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ミライゲェム I(優斗編)

作者:縄文土器
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2話「竜騎士団」

 
前書き
今回は、モンスターとの戦闘シーンが出てきませんが、今回は、ゲームを通すことでの人間の愚かさを描いています。
じっくりお楽しみください!
ちなみに…
この小説のキャラクターのイメージイラストを書いてくれるかた募集中です。
よろしくお願いします。
でわ、本編へGO!↓ 

 
僕は、彩に渡す為のゲームを用意していた。
是非ともこの時代のゲームを感じて欲しい…
いや…この時代に慣れるために…そう…なぜなら
彩は(本編でわかります)なのだから、
「ラストワールドクエスト」
バーチャル空間へ入りこんでプレイするオンラインゲームだ、
パソコンに繋いだヘッドホンのようなものを頭に付ける…そして
パソコンに繋いだ機械の椅子にすわり、しばらくじっとする、
機械といっても、パソコンに繋いでなければ
背もたれの長い椅子にしか見えない、
しばらくすると、下の丸い台からプラスチックの壁が上がってくる、
すると、ウィンドウが出てきて、
パスワード認識画面にうつる、ログインボタンを押すと、機械についている目隠しのようなものを上から下ろして目に当てる、
そしてバーチャル空間へ入れるのだ…
その機械とパソコンを彩に渡す。
そし僕はすぐに彩のことを気にせずに機械へ座ってログインした。
もうすぐギルドで話し合いが始まる…
ギルドマスターがゲームをやめてしまうので後継ぎを誰にするか話し合う約束をしていた…
僕は、ギルドハウス(ギルドの持つ拠点)に入ると、もう話し合いは始まっていた。
しかし、まだ始まったばかりらしい、
「遅いぞ、クドラ」
僕は、ゲームの中ではクドラと名乗っている。
ギルドの戦闘班班長のルークが僕を呼ぶ、
(ミオティス:クドラさん、まだ始まったばかりですから大丈夫ですよ、)
声をかけてきたのは、2014年プレイヤーであるミオティスだ、
ミオティスは、エルフという種族のスナイパーだ、
ミオティスは、男だ、
ラストワールドクエストは、去年に
2014年のラストワールドとネットワーク通信できるようにし、
2014年プレイヤーと、冒険することができる。
僕は、大きなテーブルを囲んだ椅子の中の残っている一つの椅子を探して座った。
ギルドメンバー全員が話し合いに参加した。
話し合いは、悪い方向へと進んでいく…
「俺一人でこのギルドを支えれる訳無いだろ!」
ギルドマスターに推薦されたプレイヤーが、必死に拒否している
「そんなこと言っても、元ギルドマスターは、6年間このギルドを支えて来ただろ?元ギルドマスターは、同じ人間じゃないか!それが出来ないのか!?」
ルークがプレイヤーに言う…
確かに、ルークの言っていることは、間違っていない…
一人のプレイヤーに出来ることが出来ない訳が無い
そもそも元ギルドマスターの時は楽しんでだり、批判するくせに
自分がギルドマスターになるのは拒否…
責任をギルドマスターにどれだけ背負わせて来たか良くわかる
するとルークが言った。
「誰もやらねーなら俺がやる!」
そういってたちあがった。
さすがにこれでとりあえず治まると思ったが思わぬ一言がギルドメンバーから飛びだす…
「ルークにまとめれるか?俺やめるわ」
そう…これが今の人間だ…
人間はこんなものなんだ……… 
 

 
後書き
どうでしたか?
自分がやりたいことはやり、やりたくないことは人に任せる。
誰かがやってくれるそう思っている人って多いと思います。
あと、気にいらない人だったら、
「そいつがやるなら俺やめるわ」
という人も多くいると思います。
でもさすがに現実では言いませんが、
ゲームだとたかがゲームだから、と責任をさけたり、まあ、あいつがやってくれるか、など人にたよったり簡単に出来てしまうんです。
そういうのに立ち向かったルークは、どうなってしまうのか!?
次回をお楽しみに! 
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