ロザリオとバンパイア 転生物語
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第14話 人間の実態
朱染城を後にしたケイトは御子神が理事長を務める、学園へ
向かっていた
『ここが陽海学園か…』
ボソッと呟き敷地内へ入っていく
学生たちは
「なに?あの子?」「カッコよくない?」「転校生かな?」
とざわつく
ケイトは理事長のいる場所を、学生たちにきき向かう
コンコンッ
理事長室をノックすると声がした
「はいりたまえ」
『久しぶりだな、相変わらずフードはかぶったままかw」
「ああ。久しぶりだな。 アカーシャから蘇ったことはきいている」
ケイトはあれからのこと、これからのことをはなした。
「そうか。俺としてわ学園にきてもらいたいんだがなw」
不気味な口調で話す
『なんでだよw』
「相変わらず、この学園は血の気が多い輩が多くてね。
冥王の君が生徒としてはいれば収まるとおもうんだが…
それと君の恋人もいるわけだ…w」
『モカとの関係しってたのかwまあ考えとく もしそん時はよろしくな』
「ああ。いい返事を待ってるさ…w」
『だからその話し方キモいってw」
まあ学園に入るのも悪くない だけど学力なんもないからなw
まあゆっくり考えるさ
ケイトは軽く話しをしてその場をあとにした
『とりあえずは一年だな 人間界は』
そうつぶやき人間界へ向かう
人間界
『全く、俺がいた前世よりかわってないや』
そう、何もかわらぬ世界だった
だが一つ気になる
人間には少なからず妖はいるが1人もいない
ケイトも人間と妖の違いはわかる
だがいない
あるのは人間同士が憎しみあう不穏な空気だった
ケイトは世界を回った
どこにいっても同じことばかり
彼の探す鍵はおろかなにもなく嫌気さす世界だった
ある旅先のホテルである声がした
「…ケイト」
『だれか呼んだ?』
すると見覚えのある光につつまれる
「久しぶりね」
『ティオーラ… 久しぶり』
そうあの女神だ
「なんか、暗い顔だね」
『ああ…妖と人間の共存の鍵があるとおもってきたが 、なんだこの有様わ』
ケイトはなぜ人間界へきた理由を話した
「そうね。 あなたが知ってる原作とは違う この世界はあなたの作りだす世界
原作通りにはいかないってわけ」
『やっぱりな。おれはこの世界に来てならないものだった なのにきた
だから世界が変わるか 単純だな』
「でも変えようと思えば必ず応えは出る あのアルカードを倒したみたいに」
そう。 変えようとすればなにもかもできる気がした
そう思った
ケイトはある疑問を問いかける
『あのさ。話変わるけどどうして会いにきたの?』
「一年ほど前に学園の話してたでしょ?その件」
そうケイトは妖怪世界にもどるのだ
「もどるんでしょ?学力能力つけてないからそれできたの」
『なるほどね ああ。 あいつのとこにかえるよ 待たせたままだから」
そういうと女神はほほえんだ
『で、どのぐらい学力つけれんの?』
「うーん、まあ一般大学合格レベルまでならできるけど」
いくら御子神の要請とはいえ学力はもっておきたいものだ
『じゃあ、まあ一般大学レベルでたのむよ』
「わかったわ。 学力能力は学園生活スタートと同時に発動するから
そこんとこきお付けて じゃ、がんばって」
『ああ。恩に着るよ』
そういうと
女神は消えた
そしてケイトは学園もどるためまた旅にでる
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