転生者が赤龍帝!?
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原作前
禁手と再会
なんか暇だな。といっても、さっき起きたばかりなのが。ドライグに話しかけてやろうじゃないか!
「おはよう、ドライグ。」
『ああ、おはよう、相棒
相棒の心の声はよく聞こえているぞ』
「そうか、悪い悪い」
『悪いと思ってないだろ?』
「いや、思ってるぞ?」
『疑問形になってるんだが・・・
まあ、そんなことはいいが、
相棒もそろそろ禁手に至れるんじゃないのか?』
「そうか?
でも、どうやったら禁手に至れるんだ?」
『至るには、劇的な変化が起きる。とにかく強いやつと戦うことだな。』
「でも、戦える奴なんていな・・・ま、まさか・・・」
『そのまさかだ。俺と戦うことだ。』
「戦うことは好きだがドライグなんかと戦ったら死んじまうよ!」
『精神世界でやるから死ぬ心配はない!』
「ちっ、しゃーね、朝食を食べてから行くから、少しの間出てくるなよ?」
『わかってるさ』
ドライグとの会話が終わると、すぐに母さんに呼ばれた。
「イッセー朝ごはんよ~」
「は~い、すぐ下に行くよ~」
この会話の後、俺はリビングに向かい朝食を食べ始めた
☆★☆★☆★☆★
場所が変わって今は白くて何もない空間、神器の中(精神世界)にいる。
そして今、赤いドラゴンと戦っている。
『Boost』『Boost』『Boost』『Boost』『Boost』『Boost』
「いくぞ、ブーステッド・ギア」
『Explosion!!』
「先制攻撃をくらえ!
火竜の咆哮」
いつもの何倍もの威力のでたブレスだったが、ドライグのブレスによって押し負けた。
やはり、二天龍と呼ばれたのはだけのことはあるな・・・。まだまだか・・・。だが、戦う以上負けられない。
俺は走り出しドライグを殴りにいった
「火竜の鉄拳」
半歩下がり、
「雷竜方天戟!」
技を撃ち終わると爆発は起きたが、ドライグにダメージを受けた様子はなかった。
『イッセー、強くなったがまだまだだ!』
そういうと、ドライグは特大なブレスを放ってきた。
炎のブレスだったから水属性のブレスで跳ね返そうとしたが、『Reset!』と聞こえ、赤龍帝の籠手の能力解放が終わってしまった。俺の体から倍増された力も消える。力が戻ったところでドライグのブレスを受けてしまった。
「ぐぁぁぁぁぁあああああ」
だけど負けられない、勝つんだぁぁぁぁ!
そして、俺は光に包まれた。
『Welsh Dragon Balance Breaker!!!!!!』
体が光に包まれたと思ったら、鎧を着ていた。
『相棒! 禁手に至ったぞっ!』
「ああ、そうだな。」
『でも、流石に俺のブレスが当たった時はやばいと思ったぞ』
「俺も終わったと思ったぐらいだしな。」
『禁手を解いたらどうだ?
結構疲れてるだろう?』
「ああ、そうするよ。」
と鎧を解除して現世に戻った。
☆★☆★☆★☆★
現世に戻り数分後・・・
『相棒、朗報があるぞ!』
「ん?なんだ?」
『禁手の継続できる時間なんだが、なんと・・・5時間は続くぞ!』
「まじかっ!ってすごいのか」
『ああ、すごい、今までの宿主も初めての禁手で継続できるのは初めてだぞ。
それに相棒はまだ幼いしな!本当に相棒は規格外だな。』
「規格外か・・・。だけどよ、ドライグ。」
『なんだ?』
「俺はもっと強くなってお前を使いこなせるように頑張るぜ。」
『ああ、だが覇にはのまれるなよ。
いくら相棒でもアレは危険だからな。』
「わかってるさ、のまれねぇよ
これからもよろしくな、相棒」
『俺こそ頼む、相棒、いや、兵藤一誠!』
という会話を終えアリサ(神)に禁手へ至ったことを報告することにした。
☆★☆★☆★☆★
「アリサ聞こえるか?」
『聞こえてるわよ』
「赤龍帝の籠手が禁手に至ったぞ。」
『それは凄いわね。もう少しかかると思ったのだけれども』
「そうか?てか、俺、思うんだけど、
アリサのいるところって楽しいの?」
『暇すぎてつまらないわ。そうね・・・
いいこと思いついた♪』
「いいことって?」
『それはイッセーと暮らすことよ!』
「まてまて、神様がそんな軽くていいのか?」
『いいじゃない、楽しいほうがいいでしょ?』
そんな簡単に決めれるのか?普段何やってるか知りたいぞ。だけど、聞かないほうがよさそうだよな・・・
「軽すぎる・・・
てか、どういう設定にするんだ?」
『お姉さんという設定にしましょうか。ちなみに年齢は15歳ということにするわ。』
「てことは、俺の家に住むのか?
というかなぜ15歳?」
『もちろんそうよ。年なんていくつでもいいの。年齢なんていつでもかえれるもの。』
「かるすぎる・・・。そして、母さんにどうやって説明するんだ?」
『記憶を変えちゃえばいいじゃない。』
「めちゃくちゃだ・・・」
『気にしたら負けよ?』
「はい・・・」
『先にイッセーの家で待ってるわ。
また後で会いましょ。』
こんな簡単に決めてもいいものかと思ってしまった、俺であった。
アリサが来るまでランニングしてくるかな。疲れもとれてきたし、もっと体力をつけないと。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
~ランニング終了後の自宅前~
結構、早く着いたな。
もういるのか?家に入ってみればわかるか。
「ただいま」
『おかえりなさい』
やはりもうすでにいました。神様はやることが早いようですね・・・、はい・・・。
「も、もう来ていたんだな・・・。」
『ええ、もちろん、早くイッセーに会いたかったからね♪』
「さようでございますか。」
『それよりシャワーを浴びてきたらどう?汗をかいてるでしょ?』
「う、うん。浴びてくるわ。」
~風呂場~
まったく自由な神様だこと。
『相棒も大変になりそうだな。』
「まーな、でも楽しみだ。」
『はっはっは、相棒らしいな。』
とドライグと話していると、ドアのそばに影が見えた。アリサか?
「そこにいるのは誰?アリサか?」
『そうよ』
といいながら、アリサが生まれたままの状態で風呂場に入ってきた。
「アノ、ナンデハイッテキタンデスカ?マダ、ボクガハイッテイルンデスガ。」
『いいじゃない。背中を流してあげるわ。』
「イイエ、ケッコウデス。」
漫画とか見ているとこういうシーンはいいと思うが、実際に起こると焦るな。アリサはスタイルはいいし、出てるところは出てて大きいし・・・。
俺の様子を見ていた、アリサが小悪魔のような笑みを浮かべてたずねてきた。神様が小悪魔みたいな笑みを浮かべていいのか?
『イッセー、どこ見ているのかしら?』
「ドコモミテオリマセン。デハ、デテイキマスネ。」
すぐに脱衣所を出て二階の自室へ上がっていくことにした。ベットで横になっていると眠くなってしまったので、すぐに眠ってしまい、次の日になってしまった。
☆★☆★☆★☆★
こんな生活を送りながら数年の月日が過ぎた
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