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魔法少女リリカルなのは~過去を捨て今を生きる者~

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ストライカーズ編!
  悪しき忌み子たち

 
前書き
なんか行き詰ってきたからアンケートを取りたいと思います。
ストライカーズ編が終わったあとにおまけを書こうと思っているんですが、内容がイマイチ思い浮かびません。
なので、読者様の中に「こんな話がみたいなー」「○○と○○の日常とか面白そうだから書いとけ」みたいなことをコメントに書いてください。
作者のかわいそうな脳内でもかけそうだった場合、頑張ります。
アンケート終了はすべてのネタを出し切るまでです。
心優しい方はご協力お願いします。

それではっ

 

 
ハル(仮)とアキラ(仮)がライトニングの二人と出会う少し前。
アリシアがガジェットを倒している最中、同じように人を発見した。
その人はハル(仮)とアキラ(仮)と同じコートを着ている、体格的に男性。
ガジェットの中心にいながらも、攻撃はされていなかった。

「時空管理局本局、遺失物管理部、機動六課です。ガジェットのそばから離れてください」

見た目は小学生のくせにしっかりと仕事をするアリシア。
男性は体ごとアリシアの方を向く。
やはりフードをかぶっており、顔は見れない。

「・・・オリジナルか」

男性はアリシアにギリギリ聞こえるような声で呟く。

「オリジナル・・・?」

アリシアは男性の言うことが理解できず、少しその場で考え込んでしまう。
が、すぐに本題を思い出す。

「とにかく、おとなしく投降してください!」
「コピーならまだしも、オリジナルの言うことを聞くつもりはない」

男性はわけのわからないことを言う。
が、アリシアはコピーと言う言葉に覚えがあった。
そのとおりだとしたら、自分が「オリジナル」と呼ばれたことにも納得がいく。

「プロジェクトF」

確信付けるように、男性は言った。
そしてやはり、アリシアはその言葉で確信してしまう。
彼は知っているのだ。
自分がプロジェクトFの関係者であるということを。

「なぜあなたがそれを知っているのか、説明してもらいます!」
「断るといったはずだ。それにアキラとハルカがレリックを回収したことも分かったから、オレはこの場から離れる。じゃあな、オリジナル」

男性はそう言って電車の窓を壊して空へと逃げていった。


そして同時刻。
オレとリインが列車を止めようと操縦室に入ったときだった。
ほかのところと同じように真っ黒なフード付きのコートを着た人が一人いた。

「時空管理局本局、遺失物管理部、機動六課だ。おとなしく投降しろ」

オレはヤミを相手に向ける。

「・・・・・」

体格的に男だろうと思われるソイツは一度こちらに顔を向けただけで、それからずっと行動をしない。
自分から攻撃するのはなんとなくいけないと思ったからオレは相手が動くのを待つ。
一分と少しが経った頃だろうか。
彼はフードからギリギリ見える口を動かす。

「・・・九年前。ヴァレスティア」

微かに、そう聞こえた。
しかし、彼がソレを知っているはずがない。
九年前、春香・ヴァレスティアが誘拐されたことを。
あの事件は身内で騒ぎになった程度で、ニュースにはなっていないはずだった。

「なんで、知っている。お前は誰だ!」

オレはリインがいることも忘れ、彼に怒鳴る。
彼はオレの気も知らず、淡々と話す。

「【Bad Prohibition children】」

それだけ言って窓を割り、外へと飛び出した。

「Bad prohibition children・・・?」

日本語に訳すと【悪しき忌み子たち】。
今のオレにはなぜ彼がそういったのかなど分からず、呆然と立ち尽くすしかなかった。


その後、ハル(仮)が落としたレリックを拾い、少ししてから着た管理局の人に預け、オレたちはその場を離れる。
機動六課が始動して最初の事件は、バッチリ解決とは行かなかったものの、作戦を成功させ幕を閉じた。
 
 

 
後書き
前回切る場所を間違えた。
絶対にこれはおかしい。
そんなわけで新キャラ残り二人、登場です。
キャラクター説明は今回メンドイので省きます。
「説明なかったらわかるわけねーだろ!」
という当たり前の感情をもている方はご報告を。
あとがきで書きます。
でも一応本編でも軽く説明は入れる予定です。
あと、以前質問に答えてくれた物を軽く参考にしつつ「悪しき忌み子たち」というグループが誕生しました。
名前に意味はあるけどそこまで出てくる名前ではないのであまり気にしなでください。

それではっ
 
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