ハイスクールＸ×Ｘ

XANXUSside

「色即是空…」

ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

木魚を打ちながらお経を唱える帝釈天

「…今までありがとう…」

泣いている顔をハンカチでふく喪服を着たルシファー夫妻
……２，３つツッコませてほしい…が何故こうなった？
大炎雷狼牙で氷は８割位溶けた
ずっと寝ていたネグレリアから雲ハリネズミか雲スピノサウルス出して貰って
匣コンビネーションすれば溶かす事が出来たのだろうと思いチャージ匣を使って
直接死ぬ気の炎を当てて溶かしてマグレガー・メイザースが解凍されて終わりと思いきや
サーゼクス・ルシファーが棺桶に入れて、皆、喪服に着替えてほしい。と言い出した
和風の葬式を上げる事になり何故か帝釈天がお経を唱える坊主の役を買って出た
人材の無駄遣いと言うのはこういう事を言うのだなと初めて理解した
話は最初に戻るがツッコませてほしい…何で葬式あげてんだよ！
マグレガー・メイザース生きてるからな！
死ぬ気の炎・零地点突破・初代エディションで凍らせたら
日本の冷凍マグロの細胞を殺さなくて凍らせる技術以上に新鮮なんだよ！
植物状態では有るが生きているんだよ、マグレガー・メイザースは！
つーか帝釈天、お前生きているの気付いてるだろ！
小猫と黒歌生きてるって気付いていて、状況が状況だけに言い出せなくなってるぞ！
ルシファー眷属が強いから一人でも今の内に始末しておこうってか！
てか、三大勢力和平したんだから天使を呼べよ！何で日本の葬式なんだよ！
て言うかフィールド決めようとパーティｋ会場に来たのに葬儀になったんだぁああああ！！

「マグレガーと出会ったのは100年以上前の事でした。
当時アレイスター・クロウリー等の黄金の夜明け団の有名な魔術師達が」

ヤバイ、ヤバいぞ
生きてるって言い出せない
って、よくよく考えたら此奴等敵になるから良いか…

「そしてマグレガーは私の僧侶に」

「ﾝﾎ」

あ、マグレガー・メイザースが
棺桶の中の花の花粉を吸ってしまって咳をした…

「本当に、本当に今までありがとう…私の僧侶で居てくれて」

おい、完全に目を覚ましてるぞ彼奴
若干だけど汗をかいちゃってるぞ


…………………………………………………………………………………………………………………………………

「全員の挨拶は終わったか…」

泣き止み呼吸を落ち着かせるサーゼクス・ルシファー
本当に戻れない一線を越えてしまったぞ、マグレガー・メイザースよ
……あ、そうだ！

ｼｭｳｳｳｳｳｳｳ

「私からコレを」

俺はメフィストフェレスになって本を棺桶に入れた

「メフィストフェレス殿…」

「彼が研究していた禁術を纏めたものだ
サーゼクス殿、コレから禍の団との戦いは激化していく
別れを惜しむ暇等も無いほどに」

「「「「（いきてるし！
と言うか死んだとしてもそれはヴァリアーが原因…）」」」」

咲夜達が何か言いたそうだが知らないな

「タンニーン
君のブレスで遺体を」

「ああ、わかった」

元六大龍王・魔龍聖タンニーンは先程まで
禍の団を退治しにいっていたが戻ってきた

「さらばだ、メイザース！」

カテレアside

「XANXUS、良いのですかアレで？」

あの後タンニーンの吐いた炎の中から
ター●●ーターの如くマグレガー・メイザースが現れドッキリ大成功と
ドッキリではなく本当に凍らされており帝釈天はあのまま殺す気でした
私も殺すことに関しては賛成だと思いなにも言わなかったのですが

「アレでは
ヴァリアーが弱い雑魚の集まりと思われます
タンニーンクラスの一撃は放てるが全員でやっとと」

「だからこそだ
チョイスで血祭りにする」

XANXUSは懐から漢字で夜とかかれた雷マークが入ったカードを見せた
時間帯が夜で雷の硬化を生かしたフィールド、それが今回のチョイスのフィールド

「俺はフィールドの制作に入る」

XANXUSはそう言うと消えた……

「いったい何が目的なんでしょう…」

「油断させる以外に無いわよ」

後ろから声がしたので振り向くと咲夜が

「XANXUSは居ないです」

「みたいだけど
丁度良いわ、コレを見て」

咲夜は部屋にあるソファーに座り机に書類をおいた…コレは

「ヴァリアー隊員ですね」

私達の部下のプロフィールですね
ラオウに白川恭子に四乃森蒼紫にパチュリーにエー
雲と大空以外の属性の方ですね
因みにですが
ラオウ（晴）はランスロット
白川恭子（嵐）は私
四乃森蒼紫（雨）は秀元
パチュリー（霧）は咲夜
エー（雷）はイワンコフの部下です

「彼等がどうかしましたか？」

「XANXUSが新しく作った
匣兵器とリングを一緒にして別の形状にした物を持ってるのよ
もしかしたらなんだけど…私達幹部を」

「演技でも無い事を言わないでください！」

何を恐ろしい事を
もし幹部で無くなった場合
私はXANXUSの子を宿し育児休暇をとります！

「冗談よ」

冗談ですむ問題では無いです

「そう言えば雲属性は？」

「ああ、ネグレリアに渡したみたい」

…やはり、彼女には甘いですね…早い内に朱乃とネグレリアには
正規のヴァリアー隊員にならなくては此方が困ります…

「それよりもカテレア、気にならないかしら？」

「なにがですか？」

XANXUSがネグレリア達に手を出さなく
尚且つ勃たない理由なら気になりますが

「XANXUSの匣兵器
ランスロットとイワンコフも貰っていたみたいで
ランスロットはウンディーネ、イワンコフはパキケロサウルスだったの
おかしいと思わないかしら？」

確かに言われてみればおかしいですわね

「私達は幻獣や妖怪等で
XANXUSだけが通常のライオンはおかしい
天空ライオンの能力値はパワーースピード・スタミナ・知能全てA＋
文句無しの匣兵器で大空の調和を十二分にいかせるのだけれど」

咲夜は隊員のプロフィール書とは別の紙を渡した

〖　雷神喰狼

パワー　SSS

スピード　SSS

スタミナ　SSS+

知性　EX

術　SS

性格　一途で合理的

新たに作りし匣兵器
恐らく製造に成功する可能性は低く
魔法でのクローンと科学でのクローン
両分野を出来る者のみ製造可能な神獣シリーズ
妖怪や神獣シリーズには術と言う項目が新たに備え付けられる
雷の炎の硬化で牙や爪を強化するだけではなく毛を毛針のように飛ばし
避雷針の如く扱い攻撃する事も可能で全距離で戦える匣兵器
だが、あの機能はつけれなかった〗

コレは…

「テリーの説明書ですね」

あの機能と言う部分が引っかかりますがテリーの説明書ですね

「他も似た感じで
最低がSSランクなの
おかしいと思わない？XANXUSの匣兵器が天空ライオンって」

確かにおかしいです…

「テリーがフェンリルのクローンと言う事は
ロキに接触した可能性があります。もしや天空ライオンはギリシャのネメアでは」

ハーデスの老害ならば力を貸すはずでしょう

「その可能性もあるけど
どんなに探しても天空ライオンの設計図が、ほら」

咲夜は通常の天空ライオンの製造法ですね…

「パキケロサウルスにされていた
鎧なんかも一切無くて、普通の白いライオンだったわ」

確かにそれは覚えています…

「おぃ」

！？

後ろからXANXUSの声がすると意識を失い目が覚めると自室で寝ていた

「どうやらベスターには秘密が有るようですね」

恐らくとてつもない秘密が