみ)遥斗(はると)君。追伸たまに様子を見に行くのでその時

は歓迎してくれると嬉しいです。貴方を転生させた女神アテナより』

原作っていうのはもう始まってるんだ。どんなふうなのかはわからないけど、まあいいかな。

ってそんなことより!

「可愛い同居人って何!?」

そう言ったときに後ろのドアが開く音がした。

「あの、あなたが私のパートナーですか?」

そこに居たのはとても可愛い白髪の少女だった。

********************

現在僕は後ろに立っていた子とテーブルに向かい合っている。

「えっと、僕がアテナさんに頼んだパートナーって君のことでいいんだよね?」

「はい。そうです」

ちょっと緊張した感じで答えてくれた。

「とりあえず自己紹介するね。僕は白波遥斗。君の名前は?」

そう聞くと彼女はちょっと困ったような顔をした。

「実はその、私…名前がないんです」

はい?

「名前がないって、どういうこと?」

「実は、アテナさんが名前をつけ忘れてしまって…」

アテナさん…大事なこと忘れたらダメだよ…。

「ですから、その、よかったら名前をつけてくれませんか?」

「僕が?」

「はい」

彼女は期待を込めた目で彼女は僕を見ていた。

「そうだな…。なら天乃(あまの)雪菜(ゆきな)っていうのはどうかな?」

「天乃…雪菜…。それがいいです!」

彼女はとびっきりの笑顔を見せて喜んでくれた。

僕は知らないことだが奇しくも彼女の元になったキャラクター、姫柊雪菜と似た名前になっていたことを知るのはあとの話

だ。

***********************

「そういえば雪菜は僕の魔銃について何か知ってる?」

僕は魔銃について何か知ってないか聞いてみた。

「私は召喚する銃としか。よかったらこれから召喚獣全書を一緒に読んでみませんか?」

雪菜は僕のパートナーだから、知っていて損はないかな。

「そうしよっか」

僕は机から召喚獣全書を持ってきて雪菜の隣に座って開いてみた」

「えーっとなになに」

『魔銃で召喚される召喚獣は魔銃に装弾されたソイルを螺旋運動で打ち出し物質化したものである。そしてソイルは色毎に

特性を持ち、その組み合わせにより様々な召喚獣を生み出すことが可能である。そして召喚獣は超高エネルギー体であり、

その体を構成するエネルギーを保つのはどんなに長くても5分までしか世界に顕現することはできない。』

「様々とは、どんなものなんでしょうね?」

「この続きに書いてあるみたいだから読んでみよう」

そう言って次のページを開く。

『フェニックス。不死鳥型召喚獣で相手の体内に侵入し、その内部から焼き尽くす。他の召喚獣とは違い、爆発後姿を現す

。追記。この召喚獣は相手の体内に侵入し内部から焼き尽くすが、それによって死者は生き返ることはない。また爆発後姿

を現してその炎を浴びたとしても死者を蘇らせることはできない。』

ナニコレ。

「こ、これは…」

「きょ、強力すぎますね…」

雪菜も同じことを思ったようで、凄い微妙な表情をしている。

「と、とりえず先に進もう」

僕たちは召喚獣全書を読みすすめていった。

そして二時間たって読み終わり、僕たちが行き着いた答えは。

「とてもじゃないけど対人戦なんかに使えたもんじゃない!どれもこれも全て必殺なあげく使ったらまず間違いなく相手は

死んでしまう」

これは困った。

「でも、とても強力な力です。これは私たちの切り札にして、なるべく人には見せないようにしましょう」

そう言う結論に達して僕たちはすっかり日が暮れたので夕食を作って二人で一緒に食べてからそれぞれの部屋で眠りについ

た。

こうして僕の転生生活一日目は結構楽しく終わった。 
 

 
後書き
どうでしたでしょうか?

主人公も名前が出ましたし、雪菜はこの作品のヒロインです。
二人がどうなっていくか、応援してください。 
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