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転生者が赤龍帝!?

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原作前
  黒髪の親子

おはようございます。
兵藤一誠です。


「すぅすぅ。」


かわいらしい寝息が耳元に聞こえてきます。
視線を横に移すと、そこいたのはアリサだった。

何でアリサがいるんだ?そういえば・・・・
昨日、一緒に寝ることになったんだった。
俺の腕に胸が当たっていて刺激が・・・強すぎる・・・。


「おはよう」

「あ、アリサ。おはよう」

「どうかしたのかしら?」

「早く離れてもらえると嬉しいのですが・・・。」

「いいじゃない」

「その、胸が。」

「ふふふ、可愛いわね。
 イッセーをいじめるのをやめて、着替えてから下に行きましょうか。」




☆★☆★☆★☆★




朝食後


「ごちそうさま、おいしかったよ。でも、いつの間に料理なんて作れるようになったの?」

「ありがと。私も毎日イッセーに食事を作ってもらうのは悪いから料理の練習をしてたんだよ。」

「ありがとな」

「どうもいたしまして。」

「私が後片付けをするからランニングでもして来たら?」

「そうだな。してくるよ。」

「いってきます。」

「いってらっしゃい。」


~数分後~

「はぁはぁ・・・」


結構走って来たな。


「んっ?」

『相棒も気づいたか?』

「ああ、魔力を感じる。」

『あの神社から感じるみたいだ。』

「あそこか。いくぞドライグ。」

『おう。』


神社につくと庭は荒らされていて、部屋も荒らされていて酷い状態だった。


「なんてことを、酷すぎる・・・。」

『ダメ、その子には手を出さないで!』


女性の声のようだ。
部屋の中から聞こえたので行ってみると、そこには襲われている親子と思われる人たちと複数の男たちがいた。
・・・ッ!あいつら
母親だと思われる人の体にはすり傷や切り傷などが複数あった


「そいつを渡せ!そいつは黒き天使の忌子だ!」


男が女の子を捕まえようとするが、


「絶対に渡さない!この子は私の大切な娘だから!あの人の大切な娘だから!何があってもこの子は渡しません!」


すると、男は魔力を溜め始めた。
あいつはなにをしているんだ!!
やらせねぇぇぇぞ!


「行くぞ、ドライグ。あいつらを殴りとばしに。」

『相棒、行こうか。現赤龍帝の力を見せつけようではないか。』

「あたりまえだ!絶対にやらせねぇ。」


俺はそう言った瞬間に飛び出して魔力を溜めているヤツをぶっとばした。


「火竜の鉄拳」




少女side


「そいつを渡せ!そいつは黒き天の忌子だ!」


嫌だ、私は行きたくない。


「絶対に渡さない!この子は私の大切な娘だから!あの人の大切な娘だから!何があってもこの子は渡しません!」

母様・・・。父様助けに来てください・・・。
すると男は魔力を溜め始めた。
や、やめて。母様が死んじゃう。誰か助けて・・・


「火竜の鉄拳」


自分と同じ年ぐらいの男の子が男を殴りとばした?




イッセーside


「火竜の鉄拳」

一人の男を殴りとばした。
すると他の奴らもこちらを見ている。
刀を抜刀したり、魔力を溜めたりしている人もいる。
殺る気満々のようだ。

なら、俺も
「ブーステッド・ギア」

『boost』

よし、いくか!

『Explosion』

音声がなり力が出てくる。能力解放がされたのだ。
二人ほど切りかかってくるが、そんなもの俺には関係ない

「鉄竜剣」

腕を鉄にして切りつけた。
すぐに追いうちをかける

「鉄竜の咆哮」

刀を抜刀している奴らは倒したが、まだまだ残っているな。

すると後ろから魔力を撃ってきた

「くっ
 不意打ちとはなかなか面白いことをやってくれるなっ!!」

「効いてないだと!?貴様は何者だ!」

「俺は現赤龍帝だ!!」

「なんだと?!」

ちまちまやるのも面倒だ。一気に終わらせるか。

「滅竜奥義 ホーリーノヴァ」

「「「「「ぐあぁぁぁぁああああ」」」」」

『Reset』

ちょうどブーステッド・ギアの能力解放が終わったようだ。
でも、やりすぎたな。地面にクレートを作っちまった・・・。

あ、そうだ。あの人たちは無事か?

「あの大丈夫ですか?」

「ええ、あなたのおかげで助かりました。ありがとうございます。」

「いえいえ、気にしないでください。」

「あなたの名前はなんですか?」
 私は姫島朱璃です。」

「俺の名前は兵藤一誠です。」

すると、少女も近づいてきた。

「イッセーくん。ありがとう。私は姫島朱乃です。」

「よろしくな」

「うん」

朱乃は頬を赤く染めていた。
頬を赤く染めてるんだけどどうしたのかな?ま、いいか。用は済んだから帰るか。

「では、もう帰りますね。」

「お礼をしたいので来てもらえませんか?」

「お誘いはうれしいのですが、家族が心配するので気持ちだけで十分です。すみません。」

帰ろうとしたら朱乃に話しかけられた。

「イッセーくん、また会える?」

「ああ、会えるよ。またね。」

「うんっ!」

この会話を最後にここを去った。




朱乃side

帰ちゃった。
もっとお話をしたかったな。
でも、また会えるよね?
好きだよ。イッセーくん。
私と母様を助けてくれてありがとう。




☆★☆★☆★☆★


イッセーside


あの子の父さんが来たから大丈夫だな。

『相棒も気づいてたか。』

「もちろん、朱乃と似ている気配を察知したしな。」

『あの朱乃という者の父親は堕天使だぞ。』

「何でわかったんだ?」

『気配だ。』

「そういうことか。
 親が堕天使だろうが、悪魔だろうがどうでもいいさ。朱乃は朱乃だからな。」

『相棒らしい答えだ。』

そして、ランニングをして帰宅した。









 
 

 
後書き
今回は朱乃が登場し、朱璃さんを生存させました。 
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