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東方空華録

作者:entuuga
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第一幕「少女の思い」

 
前書き
幻想鏡の大木の前に立つ一人の少女、祇羅神華夢李(しらかみかむい)は、自分の能力に不満を覚えていた・・・。 

 
華「私は空気を操る能力を持っている、でも・・・・。」

いままでで人の役に立ったためしがあっただろうか?
まわりから酸素をなくす・・、そんなことは人の迷惑にしかならない。
二酸化炭素を増やす・・・、周りの人が死んでしまう。
幻想鏡に来ればきっと自分でも役に立つことがある。そう思って自分の故郷を飛び出した。
だが・・、ここでもダメなのか。
いまだに幻想鏡の住民と打ち解けていない。

華「故郷に帰ろうかな・・」

そう思った瞬間に、木の後ろから声をかけてくるものがいた。

魔理沙「ん?見ない顔だな。新しくきた子?」

華「あ、うん。そうだけど・・・。」

魔「ふーん。あたしは霧雨魔理沙!よろしくな!」

華「うん。よろしくね・・・。」

魔「元気ないなー。  おっそうだ!今から博麗神社に行くんだけど一緒にいくか?」

 「まだ幻想鏡に慣れてないのならぴったりだぜ!」

魔理沙がそう言うと私は小さくうなずいて、黙ってついていくことにした。
このとき私はまだ知らなかった。魔理沙との出会いが一気に私の人生を変えることを・・・。



                                次回へ続く 
 

 
後書き
はい、東方空華録第一幕、いかがでしたでしょうか?
ここまでみていただきありがとうございました!
次回も見ていただければ幸いです!


おまけ

祇羅神華夢李のデータ

名前 祇羅神華夢李                                    
能力 空気を操る程度の能力

種族 人間

性別 女

スペルカード

空符「カーボンデオキシド」

空符「ドライオキシゲン」

空符「カオスドライ」



            ※現時点での能力とスペルカードです。




                             
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