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ロザリオとバンパイア 転生物語

作者:圭人
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第17話 新聞部との出会い

ケイトが転校してから数日経ったある日の放課後教室でモカと話をしているときに、同じクラスの不良にからまれた

「おい、 転校生、ちょっといいか?」
ケイトは声をかけられ、ふりむく

『なんです?』

そこにはクラス1の女好きで、学園留年の小宮がいた、
「てめえ、いきなりやってきて学園1の美女、朱染モカとイチャイチャしやがって、何様のつもりだ?」


といきなりイチャもんつけてきた
モカも呆れた表情で、
「小宮、私が誰と仲良くしようが、イチャイチャしようが、私の勝手だろ?
ケイト、気にするな 行こう」
と言い、ケイトの腕を引っ張り連れていこうとする
ケイトも応じる
『あっ うん』

それをみた小宮はさらに激昂する
「まてや! てめぇ人間の癖してなめんじゃねぇぞ
波風ぇ! 」
と殴りかかってくる 小宮は喧嘩早い奴だ 中学の時に人間界で騒ぎを起こし、
この学園にぶち込まれた妖だ

『モカ、ちょっとまってて?』
ケイトはモカにそう言ってすぐさま振り返り小宮の拳を片手でとめる
「なに?人間の癖して俺の拳をとめた?」
小宮だけでなく、その場にいた者、モカ以外は目を丸くしておどろいていた

『訳わかんないよ 君 モカがいったじゃん 誰と仲良くしようかが勝手だって そんなに俺と喧嘩したいなら勝ってやるよ
さあ 来いよ 俺が気に喰わねえんだろ?』

それをきいたモカはちょっとしただけ期待していた
ケイトがどんな喧嘩をするのか

小宮はさっきとは反対の腕殴りかかろうとするが
ケイトが消えた
「消えた?ちっ どこにいる?」
『てめえの後ろだよ 遅すぎる』
そう、ケイトは瞬身の術で小宮の背後をとった
すぐさま小宮は振り向き殴る
「このっ!!」
がまたそこには姿は無い
「なっ!?どこにいる?」
『上だよ上』
ケイトは天井から逆立ちで立っていた
「なにぃ? お前なにもんだ?」
『ただの人間だよ よけるのだるいしじゃあ終わりにしようか』
といい宙を舞いながら小宮の顔面に蹴りをいれる

「がはッ」
小宮は一発の蹴りで伸びてしまった

『モカの男になりたきゃもっときたえな 身の程しらずが』
と吐き捨てモカとその場を後にする

周りいた連中は「すごいぞあの転校生」「小宮くんを一発で」
と声をあげていた

そのころモカとケイトはある場所へ向かっていた
「なあケイト 私と一戦やらないか?」
モカはクスッとわらいながら話す

『ごめんこうむるよ 俺と言えど、まともやりあったらこっちが死ぬw』
「いや ケイトは私より強い あのバケモノをたおしたのだから」
『それとこれは関係ないし、まず俺は女に手を挙げるのはごめんだ』
「ふん、優しいんだな ケイトは 」
『まあね でどこにいくの?』
「部室 だ 仲良くやらないか?」
そうモカは自分の部の部室へむかっていた
『いいけど 手荒な部活はやだよ?』
「くればわかる 黙ってついてこい」
そういうと黙るほかない

「モカ、おそくなぁい?」
「今日は新しい部員つれてくるから遅くなるって行ってたですぅ」
「新しい部員?あの噂の転校生なのかな?」
「あー知ってる 昨日モカのクラスの前で見かけたけどちょーイケメンだった」
と部室ではこんな話が

「着いたぞ ここだ」
ケイトは扉の前の文字を読んだ
『新聞部?』
「まあ入れ すまない遅れてしまった」
と言い部室へ入った
「遅い」
「あっ噂の転校生だ♪やっふふー♪」
『こ こんにちはw』
「こんにちはー♪ あたし、黒野くるむでーす よろしくね♪」
と行っていきなりケイトに抱きつき自己紹介
『あははw波風ケイトですよろしく』
「おい くるむ ケイトは私の男だぞ?すぐに離れろ」
「なによー この吸血女 まだケイトくんから何もいっないじゃん」
『あのー悪いけどモカの言ったことはほんとだよ?それにちょっと離れてくれる?
くるしいw」
「乳女、モカの言う通りだ 私は転校生の噂をきいてケイトを尾行していた
転校初日にキスしているのもみたしな だが奪いとるまで
ケイト、白雪みぞれだ 私のことはみぞれちゃんでいい ぽっ」
「おまえら いいかげんに」
『モカ落ち着け 』
ガン ガン
いきなりくるむとみぞれのあたまに金だらいが降ってきた
そのまま2人は気絶

「そうですよぉ 2人の言うとおりですぅ あっケイトさん
わたし仙洞ゆかりです よろしくお願いします」
『あっああ よろしく ゆかりちゃん』
「すまないゆかり ケイト こんな感じだかはいってくれるか?」
『まあ皆、いい人たちだしおれからもよろしく」

と晴れてケイトは新聞部に入部 した 
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