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ぷよぷよ物語

作者:Araki桜
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クッキーと・・・ ※

 
前書き
レムレス先輩と付き合い始めて早1ヶ月。初々しさはもう感じない。
私も慣れてきて、友達とぷよ勝負で遊ぶ日が多くなってきた。
久しぶりに先輩の家へ行って『クッキー』を振舞ってくれた日のこと。
 

 
「また勝ったー!」
私は友達のアミティとぷよ勝負していた。

2対1で私の勝ち。いい接戦だったわ。
「また負けたぁ!!!!」
アミティは地面にぷよを叩きつけて悔しそうにしている。
叩きつけられたぷよは跳ね返ってどこかへ飛んでいってしまった。
「こうしちゃいられない!」
よほど悔しかったのか、どこかへ走り去ってしまった。
アコール先生の補修を受けにいったのかな?

「アコールせんせーい」と遠くから声が。
やっぱりそうだったのね。
自然に笑みが溢れてしまう。

その時、

ふと背後に気配を感じて私は振り向いた。
そこには少し寂しそうな笑みを浮かべたレムレス先輩が立っていた。

相変わらずの美しい顔立ちと表情に見とれていると、
「今から僕の家に来ない?あま~いお菓子を振舞うよ」
気がつくといつもの笑顔の先輩だった。

最近あまり顔を合わせてなかったし、断る理由なんか見つからなかった。
ちょっと寂しそうな顔をしたのは気のせいだったのかしら?


「はい、あま~いお菓子と紅茶をどうぞ♪」
「ありがとうございます」
綺麗に掃除された部屋の白いテーブルの上に
甘そうなクッキーと紅茶が置かれ、紅茶の優しい香りが漂ってきた。

しかしそれは私一人の分だけであって、先輩のものはなかった。
いつもは一緒に食べるのに、珍しいこともあるものね。

「先輩は食べないんですか?」
「僕?僕はいいよ」
私が不思議そうに首を傾げてるのがわかったのか
「今日はキミの美味しそうにたべてる姿を見てたいんだ」
と、付け加えて言ってきた。

「そうですか…それじゃあ、いただきます」
先輩がニコニコしながら見てきて食べ辛かったが、
なんとか食べ進めることができた。

先輩の作るお菓子は全部甘いけど
今回のクッキーはいつにも増して甘い気がした。
しかし紅茶の軽い苦味に合っていてとても美味しかった。

さっきから体が火照っている気がする。
アミティとの勝負の熱がまだ残ってるのかしら?
特に気にする事もないと思った。

クッキーを食べきって紅茶も飲みきると
レムレス先輩は紳士的に皿やカップを片付けてくれた。

夏でもないのに熱くなってくる体に違和感を覚えながら
他愛もない話をしながらぷよをつついたり
お手玉にして遊んだりしていた。

つんつん、とぷよをつつくと
ぽよよーんと震えるのがまた可愛い。
自然に微笑んでしまう。

ふとレムレス先輩を見ると
いつもとは違う、真剣な表情をしていた。


「先輩、どうした、ん…」
いきなりの事で一瞬頭が真っ白になってしまった。
目の前には先輩の顔があってキスされたのだとやっとわかった。

「せんぱ…ぃ…ん、あ…」
唇だけでなく、口の中にまで容赦なく舌が入れられる。
赤面しているであろうという事が、自分でもわかるほどだった。

顔だけでなく体全体が熱くなっていく。
さっきより熱くなって火照った体にはもう力が入らない。
ディープキスはこれが初めてではない。
しかしこんなにとろける様な思いをしたのは初めてで
先輩の舌を受け入れてしまう。

静かな部屋にクチュ...クチュと舌を絡め合う音だけが響く。
体は火照っていく一方で冷める気配はない。
いつの間にか私の両手と先輩の両手も絡み合っていた。

久しぶりに感じる先輩の温もりに安心しつつ
私の中で何かのスイッチが押された。

「レムレス先輩・・・っ私、もう・・・」
「もうシたいの?いつもよりはやいんだね」
意地悪な笑みを浮かべ、先輩は私の耳を甘噛みした。
「ひゃっ・・・せんぱいっ・・・」
「薬が効いたみたいだね」
「え・・・?薬?先輩、それどうい・・・―――!!」
私の質問を阻止するように先輩の手が私の胸の頂点へと運ばれ
弄ぶかのようにいじられる。
私はそのたまらない快感に身を捻らせ耐える事しかできない。

いつもとは比べられない快感に襲われ
頭がぼーっとしてくる。
「あっ・・・・ん・・・ぁ・・・っ」
揉まれ、舐められ、時には引っ張ったりされているうちに
アソコが疼いてきて堪らなくなってしまった。
もっと過激な快感を求めてしまう。
もう理性なんて吹き飛んでしまいそうだ。

「あっ先輩・・・っもう我慢できな、い・・・」
レムレス先輩は目を細くして笑うと
私のアソコの方へと手を伸ばし、スカートを捲り、
下着の中へと入れた。
「ひゃっ、あっ・・・!」
「こんなに濡れてるよ」
イタズラするように、わざと音を立てながら
先輩は私のアソコの蕾をいじった。

盛大な羞恥心さえ快感に変わっていった。
はやく挿れて欲しいという感情が渦巻く。
私、いつからこんなに淫らになったのかしら。

早く、早く先輩を感じたい。

「も、もうダメっ・・・・挿れてくださ・・・い」
私はいったい、何を言ってるのかしら?
もうまともな考えなんて出てこない。
先輩の手が止まる。
髪の毛に隠れて表情が見えない。
私は淫らな言葉を発してしまったことの恥ずかしさと
先輩の次の行動が推測できなくて
心臓がドキドキして仕方が無かった。

私が荒い息を整えようとした束の間、
「・・・僕だってずっと我慢してたんだよ」

不意に体が浮き上がった。
先輩が私をお姫様抱っこをしてベッドへ向かう。
柔らかなベッドの上に優しく下ろされると
私の服はすぐに脱がされてしまった。

私のアソコからは絶えず愛液が溢れ出ている。
先輩が自身のベルトを外してる時間さえ長く感じた。

そして私の足が左右に広げられると
私のアソコに熱いものが擦りつけられた。
「ふぁ・・・・んっ・・・」
アソコの穴を探るように上下に動くソレが
一気に私の中に突き上げられた。
「やぁああっっ・・・・んあぁ・・・・・・」
私の口から悲鳴に似た声があがる。
あまりにも過激な快感に涙目になってしまう。
「大丈夫?」
心配そうに覗き込んでくる先輩の顔が直視できず
顔を手で隠してから頷く。
しかしその手をどかされキスされる。

「動くよ」
いやらしい音を立てながら先輩の腰が前後へ動く。
それに連動するように私も声が出てしまう。
とろけてしまいそうだ。
だんだんとスピードが上がっていき、
先輩も息が荒くなってきた。
「あっ、あっ、あっ・・・せんぱいっ」
「っ・・・キミの中、とってもキモチイイよ」
快感に溺れながらも先輩の愛を感じられ、
無性に抱きしめたくなって自分の腕を先輩の首にまわした。
「先輩っ・・・・・あっ、ん・・・好き、大好きっ」
先輩のソレが大きくなった気がした。
さっきよりももっと、もっと気持ちイイ。
「僕も好きだよ・・・・」
スピードがあがる。何かこみ上げてくる感覚。
もっと感じたい。もうおかしくなりそうだった。
「も・・・ダメ・・・っイっちゃ・・うっ・・・ぁ・・・」
「僕ももうイきそ・・・」
「あっあっダメ、イくっイっちゃ・・あぁあぁぁっっ!」
「っ・・・・・・・・・・」
私と先輩は同時に尽きた。


心地よい感覚から目覚めると、私はベッドの上で横になっていた。
服は元通り着ていて、さっきの事が夢のように感じられた。
横にはレムレス先輩が座っていて、
私の頭を撫でてくれていた。
その暖かく白くて大きな手。
愛しくなってついつい手に取ってしまう。
「起こしちゃった?」
「いえ、レムレス先輩の手、あったかいです」
先輩は優しい微笑みを向けてくれた。

「そうだ、お腹すいたでしょ?体力も減っただろうし」
「お恥ずかしながらもう動けません~・・・」
「さっきの媚薬入りクッキーだったらまだあるよ♪」
「あ、あれ・・・媚薬入りだったんですか!?」
薬って媚薬のことだったのね。
なんだかまた赤面してきてしまった気がする。
「顔、赤いよ」
やっぱり。
「~~・・・っ」
恥ずかしすぎて全身毛布で包まった。
後ろから先輩の声が。
「で、クッキー食べる?あまいよ~」

「もういりません!!!!」
しばらく布団から出れそうにない。















 
 

 
後書き
媚薬入りのお菓子、よくある設定ですね・・・。
少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
第一作品目でした。

☆ここまで読んでくださりありがとうございました☆
 ♡Araki桜♡ 
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