宇宙の果てでI LOVE YOU!!!
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IS学園のお兄さん
1
前書き
短いとのことなので(ごもっとも)少々長くしますね
わかる人にしかわからない兵器ネタが多いかもしれませんが
できればお付き合いください……画像補足はできませんが、できる限り補足させていただきます
「制服は軍で着ていたものでよしとして……」
「学校は初めてなので楽しみですね!」
「学校とは学舎であり小さな社会と名称されているようですが……」ブツブツ
「そんなに気張らなくても……大丈夫ですよ?」
上からW.I.Zγ → β → α
見事な十人十色な学校への反応
和みますね……
と、ここで今現在の状況はというと……IS学園手前の海上です
一日ずれたことにより自費でここまで航らなければならなくなったので
この日のために用意しておいた新作兵器“バトルスーツARS”で移動しています
泳ぎで
勿論ブースト機能はあるのですが連続使用できないので、最終手段で泳ぎなんです
偶然なのかどうなのか……海や空がオオシケで航空機も船もストップしていたんですよ
流石にあの日出ていなければ入学式に間に合わなくなってしまうので最終手段という訳なんです
「W.I.Z、一応あなた達には防水加工は施していますが仮のものなんですからね?」
「「「了解(です)しました!」」」
いつの間にか各々のW.I.Zが自身のボディを造っていたことについては触れないでおこう
曰く現実的に役に立ちたいそうで……
装備が各々グレネードランチャー
γはフリーズ
βはナパーム
αはスタン
しかもいつの間にか私が設計していた兵器のボディアーマーを開発、常時展開OKなんだとか……
三人力を合わせればアルゴスまで展開できるそうで……妹がレベルアップしすぎでお兄さん役立たず?
▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
「これが教室ですね!」
「成程……勉学の為の設備……」
「不思議ですね~」
「はい、行儀よく待っていましょうね……」
「「「はい(!)」」」
無事余裕のある到着を経て入学式、そして教室……
私は一応妹の護衛の為に学校に通っていたこともあるので学校が本当に初めてなのはW.I.Z三人姉妹だけ
資料でしか見たことがない教室はW.I.Z妹達にとって興味深いものなのでしょうね……
私?私は一応先行配備としての役目があるのでそれに集中しています……
「成程……射撃場もあるのですね……これはチェックです」
施設の確認、安全性等々……チェック事項は多いですが
これも妹達が安全に学園へと転入するための布石……手は抜けませんな
「兄さん!」
「兄さま…」
「お兄さま」
上からγ → β → α
「はい?どうかしましたか?」
「何か接近してきますよ!」
「ん?」
「件の女性かと…」
「件の……ああ」
「どうしますか?」
「どうすると言われましても……接触?」
件の女性……私と因縁浅からぬ女性
それにしても始まってたんですね……授業
確か………そう、自己紹介?
「まともに自己紹介もできんのか」スコーン
フイと青年を名簿で叩いた女性と目が合う
そう……彼女こそ件の女性……
そして既に私の体は動いている!!!
その場では到底あり得ない音と共に私の名簿と相手の名簿がぶつかり合う
「久しぶりだなケンプファー………」ギチギチギチギチギチ
「おやおやご挨拶ですねぇ……何とかヒルデさん……」ギチギチギチギチギチ
彼女の名は織斑 千冬……短い期間と言えど私と教官時代を共にし、そしてことあるごとに私に妙な嫌がらせをしてくる女性……
「あなた……軍を抜ける際に私の制服を隠しましたね!?」カンッ
「なんのことだかな……」ガッッ
「とぼけないでください!!!あんなことをするのはあなた以外に誰がいるというのです!?」ガッッガッッ
「お前の妹達がいるじゃないか」バシッバシッ
「皆いい子ですからね!隠す処か制服を一緒に探してくれましたよ」スッスッ
「私がやったと証拠があるのか?」スカッスカッ
「監視カメラって便利ですよね!?」ガキッ
「!?」グググ
「クラリッサがね、私の部屋に監視カメラを取り付けていてくれていたのですよ……知らされてませんでしたが……サプライズだそうで」ブンッ
「くっ」
((((それって盗撮カメラじゃないの……))))
「あなたが私の制服を持ち出すシーンがしっかり記録されていましたよ!!!」バーン
「ばれたか……」
「ええ、ばればれです」
「うう……」
「どこに隠したんですか?結局見つからなかったのですが」
「…………」カー
「???」
「や、山田先生……後はお任せします……」バタバタ
「へ?あ、はい!?」
………逃げられた
▽▼▽▼▽▼▽▼
「W.I.Zαですよろしくお願いしますね?」
「W.I.Zβです……よろしくお願いします」
「W.I.Zγです!よろしくお願いします!」
「先行配備お兄さん、W.I.Zの兄です……フリッツ・ヴィルヘルムですが、お好きなように呼んでください」サッ
挨拶と共に敬礼
一先ず自己紹介は無事に済んだと言えるだろう……
「はい、ヴィルヘルムです………ああ、ラウラですね?……おやおや……皆さん元気そうで……」
「あの……ヴィルヘルム君……授業中ですよ……」
「ノン!!私にとって授業は二の次……家族サービスが最重要事項なのです」
後書き
軍で着ていた制服
エクストルーパーズより特殊部隊制服(戦闘服ではないです)
バトルスーツARS
ヴァンキッシュより
アルゴス
ヴァンキッシュより
敬礼
エクストルーパーズより
片手を前に出し、肘から曲げて上に綺麗に伸ばし、もう片手はもう一方の腕の肘に添えるようにする
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