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『野』にある恋。

作者:ぁぃ愛
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偶然




夏休み。

あたしはりこちゃんと男子2人で勉強会をしに行った。

偶然そこで会ったのは、私服姿の神野くんだった。


「なんでお前らがここにいるんだよ」


「うっさいなー!神野には関係ないでしょ」


「は?聞いてるだけじゃねーかよ」


りこちゃんと神野くんはいつでも仲が悪そうに見える...


「い、いつもなんで言い合うんだよぉ...」


「あ、中野!」


「ども...あたしたちは勉強しに来たの。もうすぐテストじゃん??」


「あ、なるほどね!でも、お前らは馬鹿だから、勉強しても意味ねーよ」


なにこいつーーーー!

なんか勉強する気失せるんですけどぉぉぉぉ...

とか思いつつ、


「うるさいなぁ!あたしたちは頭いいんだよ?知らなかったのー??」


「え、じゃあ順位は??」


「.....182位中...168位だ..ょ。」


「えええええ。お前馬鹿じゃん!おい中野ぉぉぉ!」


ばかにされたけど、悪い気はしなかったwww

ま、それなりに勉強して、その日は帰ったんだ。

 
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