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DQⅤ 世界を救う少女

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第一部・トラブルを解決する幼女
  ビアンお兄さんと洞窟で冒険をします

 
前書き
さあ、やっとリーアちゃんの冒険が始まります!
今回は、タイトル通りビアン君が洞窟についてきます。
やっぱ女の子だし!非力ですしね!! 

 
今日は、ビアンお兄さんが来ませんでした。
心配です。どうしたんでしょうか。
見に行きたいのはやまやまなんですけど、いきなり押しかけたら失礼だし、第一ビアンお兄さんが住んでいるところを知りません。
なので、今日は一人で遊ぶことにします。

外に出たら、この村に帰ってきたときには気づかなかったけど、大きな洞窟がありました。
よく見ると、入り口に誰か人がいます。
本では、洞窟は暗くてジメジメなのでモンスターがいっぱいいるって書いてありました。
だから、あの人は危ないです。行って教えてあげよう。

「すみません、そこの人!」

そう言いながら近づいて行くと、その人が言いました。

「なんでしょーか。…あ、リーア。どうした、洞窟はあぶねーから入るんじゃないぞ。」

その人は、ビアンお兄さんでした。
病気かと思ったので、良かったです。
それにしても、何をしていたんでしょうか。

「ビアンお兄さんは、何をしていたんですか?」
「薬師のじーちゃんを探してたんだ。」
「なんでですか?」
「俺の母さんが病気になっちゃってさ、この村に薬をもらいに来たんだよ。」
「大変ですね。それで?」
「それで、その薬に使う薬草を探しに行った薬師のじーちゃんが、ここに入って戻らないんだと。」
「なるほど。探しに行かないんですか?」
「あぶねーじゃねーか。」
「その通りですね。じゃあ、私が行ってきます。」
「お前は冷静な顔して何を言っている!」
「大丈夫です、私それなりに強いので。」
「……よし、じゃあ俺も行く!」
「だめです。」
「大丈夫だよ、俺それなりに強いから。」
「さっきの私のセリフと似てますね。」
「似てるな。じゃ、行こう。」
「なんか腑に落ちませんがまあいいです。行きましょう。」

そんな会話をして、私達は洞窟に入って行きました。

ここは、洞窟入り口付近です。

「そういえば、ビアンお兄さんは武器持ってるんですか?」
「持ってるぞ。ほら。」

ビアンお兄さんに言うと、ビアンお兄さんは小さなナイフを取り出しました。

「それ、なんですか?」
「ブロンズナイフ。お前は持ってんのか?」
「持ってますよ。ほら。」
「なんだそれ。」
「銅の剣です。」
「剣か…。なんかイメージあわねえな。」
「そうですか?」
「ああ、お前はもっと杖とか持ってるタイプな気がする。」
「そうでしょうか。」
「そうだ。」

そんなことを話していると、岩陰から何か青い物体が飛び出してきました!

「これはスライムというモンスターです。主に2,3匹の群れで生活しており、食べ物は…」
「お前は何冷静に分析してんだよ!ブレイズ・エンバー・サラマンダー、メラ!」

突然のことでおどろいていると、ビアンお兄さんがメラで倒してくれました。
ビアンお兄さんは強くてかっこいいです。

「主に草食なので、草、野菜など。食べ物が少なくなると人里に下りて畑から…」
「おいリーア大丈夫か!倒したぞ、そこに階段があるぞ!行くぞ、目を覚ませ!」

まだ立ち直れないでいると、ビアンお兄さんが肩をゆすって戻そうとしてくれました。
ビアンお兄さんは頼りになります。

私達は、ビアンお兄さんが見つけた階段で薬師のおじさんを探しにさらに奥へともぐっていきました。 
 

 
後書き
二人の武器が普通と違いますね。しかし!
男の子が果物ナイフ持ってたら引くでしょ!
女の子が木の棒で戦ってたら死ぬでしょ!
というわけで、大目に見てください!
 
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